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ドキュメンタリー映画『発酵する民』が7月10日(土)より渋谷のユーロスペースにて劇場公開

ドキュメンタリー映画『発酵する民』が、
7月10日(土)より渋谷のユーロスペースにて劇場公開いたします。
もしよろしければ、詳細ご覧くださいませ。

●ドキュメンタリー映画『発酵する民』(92分)
〜3.11から生まれたものが、コロナ禍の今を照らす〜
〜人間は微生物と共に生きてゆく〜

●予告編
https://www.youtube.com/watch?v=1W4vK1SsWUE

●内容
海と山に囲まれた古都・鎌倉。
2011年、このまちを「脱原発パレード」で歩いた女性たちが
「イマジン盆踊り部」を結成した。

彼女たちは、日々の生活の中で浮かび上がってくる思いを唄にして踊り始める。

お酒や味噌、パンづくりの思想から生まれた「発酵盆唄」。
海水を汲み、薪で火を炊いて塩をつくる「塩炊きまつり」。
やがて、風変わりな唄と踊りが、人びとをつなげてゆく。

この映画は、鎌倉や葉山のユーモア溢れる抵抗者たちと、
盆踊りの渦、女性たちの笑い声を描きながら、
人間以外の存在にも耳をすます。

太陽系を縮小した円形の暦「地球暦」のマクロな視点や、
「発酵」のミクロな視点が交差する。
混沌と優しさの中で、何が見つかるだろうか。

東日本大震災・原発事故から10年。
あの時に生まれたものは、今も確かに続いている。
コロナ禍の今を照らす、発酵ドキュメンタリー!

●クレジット
出演 瀬能笛里子、大嶋櫻子、山口愛、川崎直美、やまもとゆうすけ
 高橋彩、勝見淳平(パラダイスアレイ)、寺田優(寺田本家)、杉山開知(地球暦)

音楽 イマジン盆踊り部、pass into silence
題字 瀬能笛里子 版画 RYOCK
ポスターデザイン 平野絵理
協力 土屋豊 OurPlanetTV 平野由里子
配給 福々映像
監督 平野隆章

●上映日時
7月10日(土)〜7月16日(金)は、10時30分上映スタート。
7月17日(土)からは、20時頃からの上映予定です。

●上映館 ユーロスペース(渋谷)
http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000533
●映画『発酵する民』公式サイト
https://fermentfilm.com/
●映画『発酵する民』Twitter
https://twitter.com/fermentfilm

月1原発映画祭ニュースレター第10号

「月1原発映画の会」スタッフの西川です。
月1原発映画祭ニュースレター第10号をお届けします。

■今月のトピック「電力の民主化」

スタッフの西川です。月1原発映画祭ニュースレター第10号をお届けします。
ちょうど5年前の2016年4月1日、東京電力や関西電力など旧一電(旧一般電気事業者)10社が握っていた一般家庭への電力供給が、「電力自由化」(「電力完全自由化」ともいう)されて、各地域での大手電力会社一社独占状態から、一般消費者が電力会社を選べるようになりました。ところが、2020年末から2021年始にかけて起こった「電力卸売価格高騰」という事件は、耳新しい話ですし、太陽光発電の再生可能エネルギーが接続拒否されたという話も聞きます。電力自由化は、「電力の民主化」となっているのか、ほんとうに「完全自由化」と言えるのかという疑問が湧き、調べてみました。

◆「天然ガス在庫不足も需給逼迫も関係がない」電力の市場価格高騰、真の原因は

――新電力からの発言……竹村英明さん
https://energy-shift.com/news/8d7473bc-ed15-40af-8a98-f8278850904c


つまりは、日本の卸電力市場(JEPX)では、電気の「売り」も「買い」も、旧電力(旧一般電気事業者)が占めていて、かつ、送配電部分の分離も、形式的なもので、旧電力による市場価格の操作が可能。再生可能エネルギーをけん引してきたFIT電力も、2017年4月からは送配電事業者が買い取ることになってしまい、ますます市場操作がしやすくなってしまったのです。
電力の市場価格高騰で新電力が被った痛手は、約2000億円と推定され、その2000億円が旧電力に回りました。竹村さんたちのグリーンピープルズパワーも、数千万円の損失を出し、緊急の増資で補ったそうです。原因になったのは、年末年始のタイミングで卸電力市場に出される電力の量が減ったためで、天然ガスの高騰だというのは、誤り、関係がないようです。

◆以下の動画で「天然ガス(LNG)とJEPX売り入れ入札量の相関は弱い。気温とも相関なし」と、出てきます。

(動画&資料掲載)《緊急企画!》なんでこんなに高くなった!?でんき市場価格 高騰の裏側トーク
https://power-shift.org/210205_event/
6:00くらいから41:00くらいまで、安田陽さん(京都大学大学院 経済学研究科 特任教授)が、今回の高騰を順を追って説明されていてわかりやすいです。
(天然ガス高騰については25:00ころ)

◆電気事業用語集

https://www.greenpeople.co.jp/term/
つい5年前までは、電力の世界は大手10社が独占していて、一般市民があずかり知らぬものだったので、電気事業関連の用語は、まるで隠語、暗号のようです。
そこでこれを参照すると、便利です。

◆持株会社制度の「発送電分離」は名ばかりの“分離”?

見えてきた課題とは……飯田哲也さん
https://solarjournal.jp/solarpower/33973/
送配電は、道路や上下水道のように公共的な「インフラ」と呼ばれるものなので、本来は国や自治体が管理すべきものです。しかし、化石燃料問題で休止している火力発電所の枠や、電力供給の32%から6%に落ち込んだ原発の分を確保しているので、太陽光発電の接続拒否が起こるのです。
たとえば東京電力は、東京電力パワーグリッド(一般送配電事業)と東京電力エナジーパートナー(小売電気事業)に分離されましたが、どちらも東京電力ホールディングス(以下TH)のグループ企業で資金や情報を融通しあえます。
電力というものはあくまでも市場での入札の自由に任せるのでなく、上限を決めたり、市場操作されないようなオープンな市場づくりが課題だということがわかってきました。竹村英明さんによれば、この電力市場価格高騰で撤退や経営不振に追い込まれた新電力もあるそうです。これでは、新電力を伸ばすどころか、淘汰する方向へ舵が逆に切れているように思いました。

◆『線と管(くだ)のない家』月刊たくさんのふしぎ2020年3月号 福音館書店 770円

建築家中村好文さんは、決して建築界ではエリートではないけれど、上品な作風でとても人気があります。その中村さんが推奨する線も、管もない家。旧電力の支配からのがれるにはこういう抵抗もあるんだなと思いました。
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=5857

◆原発のない日本へ 電気代ゼロ円(オフグリッド)への挑戦

「福島第一原発事故をきっかけに、電力を自給しようという人たちが現れてきています。大手電力など外から電気を買わずに、しかも冷蔵庫、テレビを使う普通の生活を続けることはできるのか。太陽光発電で電力自給するお宅にお邪魔しました。」という動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=okx9_SJR2fQ

◆太陽熱温水器

線と管のない家には必須。電気を使わない自然循環型。熱くなったお湯は、上部の魔法瓶のような部分にたまる仕組み。一基20~30万円くらいです。
https://www.noritz.co.jp/product/taiyo/sj_series.html
動画:太陽熱利用機器「エコソーラーII」紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=4CW__llF-f8

◆無電力式ペレットストーブ

これも線と管のない家には必須。薪兼用で、8時間分のペレットが、少しずつ重力で落ちてきます。値段は、40万円ほど。
https://ishimuraonline.shop/?pid=138152088
動画:釜石『石村工業 クラフトマン』プロモーション映像
https://www.youtube.com/watch?v=p0SJqOwjjYU&t=26s

◆今さら聞けない! 仮想発電所(VPP)とは?

→個々の太陽光パネルを束ねて、一つの発電所のようにしようという試みです。
https://solarjournal.jp/solarpower/20460/
・仮想発電所(VPP)をわかりやすく解説します
https://power-hikaku.info/vpp/
・なんと2017年に経産省がこんなふうに説明しています。
これからは発電所もバーチャルになる!?
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/vpp.html

◆「オフサイトPPA」という新しい言葉について

いま話題の「PPA」とは何か:自家消費型再エネ調達
https://news.yahoo.co.jp/articles/db08340aecaae2d6cba2d2c54c62c6411064cfec
→NTTの太陽光発電所でつくった電気を、セブンイレブン40店舗で使う契約をしてウィンウィンのようです。ますます原発は要りませんね。

◆映画『国民の選択』宮本正樹監督、75分、2021年3月公開

今年になって公開された映画の紹介です。フィクションなので、舞台設定や演技に若干不自然さはありますが、原発や日本のエネルギー問題の資料映画、学習映画として見れば、意味があるのではないでしょうか。20××年、日本は原発禁止か否かをめぐって国民投票を実施。原発のあるまちの議員である父と、家族のお話です。
『国民の選択』公式サイト
https://www.kokumin-movie.com/
予告篇:https://www.youtube.com/watch?v=hKCTnegiHUQ
『国民の選択』宮本正樹監督インタビュー
https://www.asahi.com/and/article/20210317/24984466/

夏になると、電力ひっ迫が言われます。電力切り替えだけではなくて、電力自由化の背後にある不合理なもの、電力の民主化を阻むものについて、もっと敏感になって、制度を変えていく必要があると思いました。(西川) 

■インフォメーション

・連続シンポジウム 東海第2原発 避難問題を考える「原発事故 避難の現実」
2021年7月18日(日)13:30〜15:30 ウェビナーZOOM要申し込み
第1部 井戸川克隆 講演会「福島事故の教訓を生かしてください」オープニング映像上映
第2部 パネルディスカッション 「安全な未来を子どもたちに残したい」
主催:福島応援プロジェクト茨城
https://blog.goo.ne.jp/oueniba

■1行ニュース

・日本経済新聞:中国原発で放射線漏れか 米報道、ガス放出と仏電力(2021/6/15)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB14BZN0U1A610C2000000/

・NHK:東電 トリチウム分離技術を公募 福島原発の処理水問題で (2021/6/20)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210620/k10013093731000.html

・テレビユー福島:東京電力 今夏までに処理水賠償の枠組み提示へ 福島県の議論 透明性に疑問も (2021/6/21)
https://www.tuf.co.jp/newsdata/NS_play.php?NewsData=assets/article/20210...

・朝日新聞:福島第二原発、廃炉作業開始へ 2064年度終了めざす(2021/6/23)
https://www.asahi.com/articles/ASP6R31J1P6QULFA024.html

・日本経済新聞:40年超原発、全国初の再稼働 関西電力美浜3号機(2021/6/23)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF212460R20C21A6000000/

■超ショートコラム「自分の言葉で考えよう」

「ワクチン接種で家族と意見が食い違った。お互いに考えの根拠となった動画やツィートを教え合った。成人同士だし、ワクチンを打つ、打たないは自分で決めればいいのだけれど、もやもやしている。原発事故後、放射能をどれだけこわがるのか、避難するのかどうか、家族や友人と意見が違った方々は、どれだけもやもやされ苦しまれた(今も苦しんでいる)ことだろう。今さらながら少しだけ実感できている気がする。(文京区・K)」

■「自分の言葉で答えよう」への回答募集

このコーナーへの投稿を募集します。
→200字以内、名前/ペンネーム、住んでいる地名などは投稿された方の任意とします。
お題:
「原発ないと困るでしょ」って言われたら?
「原発ゼロの主張は無責任」って言われたら?
そのほか、今回のような自由なテーマも歓迎です!
投稿の原稿はメールでeigasai2021★jtgt.info宛てにお送りください。←★を@に置きかえてください。

■次回のニュースレター

トピックは、「福島復興五輪に思う」の予定です。
「0.3k㎡で完全にブロックされています」の嘘に見られるような、
五輪と福島原発事故の似通った構図から、スタッフの寄せ書きと、資料で構成します。

■月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai2021★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

2021年7月12日(月) 新型コロナ災害緊急アクション活動報告会と各政党との討論集会

7/12(月) 新型コロナ災害緊急アクション活動報告会と各政党との討論集会(衆議院第一議員会館)

「コロナと貧困に殺される。 政治は,いますぐ公的責任を果たせ!」
新型コロナ災害緊急アクション活動報告会と各政党との討論集会

私たちが主催した大人食堂の翌日の5月6日、繕い東京ファンドの稲葉剛さんが参議院の厚労委員会で参考人として以下のように発言しました。

「『自助も共助も限界だ』、『今こそ、公助の出番だ』と、私たちはこの一年間、叫び続けてきました。しかし、生活困窮者支援の現場では、依然として『公助』の姿が見えません。政府は一体、どこにあるのでしょうか。この国に政府が存在しているということが、現場からは見えないのです。いま、この瞬間、家を追い出されて、路上に追いやられる若者がいます。いま、この瞬間、おなかをすかしている子どもがいます。その子どものために炊き出しに並ぶ親御さんがいます。そしていま、いのちを絶つことを考えている大勢の人たちがいます。その人たちに向けて、『日本には、政府がある。人々のいのちと暮らしを守る政府がある』ということを行動で示してください。

2021年7月21日(水) 変えよう選挙制度の会・7月例会

【要申込】変えよう選挙制度の会・7月例会(会場&ZOOM)のご案内

日時:7月21日(水)18:00~19:50
      ※通常と時間が変更になっておりますので、ご注意ください。

会場:東京ボランティア・市民活動センター 会議室B
   飯田橋駅下車、セントラルプラザ10階
   アクセス https://www.tvac.or.jp/tvac/access.html

参加費:500円(会場参加・資料代)
    オンライン(zoom)参加の場合は無料

テーマ:「今回の都議選の選挙結果の分析と課題について」

報告者:田中久雄(当会代表)
       報告後、参加者の皆さんと質疑応答、意見交換をします。

<申込>
 ●会場参加(先着15名)
   メールで下記アドレス宛にお名前、ご連絡先をお知らせください。
      think.elesys★gmail.com ←★を@に置きかえてください。
   申込締め切り:7/20 17:00
 ●オンライン(zoom)参加(定員はありません)) 
   下記フォームからお申し込みください。
      https://forms.gle/ssUoLnacRBPWLCEN6

チラシ画像

2021年7月24日(土) とりプロ(公正・平等な選挙改革にとりくむプロジェクト) オンライン座談会#6 「衆議院議員選挙に比例代表制を」

【衆議院議員選挙に比例代表制を】

とりプロオンラインイベント第6弾!

今回はとりプロ立ち上げ当初よりご協力いただいており
選挙市民審議会でも活躍された弁護士の山口真美さんをゲストにお迎えして
衆議院議員選挙の仕組みについて共に考えていきます。

現行では小選挙区と11ブロックに分かれた拘束名簿式比例代表の並立制。
これを20ブロック程度の非拘束名簿式比例代表制一本に変えていくことができないか、議論を深めます。

投票価値の平等性を担保し、死票を減少させ、政党支持率と議席配分に差異が生まれないような仕組みをつくり出したいものです。
共に考えていきましょう!

更に、今回は同じく選挙市民審議会委員であられた、
九州大学大学院法学研究院教授の岡﨑晴輝さんと、
元総務省官僚で「変えよう選挙制度」の会代表の田中久雄さんにも
ミニパネルディスカッション的に議論に加わっていただきます。

豪華な第6弾イベントをお楽しみに!

↓↓↓とりプロの課題意識はこちらから↓↓↓
とりプロが提案する「新市民選挙法」〜その11:衆議院議員選挙
https://www.youtube.com/watch?v=L8SK8EXHNtY

【とりプロとは】

わたしたちとりプロ(公正・平等な選挙改革にとりくむプロジェクト)は

2021年7月5日(月) 【安保法制違憲訴訟】東京の裁判(国賠控訴審第3回口頭弁論)

【安保法制違憲訴訟】東京の裁判(国賠控訴審第3回口頭弁論)のご案内

安保法制違憲訴訟の会、事務局からのご案内です。

国賠控訴審第3回口頭弁論が7月5日に行われます。
今回は、先の半田滋氏の証人尋問を受けて、半田氏のこれまでの証言から裁判所に特に訴えたいことを準備書面にまとめて提出しました。
この準備書面について、棚橋桂介弁護士が意見陳述を行います。
また、大阪訴訟の原告でもあったジャーナリストの西谷文和さんが安保法制違憲訴訟のために制作した「戦場から見た憲法9条」を法廷で上映します。
この映像については、杉浦ひとみ弁護士が意見陳述を行います。
今回も、見ごたえのある口頭弁論が予想されますので、コロナウィルスに留意しつつ、マスク着用の上、ご参加ください。
また、報告集会は、緊急宣言が解除されましたので、議員会館にご来場いただけます。
zoomでの配信も行いますので、当日時間になりましたら、下記のURLをクリックして、アクセスしてください。
特に申し込みの必用ありませんが、先着100名までになりますので、予めご了承ください。

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【東京国賠控訴審 第3 回期日】7 月5 日(月)
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10:00 裁判所前アピール

2021年8月1日(日)〜4日(水) 原爆の図展

「原爆の図展」は今回の緊急事態に合わせて急遽延期になりました。(2021年7月11日)

交通不便で、中々見学にいけない丸木美術館からの出張展示会が「原爆の図を
見る会・文京」のお陰で今年も下記のように開催されることが決まりました。
交通の便利なところです。この機会に是非ご覧いただきたくご案内いたします。

「第17回 原爆の図展」

日  時 8月1日(日)~4日 10時~18時(3日 11時~)

場  所 文京区シビックセンター1F展示室2

特別企画 被爆樹木 核兵器禁止条約 サーロー節子国連演説

詳細は添付のチラシをご覧ください。

開示請求で発覚!35万人「五輪反対署名」を東京都が無視していた

宇都宮さんが東京都に提出した35万人の「五輪反対署名」を東京都が
無視・放置していたことが開示請求で明らかになったとのことです。

講談社のFRIDAYデジタル
https://friday.kodansha.co.jp/article/191223

2021年07月23日(金) 社会主義理論学会第87回研究会

社会主義理論学会第87回研究会のご案内

日時:2021年7月25日(日)午後2時より

会場:オンライン(zoom)のみで開催。会場開催はなし。

<報告>
大西広(慶應義塾大学教授)
「中国市場資本主義の現状をどう評価するか――中間層と階級問題、ナショナリズムと民族問題にも触れて――」

<コメント>
境毅(ルネサンス研究所関西)、瀬戸宏(摂南大学名誉教授)、山本恒人(大阪経済大学名誉教授)

参加費:無料

申込先:社会主義理論学会申込専用メール
socialismtheory●yahoo.co.jp(●を@に変えてください)
上記申込専用メール宛に、氏名、会員・非会員の別を記してメールで申し込んでください。
zoom のURLは参加確定者に後日連絡します。
締切:2021年07月23日(金)

主催:社会主義理論学会
http://sost.que.jp/

共催 ルネサンス研究所・関西

2021年7月3日(土) グラムシを読む会

2021年度7月期 「グラムシを読む会」 のご案内 
【日 時】 2021年7月3日(土) PM2:00~5:00
 
【会 場】 文京区文京シビックセンター内 障害者会館3階会議室C
       地下鉄 後楽園駅から徒歩5分
       前回と会場が変わります。ご注意下さい。
 
【報告者】  丸山茂樹(社会的連帯経済を推進する会)
 
【テーマ】  労働者協同組合法の成立と今後
 
【資料代】 500円 
【概 要】
 昨年12月4日、労働者協同組合法が国会で自民党から共産党にいたる全党派の全会一致で可決成立した。2年以内に施行される。日本には農協、生協、信用金庫など個別法による協同組合はよく知られているがワーカーズ・コレクティブや労働者協同組合(ワーカーズ・コープ)は法的にはNPOや企業組合などの法人格でしか存在しえなかった。新しい法律では労働者の協同労働による自主管理経済主体ができる。即ちこの法律の成立は日本の社会運動に新しい可能性を開くものであると言える。しかしながら、「既存の労働法制度のなかで労務契約を結ぶこと」等、見過ごすことのできない課題も残している。雇用労働=賃金労働者の立場を超えた「協同労働」の可能性と、その実現への課題についても報告する。

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