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第7回ブラック企業大賞2018 ノミネート企業発表!

■第7回ブラック企業大賞2018 ノミネート企業発表!
http://blackcorpaward.blogspot.com/

2018年12月5日、ブラック企業大賞実行委員会は、2018年のブラック企業大賞のノミネート企業9社を発表いたしました(以下)。
ウェブ投票も開始しましたので(~12月22日17:00締切)、ぜひご参加ください。

1.株式会社ジャパンビジネスラボ
株式会社ジャパンビジネスラボは、都内で語学学校等を運営する企業である。同社で英語講師を務めていた正社員の女性は、2014年、育休明けに保育園が見つからず規定上の休職を申し出たが拒否された。同社には「希望する場合は正社員への契約変更が前提」と記載された育休明け社員向け契約社員転換制度があり、このままでは自己都合退職になると言われた女性は、「正社員に戻れるなら」と、週3回、1年雇用の契約社員として職場復帰した。

2019年1月16日(水) 映画『最後の一滴まで』上映&トーク「世界に逆行し水道民営化へ進む日本」

映画上映会&トーク
ドキュメンタリー映画『最後の一滴まで』上映&トーク「世界に逆行し水道民営化へ進む日本」
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/190116.html

 私たちが生きていく上で必須である「水」。2010年、国連総会は安全な飲料水へのアクセスを人権の一つとする(The Human Right to Water)原則を承認しました。しかし1990年以降、世界の多くの国・自治体において水道サービスの民営化が進み、途上国での水へのアクセスもまだ多くの課題が残っています。
 日本でも2000年以降、水道事業への民間参入の道が開かれてきました。2018年6月には国会で水道法の改正案が審議され、今まで以上に民間企業が水道事業に参入しやすくなる「コンセッション契約」の推進を含む改正が検討されました(現在、臨時国会で引き続き審議される見込み)。水道事業は民間企業が担えばうまくいくか? 公共サービスとは何かーー? 日本の私たちに突き付けられている喫緊の課題です。

内田聖子著「水道事業に民間参入を促そうしているのは誰なのか。内閣府PPI推進室を巡る利権の構造」(ハーバービジネスオンライン)

★ハーバービジネスオンライン
水道事業に民間参入を促そうしているのは誰なのか。
内閣府PPI推進室を巡る利権の構造—内田聖子
https://hbol.jp/180396

◆ドキュメンタリー映画『最後の一滴まで—ヨーロッパの隠された水戦争』
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/uptothelastdrop.html

◆【要予約】1/16(水)ドキュメンタリー映画『最後の一滴まで』上映会&トーク「世界に逆行し水道民営化へ進む日本」
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/190116.html

2018年12月8日(土) 出版記念講演会『ストする中国 非正規労働者の闘いと証言』

出版記念講演会『ストする中国 非正規労働者の闘いと証言』(東京・お茶の水) 

1995年労働法施行、2000年WTO加盟、2008年労働契約法施行などが進められ、ついには「世界の工場」からアメリカに次ぐ大国に成長した中国。
 この「世界の工場」を支え、たたかってきた労働者たちの聞き取りをまとめた『ストする中国』(彩流社、2500円+税)の邦訳出版記念講演会を開催します。
(※予約・会場費不要)

 泣き寝入りせず、職場放棄や道路封鎖で抗議する中国の工場労働者。
 90年代からの山猫ストの数々を、実際ストにかかわった現場労働者が語っています。
 本書が触れている2010年代あたりからは、国内事情が大きく変わっているため、記念講演会では、本書にも寄稿してくださった石井知章さん(明治大学現代中国研究所)から、中国における最新労働事情の解説、レイバーネット日本国際部からは、中国では出版されていない本書との出会いなどをお話しする予定です。
 ぜひご参加ください。

出版記念講演会『ストする中国 非正規労働者の闘いと証言』

○日時:2018年12月8日(土)14:00〜16:30(13:30開場)
○会場:明治大学リバティータワー 6階 1063教室
    アクセス→https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
※事前申し込み不要、入場無料

○報告:『ストする中国』翻訳の背景と経緯
     翻訳者 レイバーネット日本国際部

○講演:「中国における最近の労働事情」
     石井知章(明治大学現代中国研究所)

○共催:明治大学現代中国研究所
    明治大学労働教育メディア研究センター
    レイバーネット日本国際部

2018年12月18日(火) TPP11発効・日欧EPA批准にNO! メガ自由貿易協定にどう立ち向かうか

いつも大変お世話になっております。(PARC)共同代表の内田聖子です。
臨時国会では様々な法改正が拙速になされようとしていますが、日本とEUの貿易
協定もその一つです。また12月30日にはTPP11も発効されることになり、さらに1
月からは日米貿易協定の交渉も始まります。
こうしたメガFTAに対し、私たち市民社会の対応・運動もこれまで以上の・これ
までとは異なる方法が求められていると思います。PARCを中心にいくつかの団体
で緊急集会を企画しました。ぜひともお越しください!

またつい数時間前に臨時国会で可決された水道法改正についても、DVD「最後の
一滴まで」リリースとも関連して、このかん国会議員や市民、メディアへの働き
かけを強く行ってきました。改正案可決はひどいものですが、これからは地方自
治体が主戦場となります。昨日、ハーバービジネスオンラインというネットニュー
スに長い記事を書きました。内閣府、水企業、コンサルによるPFIコンセッショ
ン推進の実態をまとめました。かなりの数の反響がありますので、ぜひ皆様もお
読みいただければと思います。

★ハーバービジネスオンライン
水道事業に民間参入を促そうしているのは誰なのか。
内閣府PPI推進室を巡る利権の構造—内田聖子
https://hbol.jp/180396

(拡散歓迎)
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【緊急集会】

TPP11発効・日欧EPA批准にNO!
メガ自由貿易協定にどう立ち向かうか
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/181218.html

 2010年以降に日本は次々とメガFTAを交渉してきました。
 TPP12から米国が抜けて以降、「米中貿易戦争」と言われる関税報復が繰り返
され、世界の貿易体制は揺らいでいます。そんな中、TPP11を復活させ、日欧EPA
も拙速な署名をし、さらにアジア地域でのRCEPを加速させようとする日本は、今
や「世界で最も自由貿易を推進する国」となりました。
 さらに、米国に「TPP復帰を促す。日米FTA交渉はしない」と断言していた政府
ですが、9月末の日米首脳会談にて、物品だけでなくサービスや投資なども含み
込む「日米貿易協定」の交渉開始を合意してしまいました。これを「TAG(物品
貿易協定)」であると強弁し、多くの人から批判を浴びたことは周知のとおりで
す。
 WTOを含め、貿易協定全体はいま大きな岐路に立っています。そんな中で日本
の通商政策は、世界の流れや人々の実感からかけ離れたものとなっているといえ
るでしょう。
 数々の貿易協定が私たちの暮らしや産業にどのように影響を与えるのでしょう
か?私たちは市民社会として、今後どのような運動や提言、国際的なネットワー
クが必要なのでしょうか? TPP11発効を前に、多くの貿易協定を横断的にとら
え、最新の情勢も含めて皆さんと整理しなおし、議論したいと思います。ぜひご
参加 ください。

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■日 時:2018年12月18日(火)18:30〜20:45 開場18:10
■会 場:連合会館 2F 203会議室
 ※会場地図は https://rengokaikan.jp/access/
■参加費:800円
■内容
★メガFTAの現在と問題点—TPP11、日欧EPA、RCEPそして日米FTA
 内田聖子(NPO法人アジア太平洋資料センター〈PARC〉共同代表)

★自由貿易とともに進む国内での「命と暮らし」の危機
 —種子法、漁業法、水道法の問題点—
 山田正彦(元農水大臣、TPP交渉差止・違憲訴訟の会幹事長)

★医療・保険/医薬品はどうなるのか
 寺尾正之(公益財団法人・日本医療総合研究所研究研修委員、医療法人財団・
健和会医療介護政策室主任研究員)

★自由化ドミノに抵抗するために—農業・農村の危機
 岡崎衆史(農民運動全国連合会 国際部副部長)

【共催】
NPO法人アジア太平洋資料センター〈PARC〉
TPP交渉差止・違憲訴訟の会
農民運動全国連合会

【協力】TPPプラスを許さない?全国共同行動

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◆お問合せ◆
NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455
E-mail : office★parc-jp.org ←★を@に置きかえてください。
URL: http://www.parc-jp.org/
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2018年12月10日(月) 「新時代沖縄」の扉を開く若者たち -玉城デニー知事誕生と沖縄県民投票-

「新時代沖縄」の扉を開く若者たち
-玉城デニー知事誕生と沖縄県民投票-
沖縄県知事選『ポジティブ・キャンペーン』の立役者、徳森りまさんを迎えて

10月4日に「新時代沖縄」を掲げた玉城デニー知事が就任し、26日には県議会で辺野古新基地建設を問う「県民投票条例」と関連予算が可決されました。
辺野古新基地建設の中止を求めるデニー氏の選挙運動と条例制定直接請求の署名運動には、沖縄の若者たちが、世論を盛り上げ、運動を成功させました。
このたび、県知事選挙の「ポジティブ・キャンペーン」の立役者の徳森りまさん、県民投票を実現させる原動力を作り出した元山仁士郎さん(インターネット参加)を迎えて、お話を伺い、本土の私たちが「自分ごと」として何をすべきなのか議論します。

日 時 12月10日(月)18:30~20:45(18:00開場)
場 所 不忍通りふれあい館 https://goo.gl/D1h8Ds
文京区根津2-20-7(東京メトロ千代田線「根津」駅より徒歩約3分)
参加費 一般800円 学生200円
チラシ(PDF)
http://www.foejapan.org/aid/henoko/181210.html

徳森りまさん 「デニってる?~若者たちの県知事選」
沖縄県出身。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士課程修了(国際関係学)。沖縄「建白書」島ぐるみ会議にて翁長雄志沖縄県知事の国連人権理事会参加への随行を経験。南米コロンビア、ペルーにて紛争被害者の社会参画支援に従事。2018年の沖縄県知事選挙で若者チームとして玉城デニー候補を支援する。

元山仁士郎さん-インターネット参加- 「県民投票の成功のために」
沖縄県出身。「辺野古」県民投票の会代表。国際基督教大学卒業。一橋大学社会学研究科修士課程在籍(休学中)。SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)やSEALDs
RYUKYUの立ち上げ/中心メンバー。『世界』(岩波書店、2018年12月号)に「沖縄県知事選と県民投票」をテーマに寄稿。

パネリスト
米須清実さん
(小金井市市議会に陳情、自分ごととして考える重要性を提起)
鶴巻拓さん(横浜のみどりを未来につなぐ実行委員会)ほか

主催:辺野古高江を守ろう!NGOネットワーク
問い合わせ先:国際環境NGO FoE Japan
TEL: 03-6909-5983/FAX: 03-6909-5986
E-mail: info★foejapan.org ←★を@に置きかえてください。

2019年1月22日(火) 第93回 VIDEO ACT! 上映会 ~「沖縄から叫ぶ 戦争の時代」完成上映会~ 『沖縄から叫ぶ 戦争の時代』

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■ 第93回 VIDEO ACT! 上映会 ~「沖縄から叫ぶ 戦争の時代」完成上映会~
『沖縄から叫ぶ 戦争の時代』
2019年/61分/制作 湯本雅典

http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2019年1月22日(火)19時より

「戦争の時代」が歩き始めている。
執拗にすすめられる辺野古新基地建設。
沖縄の離島ですすむ自衛隊基地建設。
沖縄県知事選挙に勝った。
それでもまだ、辺野古新基地建設はとまらない。
また各地で、自衛隊基地の建設がすすむ。
市民への納得のいく説明がないまま。

■上映作品
『沖縄から叫ぶ 戦争の時代』 2019年/61分/制作 湯本雅典
https://yumo.blue/

■解説
「戦争の時代」が歩き始めている

●執拗にすすめられる辺野古新基地建設
2018年2月、沖縄県名護市長選挙で予想に反して辺野古新基地に
一貫して反対してきた稲嶺進さんが破れた。政府は、連日、辺野古への物資の搬入をすすめた。
一方で新名護市長の渡具知氏は、学校給食費、保育料の無償化のためにと米軍基地再編交付金の受け取りを決める。

辺野古レポート

先程、政府から辺野古への土砂投入を12月14日に開始するとの発表がありました。一人でも多くの人が辺野古前に結集出来ますよう。100人では止められないけれど、200人なら工事車両の搬入は止められます。

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2泊3日の短い旅でしたが、3日は月に一度の大集会に参加出来ました。参加者は約1000人とのこと。工事車両の搬入も流石にありませんでした。国会議員や県議の方々がスピーチされていました。

先日政府が辺野古への土砂投入を12月半ばに行うと発表した中で、埋め立て用土砂の搬出を予定していた本部(もとぶ)港が台風で破損が酷く使えない状態。そこで琉球セメントの港を利用すべく国は動いています。しかし琉球セメントの桟橋はセメント材料の運搬に使用する許可を自治体に取っており、土砂搬出は申請内容とは異なる事を理由に、土砂の搬出を阻止出来るかが集会で論じられていました。

最近県が試算した辺野古米軍基地建設費用は2兆5千5百億円。国の当初計画の10倍。そして、沖縄の振興予算の8年分に相当する額だそうです。これ程の工事費用を国税で負担し、オスプレイが100台も配備される巨大な米軍基地が作られようとしているのです。沖縄の方々を危険に曝す国の暴挙、本当に許せません。

普天間基地の辺野古への移設の是非を問う県民投票が2月24日に決まりました。座り込みに来た方々は「あらゆる手段を講じて土砂投入の時期を県民投票まで引き伸ばしたいが、土砂投入を延期する決定打が無く非常に厳しい状況」と仰っていました。

私たちにできる事、先ずは本部港の平和利用についての署名用紙を集めたいと思います。賛同頂ける方は是非一筆頂きたく。よろしくお願いします。

2018年11月29日(木) 沖縄県知事選挙 デニー勝利と私たちの課題 集会報告

11月29日(木)に開催されました、伊波洋一さん(参議院議員・沖縄の風)が講演された、
「沖縄を自分の問題として考える会」主催の「沖縄県知事選挙 デニー勝利と私たちの課題」
集会のユーチューブ動画が、 UPLAN の三輪祐児氏の撮影によりアップされております。
レジュメや新聞記事等の当日の配布資料もその動画映像の末尾に添付されています。
下記サイトをご覧ください。

20181129 UPLAN 伊波洋一「沖縄県知事選挙デニー勝利と私たちの課題」
https://youtu.be/RHabvvFZpiM

(下記は村岡到氏による集会報告)

沖縄県知事選挙 デニー勝利と私たちの課題 集会報告

 一一月二九日、東京・文京区民センターで、「沖縄県知事選挙
デニー勝利と私たちの課題 集会」が開かれ、七七人が参加した。主催は、沖縄を自分の問題として考える会。伊波洋一さん(参議院議員・沖縄の風)が講演し、この会の呼びかけ人——小泉雅英、澤藤統一郎、中瀬勝義、吉田万三(当会代表)が発言し、質疑の後、村岡到(当会事務局長)が閉会挨拶した。司会は武市徹。発言予定の二見伸明さんの代わりに、知事選に応援に駆け付けた創価学会員の女性が発言。長崎の呼びかけ人蓑田剛治氏からのメッセージが紹介された。
 参加者が主催者の予想を大幅に上回る盛況で、椅子が不足するほどであった。沖縄への関心の広がりを示すものとなった。伊波さんの講演は、玉城デニー候補の勝利にむけた闘いの経過を選対の中心で闘った人ならではのリアルな報告で、オール沖縄の闘いの特徴が明らかにされた。
 吉田会長の発言にもあったように、この会は、共産党員、新左翼活動家、創価学会員、キリスト者、ヤマギシ会、とさまざまな立場の人たちが結集しているところに特徴がある。会の名称に「自分の問題として考える」とあることに共感したという参加者が一〇人近くいた。来年七月には同じ沖縄の風の糸数慶子さんが改選期となる。
 小さな会ではあるが、地道に活動を継続したい。

 なお、集会の前に、沖縄を自分の問題として考える会の創立総会が開かれ、一八人が出席。会長、事務局長、事務局員を選出し、会の運営について約束事を決めた。(村岡到)

2018年12月3日(月) PARC自由学校・特別オープン講座 ワンコイン・シネマ・トーク「バナナと日本人―過去と現在」

【要申込】PARC自由学校・特別オープン講座
ワンコイン・シネマ・トーク「バナナと日本人―過去と現在」
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/18_onecoin.html

 グローバル化の時代といわれる今日、私たちは、身の回りにある
「安さ」や「快適さ」がどのように形作られているのか、ふだん
意識することがありません。しかし、ひとたび舞台裏に目を向けると、
環境や人権をめぐるさまざまな問題が浮かび上がります。
 「ワンコインシネマトーク」は、PARC制作の映像作品を見て、講師の
お話を聞き、参加者みんなで語り合う場です。自由に感想・意見を出し
合い、ともに現代社会について考えましょう。 

 12月3日(月)に開催する今回は、「バナナと日本人―過去と現在」が
テーマで、フィリピン・バナナをめぐる新旧2作品(『バナナ植民地フィリピン』
+『甘いバナナの苦い現実』)を上映後、ミンダナオ島を歩く研究者・石井正子さん
に「バナナと日本人」の過去と現在を解説していただきます。

■日 時:2018年12月3日(月)19:00~21:30 (開場18:30)

■会 場:PARC自由学校教室
※アクセス→ http://www.parc-jp.org/guidance/guidance_04.html

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