2025年4月19日(土)第83回 月1原発映画祭の報告です。

4月19日(土)第83回 月1原発映画祭の報告です。

今回は17名で、俳優の中村敦夫さんが脚本、出演された朗読劇『線量計が鳴る』を鑑賞しました。
「通常のメディアでは報道されない情報を知ることができた」「原発政策の流れが網羅されていた」「何度も見たい」「長い作品だが、核の問題をすべて織り込んでいる」「とつとつとした語りが心に響いた」
などの感想がありました。

『線量計が鳴る』DVDの購入については、こちら「西日本出版社」のサイトをご覧ください。
https://jimotonohon.jp/annai/a172_dvd_senryoukei.html

また、脚本は書籍となっています。(今回の映像の脚本と、もう1本短い脚本入り)
『朗読劇 線量計が鳴る』而立書房 2018.10.20刊 1320円(税込) 

ゲストトークは「原子力ガリレオ」を名乗る、元原発技師の藤原節男さんにお願いしました。
ご自身の講演映像を映しながら、福島第一原発3号機は「水素爆発ではなく、核爆発であること」などをお話いただきました。1号機の爆発とは明らかに違う映像、事故後に見つかったホットパーティクルの中に核爆発でしか作られない物質があったことなど、初めて知ることも多く、参加者の皆さんから驚きの声があがりました。「東電の責任のあり方が変わる、とても重要な指摘だ」などの感想もありました。

交流カフェでは、ミネストローネとワインを楽しみながら、参加者の皆さんからさまざまな話題が提供されました。茨城県の東海第二原発を廃炉に追い込むために常磐線沿線でつながっていく活動、日本で報道されないオーストリアの脱原発、東京のあちこちで再開発による樹木伐採などなど・・・最後に藤原さんが「民主主義より大事なのは、人権主義ではないか」というお話で、予定を1時間もオーバーした会をしめてくださいました。

藤原さんは、原発についてのさまざまな情報を記録したUSBメモリを500円で販売されています。また日曜日には「経産省前脱原発テントひろば」(霞が関・経産省正門前に12時〜15時)に参加されています。詳しいお話を聞いてみたい方は訪ねてみてはいかがでしょう。
(なお、経産省前テントには、毎日日替わりでメンバーが座っていますので、霞が関付近を12時〜15時くらいに通るときには、どうぞお立ち寄りください)

*今回スタッフの準備不足やミスにより、オンライン配信がスムーズにいかず、会場参加の方にもオンライン参加の方にもご迷惑をおかけしてしまいました。今後このようなことがないように努めますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。次回は夏ごろを予定しています。

Theme by Danetsoft and Danang Probo Sayekti inspired by Maksimer