2016年11月18日(金) 希望のまち東京in東部第21回読書会「緑の資本論」

希望のまち東京in東部第21回読書会「緑の資本論」
中沢新一『緑の資本論』を取り上げます。「イスラームとキリスト教。同じ一
神教的世界にありながら、その経済思想には重大な差異がある。イスラーム的
貨幣論は「一」を意味する「タウヒード」の構造によって組み立てられ、徹底
した唯一神信仰によって利子を厳禁する。一方、キリスト教的貨幣論は「三位
一体説」にもとづく増殖性を秘め、資本主義と極めて親和的である。この両者
の圧倒的な非対称が世界の現状を理解する鍵であり、イスラームは資本主義に
とってその存在自体が一つの経済学批判であることを、『資本論』の核心であ
る価値形態論を再構築することによって明らかにする」

日時:2016年11月18日(金)午後6時半〜8時半
※今回は例外的に金曜日夜に開催します。
場所:希望のまち東京in東部事務所
参加費:300円
希望のまち東京in東部読書会は発表者がレジュメを配布して説明し、それを受
けて参加者が自由に議論する方式です。書籍の用意や事前の通読は必須ではあ
りません。お気軽にご参加ください。皆様、是非足をお運びください。
http://www.hayariki.net/tobu/
希望のまち東京in東部読書会第20回「柄谷行人の仏教・道教」
http://www.hayariki.net/tobu/read10.html

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