2018年5月13日(日) 第60回 月1原発映画祭/交流カフェ 『新地町の漁師たち』上映+山田徹監督トーク

次回の月1原発映画祭は5月13日(日)、『新地町の漁師たち』を上映します。

新地町は福島県浜通りの最北、宮城県との県境にある町です。
東京電力福島第一原発事故によって、漁業はどうなったのか、
漁師たちにとってどんなふうに時がたっていったのか、
監督の山田徹さんが3年半にわたって新地町の漁業者たちに密着して、
その日々の生活や思いを記録した貴重なドキュメンタリーです。

映画では、地下水バイパス計画をめぐる話し合いの場面が出てきます。
原子炉に溜まる一方の汚染水対策の一環として、
地下水が原発建屋に入る前に海に放水するという計画ですが、
漁師たちはこれに猛反発。そこには、
現在議論されている「トリチウム水」の海洋放出の問題に通じるものがありそうです。
ぜひ多くの方に観ていただきたいと思います。

上映後は山田監督のお話をじっくりうかがい、
監督を囲んでの交流カフェでは、いつものように美味しいものをご用意します。
皆さまのご参加をお待ちしています!

第60回 月1原発映画祭/交流カフェ
『新地町の漁師たち』上映+山田徹監督トーク

■日時・プログラム

2018年5月13日(日)開場15:30、開会16:00
16:00 『新地町の漁師たち』上映
17:40 山田徹監督トーク
18:30 休憩
18:50 山田徹監督を囲んで交流カフェ
20:00 閉会

■映画

東日本大震災における津波や福島第一原子力発電所の事故により操業自粛を余儀なく
された、福島県太平洋岸最北端・新地町の漁師たちの姿を、3年半にわたり記録した
ドキュメンタリー。一時期は再生不可能とまで言われた新地町の漁業。国と東京電力
は原発の廃炉に向けた「地下水バイパス計画」を進めようと、漁業者から計画容認を
得るため交渉を進めるが、複雑な思いを抱えた漁師たちの間には賛否両論が巻き起こ
る。生活が一変した漁師たちや、それでも変わらず続けられる漁村の伝統祭事の様子
を捉えながら、様々な葛藤を抱えた漁業者たちの合意形成をめぐる交渉や、福島の漁
業の今を記録した。(2016年/日本/89分)
http://shinchi-ryoshi.businesscatalyst.com/

■山田徹監督プロフィール

1983年、東京新宿生まれ。自由学園卒。映画美学校ドキュメンタリー科を経て、2009
年から記録映画の製作会社である自由工房に勤務。記録映画作家である 羽田澄子監
督に師事する。個人活動として国内アートプロジェクトの記録映像に関わる。初監督
となる本作で第3回グリーンイメージ国際環境映像祭グランプリ受賞。
http://www.yamadatoru.com

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築60年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■参加費/定員

上映:1000円・定員30名
トーク:500円・定員30名
交流カフェ:500円(軽食と1ドリンク付)・定員20名

■予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。

1.申込みフォーム(上映・トーク・交流カフェ、別々にお申込みが必要です)

・上映 http://kokucheese.com/event/index/518048/
・トーク http://kokucheese.com/event/index/518049/
・交流カフェ http://kokucheese.com/event/index/518050/

2.メール eigasai2018★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

*件名を「月1原発映画祭申込み」として、参加者氏名(複数の場合は全員)、
 参加内容(上映、トーク、交流カフェ)を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*トークと交流カフェは映画上映に参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先 eigasai2018★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

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