2016年9月5日(月) 「市民参加型の住宅福祉」ソウル市の事例を学ぶ

「市民参加型の住宅福祉」ソウル市の事例を学ぶ (参院議員会館) 

住まいの貧困に取り組むネットワーク」(世話人:稲葉剛、坂庭国晴)は、2009年の
結成以降、「人が大切にされる住まいと暮らし」の実現をめざし、住まいの貧困
(ハウジングプア)の解決に向けた活動を進めてきました。

 ハウジングプア状態に置かれた人たち全体が、安心できる住居を確保できるよう、
公共住宅を拡充し、民間賃貸住宅への居住対策として、低所得者向けの公的支援
制度の導入を求める等の政策提言や学習活動をすすめてきました。

今回、韓国のソウル市からソウルハウジング公社(SH公社)のメンバーが訪日されます。
ソウル市がすすめる「住宅福祉政策」の報告を頂き、日本での住宅政策の現状と私たち
の取り組み事例を交流していきます。

日時:9月5日(月)15:30~18:30
会場:参議院議員会館101会議室(地下鉄「国会議事堂前」または「永田町」下車)
地図 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkaimap.htm

プログラム(予定)
※韓国ソウル市の住宅政策とSH公社の取り組み
※「住まいの貧困に取組むネットワーク」より
  日本の住宅福祉政策と私たちの取り組み
※東京都における住宅政策の現状 豊島区居住支援協議会の取り組みなど
※国会議員より

【ソウルハウジング公社とは】
韓国のソウルハウジング公社は、1989年ソウル特別市によって設立され、創業以来賃貸住宅
132,000戸、分譲住宅81,00戸を供給して、無住宅ソウル市民の住居安定と生活の質の向上の
ために努力する住居福祉都市再生の専門公企業です。
 主な事業は、ソウル市民に、自分の家がない「無住宅者」に世帯当たりの所得水準、財産の
規模に応じて様々な賃貸住 宅を建設して、国民に安価な家賃で貸すことです。
 また、市民代表3人を招いて「市民に約束する14項目の革新案」を伝え、住宅福祉と都市生活
のための市民参加型の公共デベロッパーに生まれ変わろうとしています。住宅福祉サービスの
強化に向け、住宅福祉センター11カ所を拠点に、地域に見合った体制を構築して総合的な住宅
福祉プログラムを施行し、その過程でこれまで公共賃貸住宅政策から排除されてきた1人世帯や
障害者、ホームレスらに、それぞれのニーズに対応した共同体住宅1万戸を2018年までに供給
する計画です。

(お問い合わせ先)
主催:住まいの貧困に取り組むネットワーク
連絡先:〒162-0814 新宿区新小川町8-20 こもれび荘もやい気付
ブログ: http://housingpoor.blog53.fc2.com/
E-mail: sumainohinkon★gmail.com ←★を@に置きかえてください。
担当 瀬戸 090-1437-3502

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