月1原発映画祭/交流カフェについて

☆月1原発映画祭/交流カフェについて☆

「月1原発映画祭」では、原発に関連した映画・映像を上映し、併せて交流会を開催、監督や制作者などのゲストを迎えてお話を聞いたり、意見交換・情報交換をしたり、日ごろの思いや疑問を語り合ったりする交流の場を提供しています。原発に関することを知りたい、考えたい、話したいという方、いろいろな考えの方が気軽に参加できる会をめざしています。

会場はおもにコミュニティスペース「谷中の家」(台東区谷中3-17-11)ですが、コロナ禍をきっかけにオンラインとのハイブリッド開催も行っています。現在は3ヵ月に1回ほどの開催ですが、スタートした頃の「月1」の名まえは変えずに残しています。

この会を始めるきっかけとなったのは、「原発都民投票」の実現をめざした活動(2011~2012年)でした。東京電力福島第1原発事故のあと、自分たちが使う電気を原発に頼るのかどうか、ひとりひとりが考えて意思表明できる場をつくりたいと願う人たちが輪を広げ、都内各所の自分の住んでいる地域での法定署名活動をおこないました。原発都民投票条例案を都議会にかけるために最低22万筆あまりの署名が必要でしたが、2か月で32万を超える都民の署名が集まり、2012年6月の都議会で審議されました。結果は否決、原発都民投票は実現されませんでしたが、この活動を通じてできた地域でのつながりを生かし、引きつづき情報交換をしていこうということから「地域から未来をつくる・ひがし広場(略称・ひがし広場)」のネットワークができ、原発について継続して語り合っていく場として、2012年5月に「月1原発映画祭/交流カフェ」が生まれました。現在、有志10名あまりでつくる「月1原発映画の会」で運営しています。

月1原発映画祭

2014年3月1日(土) 第23回月1原発映画祭/交流カフェ 菊池京子さん「県民健康管理調査と甲状腺検査 これまで、そして今、こんなことが起こっています」の報告

「県民健康管理調査と甲状腺検査 これまで、そして今、こんなことが起こっています」

お話:菊池京子さん(フリーライター)


こんばんは。菊池京子と申します。わたしは福祉関連、特に介護の分野でのライターをしております。出身が福島県いわき市で、高校卒業まで暮らしました。現在家族もいわきに住んでおります。福島原発事故はまさに自分と自分の家族に起きた大きな出来事となりました。事故当初、わたしの家族は東京都北区に避難し、その後、都内の都営住宅で10か月の避難生活をしたあといわきに戻りました。長年東京に住んでいる自分といたしましては、福島と東京の橋渡しができるといいなあという思いで活動してきました。本日は福島県の県民健康管理調査(2014年から名称が変更となり国民健康調査となりました)と甲状腺検査についてお話させていただきます。

1.県民健康調査とはなにか

この調査は、県民の被ばく線量評価と健康調査を目的としたものです。福島県民約200万人を対象に、2011年6月末から開始されました。福島県が福島県立医大に委託したもので、5つの内容から成り立っています。

1) 基本調査
2) 甲状腺検査
3) 健康診査
4) 心の健康と生活習慣に関する検査
5) 妊婦に関する調査

基本調査は、問診表が福島県から県民ひとりにつき1通郵送されてきます。5人家族であれば一家に5通届きます。0歳からご高齢の方々まで、すべての県民にこの問診表が送付され、原発事故発生当時から2011年7月までの行動を記録させて、外部被ばく線量を推定するものです。たとえば事故当時はどこにいたか、どのように避難したか。道筋、交通手段、屋外にいた時間、屋内にいた時間、車内にいた時間、宿泊や滞在した場所等々細かく記載していくことになります。自宅待機を強いられていた時期、学校へ通うようになった時期についても、屋内にいた時間や屋外にいた時間をはじめとして、1日1日の行動を時間単位で記載します。調査回収率をみると、記載事項が多く煩雑になってしまうということから、2013年9月末で県平均25%となっています。

甲状腺検査は2011年10月初旬から開始されました。対象者となったのは事故発生当時18歳以下であった子供たち約36万人です。そのうち検査を受けた人は対象者の約63%にあたる22万6千人。検査は3年がかりで県内を一巡しました。
エコー検査が基本で、判定により二次検査へと進み、必要によっては甲状腺に針を刺して組織を抽出する穿刺細胞診がなされます。
ここで「悪性腫瘍、あるいは悪性の疑い」と診断された場合は「要手術」となります。結果判定は4つに分類されています。

判定 結果 対応
A1 結節や嚢胞を認めなかった 平成26年度以降の2巡検査まで経過観察、待機
A2 6.0mm以下の結節や20.0mm以下の嚢胞がある 状態によって2次検査へ
B 6.1mm以上の結節や20.1mm以上の嚢胞を認める 2次検査へ
C 甲状腺の状態から判断して、直ちに2次検査を要するもの 2次検査へ

2014年3月1日(土) 第23回月1原発映画祭/交流カフェ 権上かおるさん「福島・除染現場の現実」の報告

2014年3月1日、地域から未来をつくる・ひがし広場 第23回月1原発映画祭は、福島・除染現場の現実について権上かおるさん(環境カウンセラー)、県民健康管理調査と甲状腺検査について菊池京子さん(フリーライター)のお二人をお迎えして、現在福島では何がおこっているのかをテーマとしてお話をお伺いしました。

今回は、この報告会での権上かおるさんのお話を掲載します。菊池京子さんのお話は後日掲載予定です。


「福島・除染現場の現実」

お話:権上かおるさん(環境カウンセラー)

本報告のPDF版

こんばんは。権上かおると申します。材料分析や専門書の出版を職業としています。並行して長年、環境NGO酸性雨調査研究会で大気汚染や酸性雨を中心とした環境調査活動を行っています。このような経験から、原発事故以来「おそれて、こわがらず、放射能に立ち向かって暮らす」という情報発信をはじめ、生活者と科学者の橋渡しになることができればと活動してまいりました。また、福島の除染現場に立ち会う機会も多くなりました。最近では福島原発から流れ出す汚染水のニュースに隠れ、除染に関する報道は少なくなっています。本日は現在福島で行われている除染について、実態と問題点をお話させていただきます。

1. 除染とはなにか?

今回の事故がなければ 「除染」という言葉を耳にすることはなかったという方々が多いのではないでしょうか。除染とはなにか。環境省は次のように定義づけています。

「除染とは、生活する空間において受ける放射能の量を減らすために、放射性物質を取り除いたり、土で覆ったりすること」

環境省 除染情報サイトより「除染進捗マップ」

除染の対象となるのは地図で色がついている地域です。放射性物質汚染対処特措法に基づいて定められています。福島県のみならず、岩手県、宮城県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県および千葉県下の市町村にわたっているのがお分かりになると思います。除染について、管轄官庁の主体は環境省になっています。
まず、放射線量により、1)除染特別地域(楢葉町、富岡町、大熊町など11市町村)と、2)汚染状況重点調査地域に分かれます。2)に該当する地域は福島県内の福島市、郡山市をはじめとして1)以外のすべての地域が入ります。中央の円のなかには、環境省が目指す除染目標が描かれています。環境省は線量によって地域分けをし、それぞれの地域ごとに目標を置いています。では福島第一原発から 20-30km 圏内、居住者がいる地域での除染はどうなっているのかを具体的にみていくことにしましょう。

Jan. 11, 2014 11th anti nuclear power film festival - Keiko Kochiya talk

日本語版はこちら

On January 11th, as the new year, 2014 started, Higashi Hiroba which sets a goal to construct our future through community activities, held the 21th ANP (Anti Nuclear Power) film festival. In this January meeting, we had a special guest, Ms. KOCHIYA Keiko, the woodblock artist/painter, who introduced her Karuta, the traditional Japanese style card game, featuring the theme of ANP.
Here is her excerpt:

Hello everyone, my name is Kochiya Keiko. Thank you for coming today in such a cold weather. I am a woodblock artist. I usually work with carving and printing. Occasionally, I work to create picture book when I find something that particularly interests me in day-to-day events.

When the news of 9-11 broke, I thought it was going to be a war somewhere, in fact anywhere anytime. As an artist with creative mind, I strongly felt that there must be something I could do against this kind of act. I asked my artist friends to work together, and began working to have an “exhibit for No War” with them. I thought that the unspecific, abstract expressions, often adopted in such exhibits, would only leave viewers with the impression in great ambiguity. This time, I decided to make anti-war statement in much more accurate and specific terms and with this determination in mind, I started drawing pictures. The exhibit was a success and had become an annual event. We counted 8 times of this “exhibit for No War” before the 3-11 disaster happened.

Reading the news of 3-11 on the newspapers, I came to realize the scare of radiation and radioactive contamination the NPP accident spreads as the imminent threats to our environment. Further, as it became apparent that the process of news carefully being filtered and tailored, I had a feeling that this manipulation is in larger scale than we might think, involving the whole society.

Gradually the overwhelming anger and sense of betrayal inside of me took the form into phrases and pictures and I had produced a set of card game, in traditional Karuta format.

Here is an example:
Yu: Yuchishita Genpatsu Kuruzo Okkane
(Yu-for the syllabic letter Yu- : The NPP we invited is now coming; does it bring a scare or a lot of money?)

This is a pun, a play on words. NPP launch has double sides to the nearby communities, dividing their residents into two groups: On this card, I draw the picture of two different types of people. Those who welcome NPP and are pleased with the big money in their hands vs. those who are shaking out of radiation scare.

第24回月1原発映画祭/交流カフェ「原発の町を追われて〜避難民・双葉町の記録」上映


第24回月1原発映画祭/交流カフェ

堀切さとみ監督を迎えて

「原発の町を追われて〜避難民・双葉町の記録」上映


チラシ

■ 日時:4月5日(土)

昼の部 14:00〜15:30 (13:30開場) 上映会

夜の部 17:00〜20:00 (16:30開場) 上映会+交流カフェ

昨年12月末、全国で最後の避難所が幕を閉じました。
埼玉県加須市の旧騎西高校。
原発震災で警戒区域となった福島県双葉町の人びとが
2年9か月避難生活を続けた校舎です。
避難直後からの人びとの生活に密着して記録、
2012年に完成した「原発の町を追われて」と、
その後のようすを追った続編を上映します。
続編では井戸川町長辞任の前後や、さらに複雑化・深刻化する
双葉町の状況が生々しく伝えられています。
日々の生活を取り戻したかのようにみえる私たちの日常のとなりに、
住み慣れた故郷を離れ暮らす人々がいること、
そしていまだ収束ならぬ原発事故・問題について、
映画をみながら、一緒に考えてみませんか?
交流カフェでは堀切さとみ監督をゲストに迎え、
いつものようにおいしいものをご用意して、
みなさまのご来場お待ちしております!

■ 映画「原発の町を追われて〜避難民・双葉町の記録」

http://genpatufutaba.com/

東京電力福島第一原発のお膝元にあり、2011・3・11直後、
全世帯が避難勧告を受けた双葉町。事故から2週間後、
町は役場機能を埼玉県加須市に移し、
廃校になった高校(旧騎西高校)を拠点に避難生活が始まった。
日本初の原発避難民。放射能から逃げるしかなかった人々。
いつ帰れるかアテもない中で、避難民たちはそれぞれの思いを
語りはじめた。故郷から268kmも離れた旧騎西高校で過ごした
双葉町民を追ったドキュメンタリー。
(堀切さとみ監督/日本 2012年/56分、続編:2013年/25分)

■ 交流カフェのゲスト:堀切さとみさん

さいたま市在住。2008年より市民メディアセンター・mediRで映像を学ぶ。
初めて作った作品は、上関原発建設に反対する祝島の人たちを撮った
「神の舞う島」(2009年/20分)。

■ 会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、 延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■ 参加費

上映会(昼の部/夜の部):各500円
交流カフェ(夜の部のみ):500円(軽食+ワンドリンク付)

■ 定員:30名(要予約)

■ 予約方法:以下いずれかの方法で予約してください。

1.申込みフォーム

昼の部http://kokucheese.com/event/index/155419/
夜の部http://kokucheese.com/event/index/155427/

2.メール

tukiichieigasai★jtgt.info ←★を@におきかえてください
(件名を「月1原発映画祭申込み」として参加者氏名、交流カフェ参加の有無を明記してください)

3.電話 090-1265-0097(植松)

*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■ 主催:地域から未来をつくる・ひがし広場

http://www.jtgt.info/

2013年10月5日 第18回月1原発映画祭+交流カフェ「100,000年後の安全」のご報告

10月5日の月1原発映画祭(「100,000年後の安全」上映)、
おかげさまで昼夜共満席となり、無事終了しました。
この映画はやはり一度観ておきたいという方が多かったようです。

ゲストの澤井正子さん(@原子力資料情報室)は
実に知識も経験も豊富(しかもフレンドリー)で、
短時間でツボを押さえたお話をしてくださいました。
映画のまるでSFのような世界と、
日本のまるで漫画のような原発政策の話に会場はため息の連続でしたが、
会の終わりに澤井さんがおっしゃったのは、
「私たちはやはり電気を使いすぎ、
そんなに昔に戻らなくても、せめて5年前、10年前の生活に戻しては?」
この言葉、共有したいと思います。

ところで当会についての澤井さんの感想は、
「ワインを飲みながら廃棄物の話をした会は初めて!」とのことで、
またの来場を約束してくださいました。
みなさまも次回ぜひご一緒に。

2014年1月11日(土) 第21回月1原発映画祭/交流カフェ 「お正月げんぱつかるた大会」 のご報告

2014年が明けて、1月11日。地域から未来をつくる・ひがし広場 月1原発映画祭も21回をむかえました。

新年かるた大会をかねたこの回では、版画家・画家としてご活躍なされている古知屋恵子さんに、ご自身の活動や作品「原発かるた」についてお話をいただきました。


古知屋恵子さんのお話:
みなさん、こんにちは。古知屋恵子(こちや・けいこ)と申します。本日はお寒い中たくさんのかがたにお集まりいただきありがとうございます。
わたしは普段、版画をつくっています。また、日々感じた疑問などを絵本にしております。
9/11後、事態が緊迫していつ戦争になるかわからないと思った時、ものをつくる人間としてなにかできないかと思い、作家仲間に呼びかけて「No War」 という展覧会を始めました。反戦についてあいまいなものではなく、心に迫る展覧会にしていきたいということで絵をかき、この活動は8年くらいつづきました。

3/11の直後、新聞を読んで放射能のこわさ、核のこわさ、これまで社会的になにが隠されていたのか、その経緯が明らかになって、いかりとむなしさでなにも手につきませんでした。そしてこのいかりが少しずつ文章と絵になっていき、いつのまにか「かるた」という形になっていきました。

たとえば、
ゆ: 誘致した 原発くるぞ おっかねえ
という札には「大金に喜ぶ人」と「恐怖に震えている人」という対極を同時に描きました。

このかるたは一部しか作りませんでしたが、いろいろな方々の手をへて商品化されました。製作後、受けとめてくださったみなさまからたくさんの感想をいただいております。
福島の高校でおしえられている教師のかたは、授業の中でとりあげてくださり、生徒さんから「遠くに住んでいる人でも福島をわすれないでいてくれてありがとう。」というお手紙が届きました。
酪農家のかたから、「自分たちは事故を乗り越えてこの土地で生きると決めたので、もっと前向きなかるたにしてほしい」という感想もありました。

東京の展覧会でかるたを展示したとき、福島から東電の社宅に避難している方がおみえになりました。家族が離ればなれになり、社宅でオール電化の生活を強いられ、東電の社員と日々顔をあわせなくてはならないということがストレスになっていると話していました。わたしの住んでいる茅ヶ崎でも福島から避難しておられる方々のショートステイをやっています。

わたし自身、関西に住んでいる友人から「はやく避難したほうがいい」というアドバイスをもらい、関西のひとからみれば神奈川にすんでいるのもあぶないというふうに見えるのだなあとあらためて感じました。
本日はかるた大会をみなさまに楽しんでいただけたらうれしいです。どうもありがとうございます。


古知屋さんのお話は当初20分ぐらいを予定していたのですが、結局、2時間まるまるトークとディスカッションで盛り上がり、そのあとでかるた大会スタートとなりました。

古知屋さんは「げんぱつかるた」以前に「せんそうかるた」(非売品)を2種類製作されています。
古知屋さんの作品を貫いているのは日常のささやかな幸せと、そんな幸せを奪うものに対する怒り、悔しさ・・・。
家族の暮らしを何より大事にしながら表現活動をすることが古知屋さんの闘いなのだなあとお話を聴きながら思いました。

で、話のなりゆきから、この日のかるた大会は「せんそうかるた」に変更。
読み札の凝縮された言葉に「それ、どういう意味?」と問う人あり、解説する人あり、
絵札もみんなでじっくり鑑賞し、ひと札ごとにただではすまないかるた大会になりました。
世代間交流のツールにもなるこのかるた、今年中に何とか製品化したいとのことです。

お話とかるた大会とで結局3時間あまりになりましたが、原発も戦争も問題の根は何なのか、
参加者皆さんそれぞれに想いをめぐらすひとときとなったのではないかと思います。

こんな感じでゆるゆるとスタートしましたので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

第23回月1原発映画祭/交流カフェ 報告「福島の除染現場と甲状腺検査を追う」

震災から3年目を迎える節目の月、
3月1日(土)の第23回月1原発映画祭/交流カフェは
福島の今を知る集いとしたいと思います。
除染の現場に通って調査を続けている権上かおるさんと、
甲状腺検査の動きを追っている菊池京子さんのおふたりに
お話をしていただきます。
交流カフェは美味しいミネストローネをご用意。
温まりながらたくさん語り合いましょう。
ご参加お待ちしています!


第23回月1原発映画祭/交流カフェ

報告「福島の除染現場と甲状腺検査を追う」

案内チラシ

■日時:3月1日(土)開場17:30
18:00〜19:00 報告:福島の除染現場と甲状腺検査を追う
19:10〜20:30 交流カフェ

【報告:福島の除染現場と甲状腺検査を追う】

◎「福島・除染現場の現実」
お話:権上かおるさん(環境カウンセラー)

2013年秋は深刻な汚染水問題で、
陸地の除染の問題はめっきり報道されなくなりました。
どのように実施されているのか、その効果はどのようなものかなど、
現場を見なければわからない現実をお話しいただきます。

◎「県民健康管理調査と甲状腺検査
これまで、そして今、こんなことが起こっています」
お話:菊池京子さん(フリーライター)

疑問の多い県民健康管理調査と甲状腺検査について、
大手の新聞やテレビからは伝わりにくい経緯と現状を整理して
報告していただきます。

■参加費:報告会 500円(要予約)
     交流カフェ(軽食+ワンドリンク付き)500円(要予約)

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)
メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、 延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■定員:30名

■予約方法:以下いずれかの方法で予約してください。
1.申込みフォーム:http://kokucheese.com/event/index/150053/

2.メール tukiichieigasai★jtgt.info ←★を@に置き換えてください。
 (件名を「月1原発映画祭申込み」として
参加者氏名、交流カフェ参加の有無を明記してください)

3.電話 090-1265-0097(植松) 

*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

【中国語版】月一核電電影節 ──《貢寮你好嗎?》上映會暨交流咖啡記錄

[日本語版の報告はこちら]

翻譯:陳威志

「從地方創造未來・東區廣場」(地域から未来をつくる・ひがし広場)所舉辦的「月一核電專題電影節」,在2013年11月2日這一天邁向了第19回。8月時,我們曾放映台灣的紀錄片《貢寮你好嗎》,這一次將再次放映。

影片名稱:《貢寮你好嗎》

導演:崔愫欣
2004年發行 台灣綠色公民行動聯盟出版

本次邀請陳威志(Tan,Uichi)先生擔任與談人。陳先生目前就讀於一橋大學社會學博士班課程,在2005年到2008年間,服務於台灣的環保團體「綠色公民行動聯盟」,曾與當時綠盟的副祕書長,也就是《貢寮你好嗎》的崔愫欣導演,造訪祝島、廣島、北九州等地進行放映暨交流座談。

此次的放映會共有23人觀影,其中有18人留下來參加會後的交流咖啡,而陳威志的妻子呂美親,與8月放映會的與談人李怡修同學也出席了本次交流會。比起上次的討論,這次的觀眾發言更加踴躍且熱烈,由此可看出日本民眾對於台灣議題的關心程度。

以下,擷取部分內容刊載如下。建議閱讀時可對照劇情介紹,以及上一次交流咖啡記錄(http://www.jtgt.info/?q=node/387)。

交流咖啡

陳威志:在談論台灣核四問題前,我想先談一談戰後台灣的歷史背景,因為既有的社會分歧與政治對立,對於反核運動的開展有很大的影響。

以下我想先從族群與政治體制切入。

2014年2月1日(土) 第22回月1原発映画祭/交流カフェ「シェーナウの想い」上映

2月のテーマは「コミュニティー発電所」。
脱原発への具体策として、地域のコミュニティが主体となって
発電事業に取り組む動きが広がっています。
今回は月1スタッフによる江戸川区の市民立発電所見学レポートをもとに、
コミュニティー発電所の可能性について情報交換、意見交換をしたいと思います。
併せて、ドイツ初の市民電力会社誕生を追ったドキュメンタリー、
「シェーナウの想い」を上映しますので、未見の方はぜひこちらもどうそ。
いつものように美味しいものをご用意して、みなさまのご参加をお待ちしています!

第22回月1原発映画祭/交流カフェ

「シェーナウの想い」上映

  +市民立江戸川発電所見学報告

案内チラシ

日時:2月1日(土)18:00〜20:30(開場17:30)

18:00〜19:00 「シェーナウの想い」上映
19:00〜19:30 市民立江戸川発電所見学報告会
−休憩−
19:45〜20:45 交流カフェ

映画「シェーナウの想い」

ドイツ南西部、黒い森の中にある小さなまちシェーナウ市の住民グループが、
チェルノブイリ原発事故をきっかけに、子どもたちの未来を守るため、
原発に頼らない自然エネルギーの電力会社を自分たちで作ろうと決意。
数々の問題を乗り越え、2度の住民投票を勝ち取って
「市民の市民による市民のための」電力供給会社を誕生させるまでのプロセスを綴った
感動のドキュメンタリー。(2008年/ドイツ/60分)
http://www.geocities.jp/naturalenergysociety/index.html

市民立江戸川発電所

NPO法人「足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ (通称:足温ネット)」が
主体となって、資金調達から建設や運営まですべて市民でおこなっている発電所。
現在、第一発電所と第二発電所が稼働。
足温ネットのHP
月1スタッフによる見学レポート(ひがし広場HP)

参加費:上映+報告会 500円(要予約)

交流カフェ(軽食+ワンドリンク付き)500円(要予約)

会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、 延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

定員:30名

■予約方法:以下いずれかの方法で予約してください。

1.申込みフォーム:http://kokucheese.com/event/index/142287/

2.メール tukiichieigasai★jtgt.info ←★を@に置き換えてください。
 (件名を「月1原発映画祭申込み」として
参加者氏名、交流カフェ参加の有無を明記してください)

3.電話 090-1265-0097(植松) 

*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。


2014年1月11日(土) 第21回月1原発映画祭/交流カフェ 「お正月げんぱつかるた大会」

「月1原発映画祭+交流カフェ」は昨年12月の第20回でひと区切りとしましたが、
スタッフ一同、「月1」の集まりはキープしたいという気持ちがあり、
またこれまでご参加くださった方々からの期待に背中を押されて、
今までどおり毎月1回、皆さまに呼びかけて会を持つことにいたしました。
(毎月第1土曜日、ただし今年1月はお正月休みを避けて第2土曜日開催)

今年からは「月1原発映画祭/交流カフェ」として進めてまいります。
どこが違うのかといいますと「映画祭プラス交流カフェ」ではなく、
「映画祭ないし交流カフェ」、つまり映画上映だけだったり交流カフェだけだったり、
両方だったり、というざっくりしたくくりで企画を考えていきます。
毎回MLとひがし広場HPでご案内しますので、
引きつづきよろしくお願いいたします(スタッフも募集してます!)。

ということで1月のご案内をいたします。
たいへん直前のご案内になってしまって申し訳ありませんが、
1月11日(土)に「お正月げんぱつかるた大会」を開催いたします。
(映画上映はありません)
昨年に続いて2回目のかるた大会、前回来られなかった作者の
古知屋恵子さんをお招きしています。
奮ってご参加ください。

第21回月1原発映画祭/交流カフェ 「お正月げんぱつかるた大会」

■日時:1月11日(土)13:00〜15::00(開場12:30)

■ゲスト:古知屋(こちや)恵子さん(版画家)

■内容:「げんぱつかるた」の作者、古知屋恵子さんのお話のあと、
参加者全員によるかるた大会。札を取った人がひとことスピーチというルールです。
近況や今の思い、今年の抱負など語り合いましょう。

【古知屋恵子さんについて】
神奈川県茅ヶ崎市在住。版画アーティスト。多摩美術大学油画科卒業。
銅板画を学んだ後、独学で木版画を始める。
日常のささやかな幸せを切り取った温かみのある木版画作品と共に
戦争や社会問題などへの怒りや問題提起を込めた絵本やかるた作品を発表。
福島原発事故後、事故のことを記憶にとどめるべく「げんぱつかるた」を制作。

【「げんぱつかるた」より】
あ:天下り 原発法人いくつある
い:因果関係 認められぬときっと言う ・・・etc.

■参加費:500円(ケーキ・お茶付き)

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)
メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、 延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■定員:30名(予約制)

■予約方法:以下いずれかの方法で予約してください。
1.メール tukiichieigasai★jtgt.info ←★を@に置き換えてください
 (件名を「月1原発映画祭申込み」として参加者氏名を明記してください)

2.申込みフォーム:http://kokucheese.com/event/index/138391/

3.電話 090-1265-0097(植松) 

*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:地域から未来をつくる・ひがし広場
http://www.jtgt.info/


◎当日終了後、16時から一品持ち寄り新年会を開催します。
飲み物は用意します。
参加費:会場費200円+おつまみ(500円程度めやす)
参加ご希望の方は上記お申し込みの際にお知らせください。

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