2016年10月12日(水)【緊急院内集会】TPPにおける医薬品特許権の強化が途上国に与える影響
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★映画上映&レクチャーご案内★
TPPにおける医薬品特許権の強化が途上国に与える影響
国際市民社会の一員として、私たちはなぜTPPに反対するのか
https://www.facebook.com/events/1290243731009386/
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本国会でのTPP協定と関連法案の審議が目前です。
日本ではTPPは農産品の関税だけの問題とされていますが、国際市民社会が
懸念している最大のテーマの一つは、医薬品のアクセス問題。WTOのTRIPS協
定を超えるレベルの知的所有権の強化がTPPで実現されようとしていることです。
「TRIPS+(プラス)」というように知的所有権が強化されてし
まえば、グローバル製薬企業は特許権によってさらなる利益を得られる一方、
途上国の人々にとっては必須医薬品へのアクセスが困難になってしまいます。
また仮にTPPが頓挫したとしても、TPPで交渉された「水準」は次に来る貿易協
定の中に必ず引き継がれるであろうことからも、RCEP等、他の貿易協定で進む
知財の強化が懸念されています。国際的には、「国境なき医師団」や医療団体、
患者団体などはTPPにおける医薬品アクセス問題を一貫して指摘してきましたが、
残念ながら日本ではTPPが途上国の患者たちに与える影響について、ほとんど
取り上げられていません。RCEPでは日本と韓国が知財強化を提案しているとも
いわれ、その結果が途上国に与える影響について、先進国としての責任が問わ
れています。
本企画では、米国のTPP反対運動のシンボル的作品として、現在各地で何度も
上映されている話題のドキュメンタリー映画『薬は誰のものか?-エイズ治療薬
と大企業の特許権』を観た後、専門家によるレクチャーと意見交換を行います。
●日時:2016年10月12日(水)
15:00~17:00 ※開場14:30
●会場:衆議院第1議員会館 第二会議室
●内容(予定)
15:00~16:00 ★ドキュメンタリー映画『薬は誰のものか?』上映
(短縮版・簡易字幕付、60分)
16:00~16:30 「TPPにおける知的所有権強化が
途上国の人々に与える影響
~HIV/エイズ問題と国際市民社会の取り組み」
★講師:稲場雅紀さん(アフリカ日本協議会)
16:30~17:00 質疑応答
●資料代:1000円
●共催:NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
TPP阻止国民会議
●協力:アフリカ日本協議会(AJF)
★映画『薬は誰ものか?』はインドで2013年に製作されたドキュメンタリーです。
現在米国では反TPP運動のシンボル的存在として各地で上映会が行われています。
今回は短縮版・簡易字幕でお見せしますが、全編を翻訳製作するプロジェクトも
始動中です。そのための資金をクラウドファンディングでお願いしています。
作品詳細とクラウドについては下記をご覧ください!
https://motion-gallery.net/projects/parc2016
〈連絡先〉
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
担当:内田聖子
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail: office★parc-jp.org ←★を@に置きかえてください。
HP http://www.parc-jp.org/
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