[緊急]神戸製鋼のデータ改ざん、原発にも
スキャンダルの最中にある神戸製鋼が、原発にも品質データを改ざんした製品を供給していることがわかりました。検査を求める緊急署名にいますぐ署名してください!
神戸製鋼が、製品の品質データを改ざんしていたスキャンダル、みなさんもテレビや新聞でご覧になったと思います。その神戸製鋼のデータ不正の製品が、福島第二原発と日本原燃のウラン濃縮工場にも供給されていることが明らかになりました。
いま稼働している九州電力川内原発1,2号機、関西電力高浜原発3,4号機にも神戸製鋼の製品が使われているでしょう。いますぐ止めて、安全性を確認する調査・検査が必要です。原子力規制委員会に調査・検査を要請するために、あなたの署名が必要です。
神戸製鋼の製品は日本中の原発や原子力施設に供給されています。安全上重要な部品の強度に問題があれば、取り返しのつかない事故につながる可能性もあります。*1
原発の安全確保を行う原子力規制委員会が、来週水曜日に定例会議を行います。1日でも早く不安のある原発を止めて検査をすると、この会議で原子力規制委員に決めてほしい!そう考えて、その前日に、私たちは調査・検査を求めて署名を提出するためのアポを取りました。そこで、あなたの署名も提出します。いますぐ署名して、周りの方にもシェアしてください。
月曜日までの3日間だけの緊急署名ですが、10,000筆の署名を集めたいと思います。ぜひあなたの力を貸してください。
神戸製鋼が進めていた兵庫県の石炭火力発電の増設計画では、データの信ぴょう性が疑われる可能性があるとして、経産省と環境省はデータ検証を行うよう要請しました。*2 市民やメディアの関心が高まれば、原発も一時停止になる可能性は大いにあります。
グリーンピースでは、24日付けで原子力規制委員会に調査・検査を求める要請書*3 を送付しました。今朝の東京・中日新聞でも、神戸製鋼の製品が原発に広く使われていること、原子力規制委員会の対応が不十分であることが、グリーンピースの要請のこととともに大きく取り上げられました。メディアでも取り扱われているいまが、原子力規制委員会に掛け合うチャンスです。
昨年、日本製の原発部品に強度不足が疑われるスキャンダルが発覚したときにも、みんなの力で原子力規制委員会やメディアに働きかけて、誰も知らなかった問題を表面化することができました。今回も、市民の声でこの問題にスポットライトを当てましょう。
エネルギーチーム 鈴木かずえ
P.S.グリーンピースでは、神戸製鋼のどのような製品が、どの原発に供給されたのかをまとめ、もし、そうした製品に安全上の問題があれば、どのようなリスクがあるかをレポートにまとめました。現在稼動している原発にも、神戸製鋼の製品は使われているでしょう。いますぐ稼働を止めて、安全上重要な部分に神戸製鋼の製品が使われていないかを調べ、安全上の問題がないか検査し、その結果を公開することが必要です。火曜日に提出する要請書に、あなたも署名してください。
*1 http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/Kobesteel_20171024.pdf
*2 https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/sp/0010655684.shtml
*3 http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/Kobesteel_demand_201710...
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