2017年9月12日(火) セミナー「消費に対して異なる展望を連帯経済は本当に促進できるのか? 連帯消費と交換市場の実践より」
セミナー開催のお知らせ
「消費に対して異なる展望を連帯経済は本当に促進できるのか? 連帯消費と交換市場の実践より」
このたびポルトガル、コインブラのCES(社会研究センター)に拠点を置く連帯経済研究グループの一人、Luciane Lucas dos Santos先生〔ルシアーニ・ルカス・ドス・サントス女史〕が来日されることになりました。
Dos Santos先生はもともとブラジルのご出身で、コインブラCESの研究員として研究活動を続けておられます。
この機会に、ヨーロッパでの議論と実践との比較の視野も含めた、オルタナティブな消費と交易の可能性についてお話いただくことになりました。
来日直前にポルトガルで開催される連帯経済と社会的イノベーションに関する欧州サマーセッションについても情報共有されると思います。
大学はまだ夏期休暇中ではありますが、貴重な機会ですので、皆さま是非ご参加ください。
日 時:9月12日(火)午後5時から7時
場 所:上智大学四谷キャンパス 2号館8階 2-815a会議室
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/map/map_yotsuya
講演テーマ:
Can Solidarity Economy really foster a different perspective of consumption ?
Solidarity Consumption and Exchange Fairs.
〔消費に対して異なる展望を連帯経済は本当に促進できるのか?
連帯消費と交換市場の実践より〕
(講演は英語で行われる予定)
参加費:無料
講師 Luciane Lucas dos Santos氏紹介
・2004年にリオデジャネイロ州立大学にてコミュニケーション・文化研究専攻にて博士号取得。
・2008年よりコインブラ大学CES(社会研究センター)研究員。
Boaventura de Sousa Santos率いる、欧州研究会議の助成を受けた通称「アリス・プロジェクト」(奇妙な鏡、予期せぬ教訓)のうち、市民による直接民主主義の研究チームに所属。
・2010年までリオデジャネイロ州立大学准教授、現在南バイア州連邦大学客員教授。
・ラテンアメリカの文脈における経済と美学におけるポストコロニアル研究とフェミニズム研究を専攻。
最近の研究プロジェクトは消費の社会学、経済社会学分野が中心。
具体的には、消費と経済のポストコロニアルおよび脱コロニアル研究、南の認識論、フェミニスト美学、フェミニスト経済、先住民の経済、批判的・連帯的消費、交換サークル、補助通貨など。
なお、本セミナーは科研共同研究「コモン・グッドを追求する連帯経済—ラテンアメリカからの提言」が上智大学グローバルコンサーン研究所(IGC)の協力を得て開催します。
問い合わせ先:
上智大学外国語学部 イスパニア語学科 幡谷則子
電話:03-3238-3968 E-mail: n-hataya★sophia.ac.jp; hatayanoriko★gmail.com ←★を@に置きかえてください。
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