2017年7月17日(月) タブーに踏み込む科学・科学者―軍事研究、遺伝子操作について考える
2017/07/17 池内了 島薗進 アーサー・ビナード 小沼通二ら シンポ「タブ
ーに踏み込む科学・科学者―軍事研究、遺伝子操作について考える」(両国駅)
シンポジウム「タブーに踏み込む科学・科学者――軍事研究、遺伝子操作について
考える」
いま、科学と科学者は大きな岐路に立っています。
安保関連法、武器輸出解禁、兵器開発のための軍学共同研究が推し進められつつあります。
これまでとは異なる精度と速度をもつ新たな遺伝子操作により、これまで自然界には存在しなかったような生命体が誕生しつつあります。
現代科学がいのちの尊厳を踏み越え、好戦者の手先になり、神の領域に近づきつつあるといえます。
そのことは確実に市民生活のあり方を変えていきます。
大事な市民との対話や社会的な合意形成を経ることのないまま、事態は暴走を始めているともいえます。
今回は、科学者と市民との対話を通して、いま科学と科学者の世界で何が起きているか、どうすればよいかを率直に話し合うスタートにしたいと思います。
日 時:2017年7月17日(月・祝日)開場 12時30分 開演 13時 終了 18時15
分
会 場:江戸東京博物館 会議室
JR総武線「両国駅」西口下車徒歩3分、東口下車徒歩7分
地図→https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/information/access/
講演者:
小沼通二氏(元日本物理学会会長、世界平和アピール七人委員会委員)
池内 了氏(名古屋大学名誉教授。世界平和アピール七人委員会委員)
島薗 進氏(上智大学大学院実践宗教学研究科教授、東京大学名誉教授)
石井哲也氏(北海道大学教授、日本生命倫理学全会員)
上林茂暢氏(龍谷大学名誉教授)
天笠啓祐氏(ジャーナリスト)
特別ゲスト:アーサー・ビナード氏(詩人)
内 容:
1部
13時10分~13時40分 小沼通二氏「これからの日本のあるべき姿―科学者の立場から―」
13時40分~14時10分 島薗 進氏「なぜ、倫理的な歯止めや方向づけが必要なのか?」
14時10分~14時40分 池内 了氏「学問は軍事目的であってはならない。安心・安全な
技術を導きだす学問でなければならない。」
休憩
2部
14時50分~15時50分
アーサー・ビナード氏「科学と科学者に注文する」
3部
15時50分~16時20分 石井哲也氏「ゲノム編集と生命倫理」
16時20分~16時40分 上林茂暢氏「ゲノムの時代の医学、医療技術」
16時40分~17時 天笠啓祐氏「食と農の現場から遺伝子換作を考える」
休憩
4部
17時10分~18時10分 パネルデスカッション 上記講演者の方々(司会・
天笠啓祐)
資料代:1000円
※途中入場あり
主 催:ゲノム問題検討会議、people21
協 賛:DNA問題研究会、秘密保護法を考える川崎市民の会
問い合わせ:神野玲子(携帯 090-2669-0413、E-mail jreikochan★yahoo.co.jp) ←★を@に置きかえてください。
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