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2021年3月14日(日) 新型コロナウイルス感染者数推移

2021年3月14日(日) 新型コロナウイルス感染者数推移


上記グラフの元データは朝日新聞DEGITALの毎日正午時点の集計値を使っています。

・朝日新聞DEGITAL:新型コロナウイルス感染者数の推移
https://www.asahi.com/special/corona/

・新型コロナウイルス対策ダッシュボード
https://www.stopcovid19.jp

・山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
https://www.covid19-yamanaka.com/index.html

2021年3月13日(土) 新型コロナウイルス感染者数推移

2021年3月13日(土) 新型コロナウイルス感染者数推移


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2021年3月12日(金) 新型コロナウイルス感染者数推移

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2021年3月11日(木) 新型コロナウイルス感染者数推移

2021年3月11日(木) 新型コロナウイルス感染者数推移


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月1原発映画祭ニュースレター第6号

■ 今月のトピック「原発避難者の今」

東日本大震災/東電福島第一原発事故から10年目の今月は、福島県の帰還困難区域と避難指示区域外の避難者の方々の現状を取り上げて、その一端をご紹介します。

【1】双葉町から避難した鵜沼久恵さんに聞く、この10年のこと、そしてこれから

事故原発の立地地域である双葉町は、事故当時の人口約7000人のうち1200人あまりが約250km離れた埼玉県加須市の旧騎西高校校舎へ町役場ごと集団避難、地域社会丸ごとの移転として注目されました。
震災前に双葉町で酪農を営んでいた鵜沼久恵さんは、この避難所で4か月近く過ごしたのちに借上げ住宅(福島県が借り上げた民間住宅)に移り、農地を借りて野菜作りを始めました。
その日々を追ったドキュメンタリー映画『原発の町を追われて 第3部 双葉町・ある牛飼いの記録』(堀切さとみ監督/2017年)を月1原発映画祭(@谷中の家)で上映し、鵜沼さんご本人にもゲストとして話をしていただいたのが3年前の2018年3月11日でした。

●原発の町を追われて 公式サイトより https://genpatufutaba.com/?p=1775

● 第59回 月1原発映画祭 http://www.jtgt.info/?q=node/2081

堀切さんは今も双葉町と避難した町民の取材を続けられています。鵜沼さんのところへもたびたび足を運んでいると聞いて、今回インタビューをお願いしました。できたての動画をお届けします。
     ↓ ↓ ↓
【双葉町から避難して10年~鵜沼久江さんに聞く】
(33分 2021/1/30 聞き手:堀切さとみ)
https://youtu.be/59VB2p36Rxg

双葉町はJR双葉駅周辺を「特定復興再生拠点区域」として除染・整備を進めています。
● 双葉町・特定復興再生拠点区域復興再生計画の概要
https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-4/saiseikyote...

昨年2020年3月4日にその一部を避難指示解除し(今年3月25日スタート予定のオリンピック聖火リレーのコースにも入っている)、来年3月には区域全体の避難指示を解除することになっています。
しかし、避難指示が解除されると、その地域からの避難を続ける人は「区域外避難者」となり、それまでの支援は終了になります。事故後に避難区域となった町村では、2014年から2020年にかけて徐々に避難指示解除が進められてきましたが、解除によって、就労補償金や住宅支援、慰謝料などがすべて打ち切られました。
「復興」を加速させて町民に帰還を促す施策が進むなか、「これからがもっと苦しくなる」と鵜沼さんはインタビューの終盤でおっしゃっています。

〈参考〉
● 「福島 双葉町 避難指示一部解除1年 どう取り戻す町のにぎわい」
(NHK NEWS WEB 2021/3/5)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210304/k10012896961000.html

● 「福島県双葉町 空から見た復興状況」
(双葉町公式チャンネル 2020/11/5撮影)
https://www.youtube.com/watch?v=dtbcijDidbs

【2】区域外避難者への住宅支援打ち切りで起こっていること

 
避難指示区域外から避難した(いわゆる「自主避難者」と呼ばれる)福島県民に対する国と福島県の唯一の支援は、住宅の無償提供でした。しかしこれが2017年3月で終了して区域外避難者は住まいを追われることになり、その後2年間は民間住宅の家賃補助(1年目は月3万円、2年目は月2万円補助、ただし所得制限あり)などの対策がとられたものの、2019年4月からはすべての支援が打ち切られました。
月1原発映画祭では打ち切り目前の2019年3月17日に『ふたつの故郷を生きる』(中川あゆみ監督)を上映、郡山から避難した松本徳子さんにお話をうかがっています。
● 第65回 月1原発映画祭 http://www.jtgt.info/?q=node/2380

今回、都内の原発避難者の会「むさしのスマイル」や支援団体の事務局を務める山根昭平さんに、この間の事情をうかがいました。
「支援打ち切り後は国も福島県も区域外避難者の調査をしなくなったために、その後の避難者の生活状況が見えなくなってしまった。
一方で、国家公務員住宅に入居している避難者が直面している問題がある。福島県は入居者に対して、2017年4月以降は公務員と同等の家賃を支払えば2年間まで住めるという特例を設けたが、2019年4月以降も退去しない世帯に損害金として2倍の家賃を請求した。契約継続を拒否されて払おうにも払えない、引っ越したくても引っ越せない様々な事情を抱えている県民に対して、福島県は訴訟を起こすという通告までしている。被害者の福島県が加害者の国と一緒になって県民を追い詰めている構図だ」
「10年たっても、まだこんなことが起こっていることを知っていてほしい。原発政策の矛盾がここにも現れている。住宅無償提供は〈災害救助法〉に基づいているが、入り口で住宅提供だけして、出口のところで救えていない。そこから出るための支援がまったくできていない。
そもそも、この法律は自然災害直後の応急的な救助として定められたものなので、原発災害には対応しきれない。放射能汚染という長期にわたる被害に対応できる法律をつくる必要がある」(2021/3/8 聞き書き)

〈参考〉
山根さんの話に出てくる国家公務員住宅の問題に関しては、次の2つの取材記事をぜひご覧ください。背景と現状がよくわかります。

● “湾岸タワマン”から福島の避難者が見た風景 ~東雲住宅は今
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210308/k10012903751000.html?utm_int=news_contents_tokushu_001 (NHK NEWS WEB 2021/3/8)
東京・江東区にある36階建ての公務員宿舎「東雲住宅」でこの10年に何が起こっていたのか、入居者、元入居者を丹念に取材している。

● 福島・原発事故の自主避難者をめぐって(取材:テレビユー福島 木田修作記者)
https://note.com/tbsnews/n/na84f687d2b23
国家公務員住宅の提供打ち切りをめぐる国の関与を明らかにした一連の取材:経緯、当事者への取材、支援者たちの動き、財務省と福島県との打ち合わせの記録のスクープなどが、わかりやすくまとめられている。

● 福島の避難者集計に3万人以上の差 県と市町村、手法ばらばら
https://onl.tw/sCmTp66 河北新報(2021/1/31)
福島県が現在約3万6千人としているのに対し、県内の各自治体集計の総数は少なくとも6万7千人超に上る。集計に3万人以上の差があるのは、県と市町村で集計方法がまちまちなため。

原発避難の問題の根は放射能汚染にあり、そもそも原発をなくすことが先決であることは、この10年を振り返れば(振り返らなくても)自明の理でしょう。
いまだに先が見えないと語る避難中の方がいて、それでも原発再稼働が進んでいるという現実をまずは受け止めて、これからのことを考える10年目の日としたいと思います。
(文責 植松明子)

■ 超ショートコラム「自分の言葉で答えよう」

「原発ないと困るでしょ」って言われたら?→
東日本大震災が発生する前、日本では54基もの原発が稼働中でした。ところが現在営業運転をしているのは川内と玄海の、3基だけで、原発が発電に占める割合は25%から6%台に大幅ダウンなんですって。2012年には原発が全く稼働していない時期もありましたよね。で、庶民の暮らしは、何か困りましたっけ?(台東区 西川直子)

*「自分の言葉で答えよう」のコーナーでは皆さんからの投稿を募集しています。「原発ないと困るでしょ」「原発ゼロの主張は無責任」などと言われたらあなたはどう答えますか? 200字以内、名前/ペンネーム、住んでいる地名などは投稿された方の任意とします。
投稿の原稿はメールでeigasai2021★jtgt.info宛にお送りください。←★を@に置きかえてください。

■ 1行ニュース

・千葉の原発避難者の集団訴訟 国にも賠償命じる 2審の東京高裁(2021/2/19)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210219/k10012876461000.html

・1、3号機格納容器の水位低下 福島第1原発、地震の影響か(2021/2/19)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021901167&g=soc

・福島第一水位低下で注水量増へ(2021/3/5)
https://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210305/6050013682.html

・放射線防護の考え方「年1ミリシーベルト」削除へ〜放射線審議会 (OurPlanet-TV 2021/2/26)
http://ourplanet-tv.org/?q=node/2548

・途切れた配管、不十分だった心構え 原発事故から10年(朝日新聞 2021/2/27)
https://www.asahi.com/articles/ASP2W675CP2JULZU022.html

・3号機プール核燃料搬出完了 炉心溶融の建屋で初―2年で566体・福島第1(jiji.com 2021/2/28)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021022800261&g=soc

■ インフォメーション

・「提案型報道チャンネル・ボトムアップ!」開局のためのクラウドファンディング
『恐怖のカウントダウン~東海第二原発を止めたい』(月1原発映画祭で2019年7月14日に上映)の遠藤大輔監督がクラウドファンディングを実施中です。
「提案型ジャーナリズムの動画配信サイト! 開局を支援してください」
https://readyfor.jp/projects/bottomup-ch

・資源エネルギー庁がエネルギー政策の検討にあたって、国民からの意見を募集するべく、「意見箱」を設置しています。
https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommitte...

■ 次回のニュースレター

次回のトピックは「映画でみるチェルノブイリ」の予定です。
*ニュースレターのバックナンバーはこちらから
http://www.jtgt.info/?q=taxonomy/term/21

■ 月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai2021★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

2021年3月10日(水) 新型コロナウイルス感染者数推移

2021年3月10日(水) 新型コロナウイルス感染者数推移


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2021年3月12日(金) 『終わりのない原子力災害―3.11東日本大震災から10年』の英語字幕版上映

お世話になっております。
PARC事務局の奥村です。

直前のお知らせとなり恐縮ですが、日本時間で3月12日(金)午前11時より、
ハワイ大学日本学研究所の主催で、PARCとFoE Japanが共同制作した
『終わりのない原子力災害―3.11東日本大震災から10年』の英語字幕版
の上映が行われます。
英語でのイベントですが、ご興味のある方はぜひご参加ください。
また、海外のお知り合いにぜひ広くお知らせいただければ幸いです。

本編上映後には、作品監修者・細川弘明さんが登壇されてQ&Aセッション
が行われます。(参加無料)
英語でのイベントですが、ご興味のある方はぜひご参加ください。
また、海外のお知り合いにぜひ広くお知らせいただければ幸いです。

上映される英語字幕版は、イベント終了後、有料でオンライン・ストリーミング
視聴をPARCより開始予定です。
そちらは視聴ページ公開後に改めてご案内させていただきます。

(以下、ご案内)
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University of Hawai'i at Manoa

2021年3月9日(火) 新型コロナウイルス感染者数推移

2021年3月9日(火) 新型コロナウイルス感染者数推移


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2021年3月26日(金) 希望のまち東京をつくる会・オンラインイベント 「あり得ない!東京オリンピック ―都政はコロナ対策と経済補償を優先せよ―」 (宇都宮健児×本間龍スペシャル対談)

希望のまち東京をつくる会・オンラインイベント
「あり得ない!東京オリンピック ―都政はコロナ対策と経済補償を優先せよ―」
(宇都宮健児×本間龍スペシャル対談)
http://utsunomiyakenji.com/schedule/4851

新型コロナウイルス感染症の拡大で、多くの都民から東京オリンピック開催を
やめてほしいという声があがり、また開催への不安や懸念が各自治体からも
あがっています。

しかし、JOCも日本政府も開催する構えを崩していません。

そもそも、招致の段階から不正や疑惑にまみれ、スポンサー企業の利益追求の
手段となってしまったオリンピックの問題点とは何なのか。仮に開催された
場合、多くの選手を受け入れることになる東京都では、都民のための医療体制
やコロナ対策がおろそかになる懸念があります。さらに、仮に中止になった
としても、これまで投じてきた莫大な資金や建設した施設の後始末は誰が
どのようにするのか。

透明性のない契約の下、都民の暮らしや医療が犠牲になることは許せません。

東京オリンピック開催反対の急先鋒として論陣を張り続けてきたジャーナリスト
の本間龍さんと、宇都宮健児によるスペシャル対談です。

●日時:2021年3月26日(金)19:00~21:00

2021年3月13日(土) オンライン国際シンポジウム「刑事司法の未来を展望する―刑事司法制度は死刑制度や弁護士への攻撃とともに共存できるのか」

【3/10までに申込み】 3/13(土)オンライン国際シンポジウム「刑事司法の未来を展望する―刑事司法制度は死刑制度や弁護士への攻撃とともに共存できるのか」(Zoom)
https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2021/210313.html

 刑事司法が持続可能なものとなるためには、法の支配を促進し、全ての人々に司法への平等なアクセスが提供されなければなりません(SDGs16.3)。
 しかし、そうした目標を達成していくために、今日の刑事司法はいくつかの問題に直面しています。
 1つには、法の支配を支えるべき弁護士がなお、その職務を理由に暴力、脅迫、嫌がらせに直面していることです。
 2つには、大国においても引き続き残され執行されている死刑制度です。

 この国際シンポジウムでは、持続可能な刑事司法の実現のために、この2つの挑戦的な問題を、国内外の専門家を集めて討論し、目指すべき刑事司法の姿を提示します。
 奮ってご参加ください。

国際シンポジウム「刑事司法の未来を展望する―刑事司法制度は死刑制度や弁護士への攻撃とともに共存できるのか」
日 時:2021年3月13日(土)12時15分~17時10分
開催方法:Zoomウェビナー

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