7月6日 官邸前 大飯原発再稼働反対行動

官邸前 大飯原発再稼働反対行動が行われました。

警察の規制線が厳しくてちっとも前に進みませんでしたが、
雨の中、主催者発表で15万人の人が集まり声を上げました。

今回は強力な援軍、坂本龍一さんも参加しました。

以下、ひがし広場のメンバーからのレポートです。

●Iさん
昨日は先週通れた道が封鎖され、
官邸前迄行かれず国会議事堂前で「再稼働反対」の連呼でした。
朝日新聞の朝刊に「再稼働手続きが進めば抗議行動もしだいに
収束に向かうとの見方が官邸内にあり、
首相周辺は「今は静かに見守るしかない」と有りましたが、
そう言われてたら「毎週行かなければ!」と思った次第です。

●MIさん
お疲れ様でした。
ご一緒に待ち合わせ組は、4人。
合流できなかった方も、参加できなかった方も、
情報ご連絡ありがとうございました。
皆さん、無事帰宅。安心しました^^

ホント。進めませんでした^^;
ちょっと、不完全燃焼?!
完全に分断されていたようですね^^;
あれ、もう終了?終了後も近づけず^^;

車からプラカードを掲げて、
2周コースで参加の仲間もおいででした。
幸運?にも、官邸前で、叫べた方も。
赤ちゃん抱っこのママ。
最後は、土砂降りの中、、、心配でした^^;
皆さん、風邪ひきませんでしたか?
今日は、ゆっくり休んでください。

坂本龍一さんが官邸前で。
「諦めずに、がんばりましょう!」

そうだ!来週も。
やっぱり、官邸に行こう!
官邸前デート!!

野田に聞かせましょうか!
NO~DA!!!

来週は、官邸前に近づけるルート、
出口の再検討しましょうね^^;

●SMさん
僕は板橋の脱原発市民グループの方々と一緒に、5時過ぎから参加し、議事堂前駅の
4番出口から3番出口方向の官邸側で一部始終を見届け、体験してきました。
前回の6/29の時より警察の規制は、格段に強化され、1・2番出口の側の歩道は完全
に封鎖され、官邸に近い3番出口も閉鎖されて、開いているのは4番出口だけという
状態で、7時過ぎ辺りから仕事帰りの参加者が続々と詰めかけて出口を出るのもやっと
で、出た後も官邸とは反対側の歩道に誘導されて、ひたすら官邸からゆっくり遠ざか
るしかないという状態でした。

主催者側も「安全」を理由に警察の規制に協力するだけだったので、7時半過ぎ、つ
いに歩道と1車線だけが開放された車道からあふれそうになった参加者が、警察の規
制ラインをはねかえして車道いっぱいに広がりました。その後も警察は車道に規制ラ
インを維持して参加者が官邸側に進むのをなんとか阻止していましたが、反対側にも
僕たちを含めて多くの参加者が車道を埋め、双方から「再稼働反対!」の声が官邸に
届けとばかり、夜空にこだましました。そして最後に8時前、警察がとうとう無意味
な規制をあきらめて撤収し、双方の無数の参加者が見知らぬ者同士で握手し、エール
をかわし、一体となって少し雨が強くなっていた中で「再稼働反対!」を叫び続けま
した。
しかし、8時10分ごろにはそれを終え、参加者は三々五々静かに解散して家路につ
きました。
見事なほど、そこには暴力沙汰も破壊行為も混乱も何もありませんでした。
僕は思いました。「今まさに日本の首都で普通の市民による大規模な『非暴力直接行
動』が実現し、僕もその最前線にいる!」と。
その時点ではわかりませんでしたが、主催者側は7時50分ごろに「安全確保」を理
由に解散を宣言したとか。
300人の小規模なデモから初めて毎週金曜日デモを主宰し、普通の市民が参加しや
すい形態を工夫して、ここまで大規模なデモが可能になる場をつくってくれた主催者
の方々には、大きな敬意と感謝の気持ちを持っていますが、「非暴力」の意味を「法
令順守」という狭い見方でしか考えていないのではないかと、少々心配になりまし
た。
ガンジーやキング牧師たちの先駆者たちが実践した「非暴力」の市民的抵抗・不服従
というのは、一人一人の市民が人間としての尊厳にかかわる自己の良心のみに従っ
て、権力や強者の不正と「非暴力」のありとあらゆる手段で異議申し立てをし、抵抗
することです。
「非暴力」行動の中でも「非暴力直接行動」というのは、いざとなれば法令・規則に
反してでも(したがって逮捕覚悟で)「非暴力」の抗議行動を行うことです。
昨夜は、警察の規制を振り払い、車道全体で抗議行動を展開したのですから、明らか
に道路交通法違反を僕たちは犯したわけです。
しかし、国民のいのちと暮らし、美しい国土を、根本的に侵しかねない野田政権と原
子力ムラの強行しようとしている原発再稼働、推進政策をやめさせるためには、もう
そこまでするしかないと僕たちは覚悟を決めたのです。
その僕たちを圧倒的な力を持っている警察や特に機動隊が蹴散らし、逮捕すること
は、物理的にはもちろん簡単です。
しかし、僕たちの側には、人間・市民としての道義・倫理性と数の力があります。そ
れしかありません。
仮に野田政権が警察や機動隊を使ってそうした行動にでたとしても、僕たちは暴力は
絶対に使いません。
どんなことがあっても、「非暴力」による人間・市民としての道義・倫理性と数の力
で抵抗を続けます。
そうした歴史が、まさに昨夜、僕の目の前で始まったのです。

マスコミも続々と報道しています。

NHK:大飯原発運転停止訴え抗議活動
朝日新聞:官邸前「再稼働反対」の波 雨の中、坂本龍一さんも参加

Theme by Danetsoft and Danang Probo Sayekti inspired by Maksimer