2019年8月10日(土) ★完成記念上映会&シンポジウム★ 「どうする?日本の水道―自治・人権・公共財としての水を」

       ★PARC新作DVD!★
  どうする?日本の水道  ~自治・人権・公共財としての水を~
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/suido.html

 水がなければ私たちは生きていけません。水は人権であり、自治の基本です。
 日本の水道普及率は98%を超え、豊かな水源と高い技術力によって、世界有数
の「飲める水道水」を誇っています。自治体が責任もって水道を運営することで、
日本国憲法第25条の生存権のひとつである「公衆衛生」が保障されています。
 しかし、日本の水道は今、多くの課題を抱えています。人口減による自治体の
財政難、老朽化した水道管などのインフラ、職員の高齢化・減少です。これら課
題の解決策として、政府は水道事業の運営権を民間企業に売却するコンセッショ
ン方式を推奨しています。2018年12月の水道法改正にもこれを促進する内容が

まれています。「民間からの投資」は、本当に「苦難を乗り切る万能薬」なので
しょうか?
 世界では、パリ市やベルリン市など、水道再公営化を選ぶ自治体が増えていま
す。英国では約40年間の民営化・官民連携は「失敗」と評価されました。世界に
逆行するかのような日本の政策。果たして、私たちはどのような選択をすべきで
しょうか?
 全国でも率先してコンセッション方式導入を進める静岡県浜松市、宮城県での
課題や市民の動き、専門家のお話や水道労働の現場から、「自治」をキーワード
に私たちの「水の未来」を考えます。

●監修:内田聖子(PARC共同代表)
●監督:土屋トカチ(映画監督)
●出演:
 池谷たか子(浜松市の水道民営化を考える市民ネットワ
ーク)
    尾林芳匡(弁護士)
    菊池明敏(岩手中部水道企業団参与)
    岸本聡子(トランスナショナル研究所)
    工藤昭彦(食緑水を創る宮城県民会議)
    近藤夏樹(自治労連公営企業評議会・事務局長)
    竹内康人(人権平和・浜松)
    辻谷貴文(一般財団法人全水道会館水情報センター事務局長)
    二階堂健男(全水道中央執行委員長)
    橋本淳司(水ジャーナリスト、アクアスフィア・水教育研究所所長)

アンヌ・ル・ストラ(パリ市前副市長・前水道局長)
●ナレーター:高島由紀子
●イラスト:ますだたいじ

◇制作:特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)
◇2019年/DVD/片面1層/カラー38分(予定)解説資料付き
◇本体価格:4,500円+税(図書館価格15,000円+税)
※発送は7月30日以降となります

★ご注文はこちらから
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/suido.html

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 ★完成記念上映会&シンポジウム★
 「どうする?日本の水道―自治・人権・公共財としての水を」

新作DVDの上映の後、後半のシンポでは、水道法改正のその後を含め、この半年
の状況をフォローアップするとともに、世界の再公営化の動き、日本政府の規制
緩和と成長戦略の分析など徹底的に行います。ぜひご参加ください

■日時:2019年8月10日(土)14:00~16:45 開場13:30
■会場:田町交通ビル6F ホール 
https://goo.gl/maps/aYPJffgNLuBHKhrZA
■参加費:1500円 ※予約優先
■プログラム
1.新作DVD『どうする?日本の水道―自治・人権・公共財としての水を』上映
2.土屋トカチ監督よりメッセージ
3.DVD出演者によるシンポジウム

■スピーカー
岸本聡子(トランスナショナル研究所)
橋本淳司(水ジャーナリスト、アクアスフィア・水教育研究所代表)
辻谷貴文(一般財団法人全水道会館水情報センター事務局長)
内田聖子(PARC共同代表)他

■お申し込み:
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/190810.html

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◆主催・お問合せ◆
NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail :office★parc-jp.org ←★を@に置きかえてください。
HP http://www.parc-jp.org/
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