2014年6月16日(月) 韓国社会運動の「いま」を知ろう〜市民の政治参加を考える
韓国社会運動の「いま」を知ろう〜市民の政治参加を考える
6月4日に投開票された韓国地方選挙では、ソウル市長に市民運動出身のパク・ウォンスン氏が再選されました。また、ソウル市の教育行政のトップ教育監選挙でも市民運動出身のチョ・ヒヨン聖公会大学教授が当選しました。全国的にも17自治体のうち13都市の教育行政トップが革新系が勝利するという結果でした。韓国の社会運動は、いま、とても注目されています。
民主主義を実現するためには、市民運動の足腰を鍛えることが必要です。
日本の植民地支配、朝鮮戦争、そして軍事政権と闘い、自由を勝ち取ってきた韓国の市民の運動は、ソウル市長選挙や大統領選挙にも影響を与える力を蓄えてきました。
日本の市民社会の足腰を鍛える第一歩として、そんな韓国社会の運動に出会ってみませんか?
韓国の社会運動に詳しい安周永(アン・ジュヨン)さんをお招きしてお話を伺います。
韓国のことをよく知っている方も、はじめて興味を持たれた方も、韓国の運動について、まったく知らない方でも大丈夫。お気軽にご参加ください!
「韓国社会運動の「いま」を知ろう〜市民の政治参加を考える」
日時:2014年6月16日(月)19時〜
会場:岩波セミナールーム
東京都千代田区神田神保町2-3-1 岩波ブックセンター3F
地下鉄神保町駅・徒歩1分
講師:安周永(アン・ジュヨン)さん(常葉大学教員)
参加費:1000円
予約:不要ですが、資料配布等の人数把握のため、下記のメールアドレスにお名前を送って頂けますと助かります。
主 催:民主主義フォーラム
講師プロフィール
安周永(アン・ジュヨン)
1977年4月。韓国釜山生まれ。
2005年2月。韓国・成均館大学大学院政治学修士課程修了(政治学修士)。
2008年3月。京都大学大学院法学研究科修士課程修了(法学修士)。
2011年3月。京都大学大学院法学研究科博士課程修了(法学博士)。
2011年4月〜2013年3月。京都大学大学院法学研究科助教。
2014年4月〜現在。常葉大学法学部専任講師
専門は、日韓の労働運動と政治の比較研究。 主な著書として、『日韓企業主義的雇用政策の分岐』(2013年、ミネルヴァ書房)がある。
今回の勉強会への参考文献
韓国の大統領選挙までの動向について。
安周永さんの論文
http://www.fair-labor.soc.hit-u.ac.jp/rh-junpo/130225.pdf
最近の韓国の労働運動についての安周永さんの論文
http://rengo-soken.or.jp/dio/pdf/dio290.pdf
最後に、もうちょっと関心が高く、日韓の比較の視点から韓国を理解したい方むけに。
安周永さんの著書。『日韓企業主義的雇用政策の分岐—権力資源動員論からみた労働組合の戦略』ミネルヴァ書房
主催団体の「民主主義フォーラム」は、都知事選で宇都宮選対に集まった若い人たちを中心に、「日本の民主主義を前進させよう」と引き続き運動を継続しているゆるやかな市民グループです。
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