琵琶湖周辺の地震予知続報

琵琶湖周辺の地震の前兆現象(FM電波)が1月30日現在継続しているため、発生時期が4月末頃にずれ込みそうだとの続報が公開されています。地震の規模はマグニチュード7.8と推定されているので、大きな被害が予想されます。
(2月4日更新)
これまでの続報


この地震予知は、八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男さんが阪神淡路大震災をきっかけにFM電波の異常伝搬と地震発生との関連をもとに研究を続けた結果に見つかった大地震の予兆とのことです。
詳しくは次の串田さん著の書籍をご覧ください。

PHP新書 地震予報
2012年11月発刊

この本に書かれている内容はとても説得力や実績のある地震予知方法だと思います。少なくとも、大学を初めとする研究機関が今後30年間に70%といった大ざっぱな予測しか立てられないのに対して、民間人である串田さんの方法は数日単位の精度で発生時期や場所を特定できます。このような研究に対して、国は実績を認めて、どんどんバックアップする体制を設けるべきではないでしょうか。

次のページに、串田さんの研究内容を横浜自然史博物館館長が取材した動画が公開されています。
緊急ドキュメンタリー動画「地震予報に挑む」

今回予知されている地震が起きる可能性のある地域の近くには、関西電力の大飯原発をはじめとして、日本原子力発電の敦賀発電所、日本原子力研究開発機構の新型転換炉ふげん発電所、日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ、関西電力の美浜発電所など、多数の原発が乱立しています。ましてや、大飯では原発の敷地内の断層が活断層であるとの結論に傾きつつある状況でありながら、政府や関西電力は原子炉を止めようとしません。もし、地震が本当に発生して事故が起きた場合、政府や電力会社の責任はまたうやむやにされてしまうのでしょうか。

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