PARC自由学校「平和のための日韓市民連帯」―文化・人権・格差から考える(コーディネーター:白石孝さん)参加者募集中!
白石孝です。
4月7日のソウル市、釜山市の市長選挙までもうすぐ、大統領選挙まで1年を切るなか、ムン・ジェイン政権は、厳しい状況に陥っているようです。
ソウル市など大都市の住宅高騰、学歴格差拡大、少子化などに有効な政策が行えないなか、与党「共に民主党」の支持率も下がっています。
こういうことは、ある意味予想されたことではありますが、韓国の民主、進歩陣営が今後どうするか、注目したいと思っています。
今年の日韓講座は、そういう韓国のより深い理解に不可欠の講師が揃いました。特に「参与連帯」事務局長の講座は、7月15日という時期も含め、重要な内容となりそうです。
ぜひ、お申し込みください。参加費も大幅に安くなりました。
◆PARC(アジア太平洋資料センター)「平和のための日韓市民連帯」―文化・人権・格差から考える
2020年度に続きパルクで「日韓講座」を実施します。今回は多面的な課題の講師をお招きしました。韓国最大の市民社会運動団体の「参与連帯」事務局長は、2016~7年キャンドル革命の全国運動を担った方です。キャンドル革命の現在進行形を知る貴重な講座となります。また、
昨年の韓国女性文学に続き、今回は映画と食文化の魅力を語っていただく講師も登場します。
ぜひ、お申し込みください。https://www.parcfs.org/
●2021年7月-10月
●原則として木曜日19:00-21:00
●全8回
●定員50名
●受講料:15,000円
(※初めて自由学校連続講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります。)<若者応援!U25割>
25歳以下の方は受講料5,000円、入学金免除●開催形式:オンライン参加型講座(zoom利用予定)
・参加型の連続講座です。質疑応答や議論の時間には、なるべくカメラ・マイクをつないでいただき、参加者同士でテーマについて議論を深めていきます。
◆コーディネーター:白石 孝(日韓市民交流を進める希望連帯代表/PARC 理事)
日韓市民交流を進める希望連帯代表、NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長、NPO法人日本ラオス子どもの未来理事長など。
◆7/1(木) 「日韓の社会運動、労働運動を比較して」
安 周永(アン・ジュヨン)(龍谷大学政策学部准教授)
◆7/15(木) 「キャンドル革命の現在地と社会運動」
千 雄昭(チョン・ウンソ)(参与連帯事務局長)
2016年10月から17年4月までの市民民主主義革命で、政権交代を実現しましたが、民主政権下でさらにどう改革が進んでいるか、韓国最大の市民社会運動の立場から語っていただきます。08年参与連帯に入り市民運動を始め、08年「BSEの危険米国産牛肉全面輸入に反対する国民対策会議」と16年「パク・グネ政権退陣非常国民行動」に派遣され活動。昨年から参与連帯事務局長。
◆8/5(木)「徴用工・慰安婦訴合うか-日韓の接点を模索する」
堀山 明子(前毎日新聞ソウル支局長)
◆8/26(木)「韓国映画の今―もっと知ろう韓国映画」
成川 彩(韓国在住映画ライター)
韓国映画は実話をモチーフに描いた作品が多く、韓国の歴史や社会を知るきっかけを作ってくれます。民主化運動など、ダイナミックな韓国の現代史を映画を通して学んでみませんか?
◆9/9(木) 「韓国の脆弱階層対策―福祉の現場から」
姜 乃榮(カン・ネヨン)
ゲスト:社会福祉士
◆9/29(水) 「食文化を通して韓国をもっと知ろう」
張 琴順(チャン・クムスン)(韓国料理研究家/キムチソムリエ/フードコーディネーター)
食べ物を知ることはその国の文化を理解できることと思います。一番近い隣国、韓国の食文化を深く知ることで食卓で会話や新たな発想が生まれることでしょう。異文化の理解は食卓から。日本と韓国の食の類似点や違いなども知ると面白いですね。
◆10/14(木) 「新型コロナ災害で押し寄せた社会の危機-いま私た
ちにできることは「社会運動としての連帯ネットワーク」韓国
の住民連帯運動と比較して」
瀬戸大作(反貧困ネット・新型コロナ災害緊急アクション事務局長)
◆10/28(木) 「日韓市民連帯運動をどう進めるか」
姜 乃榮(カン ・ネヨン)、李 正連(イ・ジョンヨン)(東京大学大学院
教育学研究科准教授)、白石 孝
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