【報告】第85回 月1原発映画祭『生きて、生きて、生きろ。』上映 + 島田陽磨監督トーク + 交流カフェ
2026年1月12日、島田陽磨監督をお招きして85回目の月1原発映画祭を開催しました。
会場は満員御礼の21名、オンラインも11名の方にご参加いただきました。
映画『生きて、生きて、生きろ。』http://ikiro.ndn-news.co.jp/ は、震災と原発
事故の様々な影響により、それまでの心の状態を保てなくなってしまった人々と、そ
の一人ひとりと丁寧に向き合う医療従事者を追ったドキュメンタリーです。「遅発性
PTSD」などの用語にはわかりやすいテロップが入り、精神科医の蟻塚先生を通した沖
縄の問題、原発が日本に導入された経緯なども知ることができました。参加者からは
「人間は脆いけれどまた人間によって助けられる。そのことが希望」「“生きる”こ
とを考えさせられました」「ほとんどの社会的問題には共通の構図があると気づい
た」などの感想が寄せられました。
その後、島田監督に30分ほどお話しいただきました。南相馬市にルーツがあり、福島
の今を映像に残そうと思われたこと、福島での自殺や児童虐待などの増加について、
イラク戦争取材時の経験と、米軍兵士のPTSDについてなど。
また、患者の皆さんが「なかったことにされたくない」という強い覚悟で取材に応じ
てくれたこと、フラットに患者と接する蟻塚先生と、プロのおせっかい者の米倉さん
という登場人物について、歴史的文脈から物事を見ること、など、興味深いお話をう
かがうことができました。
参加者からは、タイトルについてや、以前の作品『未来への決断』についての質問な
どが出ました。
交流カフェでは、トック入りの豚汁とワインやハーブティーをいただきながら、参加
者の皆さんの思いや活動、また監督への質問などが出て、映画鑑賞からカフェまでと
ても充実した会となりました。
なお、監督の次回作『父と家族とわたしのこと』が今年2026年3月14日(土)より、
ポレポレ東中野で公開されます。http://chichito.ndn-news.co.jp/ ぜひ足をお運
びください。(文責:小林)
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