連続オンライン講座『アフリカの経験に学ぶパンデミック対策―「健康」を人々の手に取り戻すために』
皆様 お世話になっております。世界はまだ新型コロナ(COVID-19)により閉ざされた状況が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、アフリカ日本協議会(AJF)は、アジア太平洋資料センター(PARC)の「PARC自由学校」と共催で、オンライン連続講座「アフリカの経験に学ぶパンデミック対策=『健康』を人々の手に取り戻すために=」を開催します。
世界の多くの地域がCOVID-19のインパクトに苦しむ中、アフリカは比較的、COVID-19を抑え込んでいるように見えます。この背景には、アフリカが長年にわたって、深刻な感染症への取り組みを進め、多くの経験を積んできたことがあります。この講座では、エイズ、マラリア、エボラ・ウイルス病、そして国際保健政策とアフリカ、の4つのテーマから、アフリカの経験を学んでいきたいと思います。詳細は以下の通りです。皆様のご参加をお待ちしております。
★申込サイト:以下からお申し込みください。 http://www.parc-jp.org/freeschool/event/2021open2.html
★注意事項:第1回(5月17日実施)の申込最終締切:5月17日(月) 16:00※その後のお申し込みについては、リンク送付が開始直前、あるいは開始に間に合わない可能性がありますことをご了承ください。
※5月14日(金)以降に「郵便振替」、「銀行振込」にてご入金手続きいただく方は、入金明細を別途メールにてご提示ください。
稲場 雅紀
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-=★-=☆-=★-=☆-=★-=☆-=★-=☆-=★-=☆5月17日開講!! PARC自由学校 アフリカ日本協議会共催オンライン講座 アフリカの経験に学ぶパンデミック対策=「健康」を人々の手に取り戻すために=☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-
★2020年、人類は過去の経験が通用しない新たな時代に投げ出されました。新型コロナ(COVID-19)は、世界の裂け目や弱い部分をあぶり出し、私たちは、保健・医療のみならず、政治・経済・社会の在り方や、人間と自然の関わりについて根底的な疑問に直面しています。パンデミックの時代をどう生き抜くか…。この講座で、エイズ、マラリア、エボラなどあまたの感染症と共存してきたアフリカに学び、新たな社会への指針を見出していきましょう。★開催は全部で4回、参加費は各回1,000円で、どなたでも1回からご参加いただけます。各講座ページからそれぞれお申し込みください。
■5月17日(月)19:00~21:00
【エイズ】南アフリカの経験に学ぶ―歴史を切り開いた当事者たちの行動
講師:津山直子(アフリカ日本協議会 共同代表)
「コロナ差別」や検査・治療アクセスの課題を考えるとき、エイズの経験は大きな学びとなります。HIV陽性者運動が切り開いたエイズの歴史を、南アフリカを軸に振り返ります。
〈講師プロフィール〉
1980年代からアパルトヘイト撤廃の国際連帯運動に関わり、1992-2009年は、日本国際ボランティセンター(JVC)で南アフリカに駐在し、農村やスラム地区での教育、生活改善、HIV/AIDSの予防・ケア・陽性者によるピアカウンセリングなどを地元のNGOと行う。現在、明治学院大学国際平和研究所研究員も務める。
⇒お申し込みページ https://ssl.parc-jp.org/e/html/products/detail.php?product_id=153&admin=on
☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-■6月7日(月)19:00~21:00
【マラリア】アフリカの人々は国際保健のトレンドをどう乗りこなしてきたか
講師:玉井 隆(アフリカ日本協議会 共同代表/東洋学園大学 専任講師)
国際保健の主要課題となったマラリア。一方、普段からマラリアに直面するアフリカの人々は、全く異なったやり方でマラリアと関係し、生存戦略を立てている。現場からの報告。
〈講師プロフィール〉
2015年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。同年博士号(学術)取得。在ナイジェリア日本大使館・専門調査員、立命館大学生存学研究センター・客員研究員、亀田医療大学非常勤講師などを経て、現在(特活)アフリカ日本協議会・代表理事、東洋学園大学・専任講師。また大東文化大学法学部非常勤講師、慶應義塾大学文学部非常勤講師。著書に「治療を渡り歩く人びと」(風響社、2020年)など。
⇒お申し込みページ https://ssl.parc-jp.org/e/html/products/detail.php?product_id=173&admin=on
☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-■6月21日(月)19:00~21:00
【エボラ出血熱】複雑な国際情勢と社会環境の中で
講師:仲佐 保(シェア=国際保健協力市民の会 共同代表/元コンゴ民主共和国保健省派遣専門家)
エボラ出血熱を国内各地で経験してきたコンゴ民主共和国。保健省に席を得た日本人専門家が、援助に翻弄されつつも最前線で取り組むコンゴの専門家や人々の実像を語る。
〈講師プロフィール〉
1980年広島大学医学部卒。カンボジア難民医療、エチオピア飢餓被災民援助などの人道援助に参加。1983年シェアの設立メンバーとして参画。その後国立国際医療研究センター国際医療協力局の一員として、JICAのボリビア病院協力、パキスタン母子保健、ホンジュラスリプロダクティブヘルスのプロジェクトへ従事後、コンゴ民主共和国へ保健省次官顧問として派遣。エボラ対策に協力。2019年よりシェアの共同代表として在日外国人医療に取り組む。
⇒お申し込みページ https://ssl.parc-jp.org/e/html/products/detail.php?product_id=174&admin=on
☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-■7月5日(月)19:00~21:00
新型コロナとグローバル・ヘルス―国際保健政策を人々の手に取り戻すために
講師:稲場雅紀(アフリカ日本協議会 国際保健部門ディレクター)
新型コロナの被害の背景には、人々の健康と公衆衛生・公共医療がともにやせ細っていた現実がある。健康を人々の手に取り戻すには何が必要か。アフリカの経験から考える。
〈講師プロフィール〉
1990年代から日雇労働者の生活・医療相談、次いでLGBTの人権運動に関わり、2002年からアフリカ日本協議会の国際保健部門ディレクターとして感染症や保健に関わる政策提言に取り組む。2012年からのSDGs策定プロセスにも関与し、「SDGs市民社会ネットワーク」も設立。共著書に「SDGs 危機の時代の羅針盤」(岩波新書、2020年)など。
⇒お申し込みページ https://ssl.parc-jp.org/e/html/products/detail.php?product_id=175&admin=on
☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-●開催方法:
オンライン(zoomを予定)
※オンライン参加にあたり、接続等に不安のある方はPARC事務局までご相談ください。接続マニュアルの送付など、ご参加のためのサポートをいたします。また、機材やインターネット環境に不安のある方は、PARC事務局にてオンライン講座にご参加いただくことも可能です。
☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-☆=-★=-●参加費:
各回1,000円
※どなたでも単発でご参加いただけます。
※詳しい参加方法は、お申し込み・入金確認ができた方に、各開催日2日前までにご案内いたします。
●定員:
各回100名(先着順)
●共催:特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC) http://www.parc-jp.org/
特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会(AJF) https://ajf.gr.jp/
●お問合せ:
(1)特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)自由学校
東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL: 03-5209-3455 FAX: 03-5209-3453
E-MAIL: office★parc-jp.org ←★を@に置きかえてください。
(2)特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル3FTEL: 03-3834-6902 FAX: 03-3834-6903E-MAIL: ajf.globalhealth★gmail.com ←★を@に置きかえてください。
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