月1原発映画祭/交流カフェについて

☆月1原発映画祭/交流カフェについて☆

「月1原発映画祭」では、原発に関連した映画・映像を上映し、併せて交流会を開催、監督や制作者などのゲストを迎えてお話を聞いたり、意見交換・情報交換をしたり、日ごろの思いや疑問を語り合ったりする交流の場を提供しています。原発に関することを知りたい、考えたい、話したいという方、いろいろな考えの方が気軽に参加できる会をめざしています。

会場はおもにコミュニティスペース「谷中の家」(台東区谷中3-17-11)ですが、コロナ禍をきっかけにオンラインとのハイブリッド開催も行っています。現在は3ヵ月に1回ほどの開催ですが、スタートした頃の「月1」の名まえは変えずに残しています。

この会を始めるきっかけとなったのは、「原発都民投票」の実現をめざした活動(2011~2012年)でした。東京電力福島第1原発事故のあと、自分たちが使う電気を原発に頼るのかどうか、ひとりひとりが考えて意思表明できる場をつくりたいと願う人たちが輪を広げ、都内各所の自分の住んでいる地域での法定署名活動をおこないました。原発都民投票条例案を都議会にかけるために最低22万筆あまりの署名が必要でしたが、2か月で32万を超える都民の署名が集まり、2012年6月の都議会で審議されました。結果は否決、原発都民投票は実現されませんでしたが、この活動を通じてできた地域でのつながりを生かし、引きつづき情報交換をしていこうということから「地域から未来をつくる・ひがし広場(略称・ひがし広場)」のネットワークができ、原発について継続して語り合っていく場として、2012年5月に「月1原発映画祭/交流カフェ」が生まれました。現在、有志10名あまりでつくる「月1原発映画の会」で運営しています。

月1原発映画祭

2019年7月14日(日) 第68回月1原発映画祭/交流カフェ 『恐怖のカウントダウン~東海第二原発を止めたい』上映+遠藤大輔監督のお話

次回の月1原発映画祭は、東海第二原発を取材したドキュメンタリー
『恐怖のカウントダウン~東海第二原発を止めたい』を上映します。
東海第二原発は東日本大震災で外部電源を喪失して以来停止、
昨年11月には耐用年数の40年で寿命を迎えるはずでした。
ところが、ここで20年の運転期間延長が認められ、
多くの欠陥を抱えたまま再稼働への準備が進められています。
民家に隣接し、半径30キロ圏内に96万人が暮らす東海第二原発。
この原発で、もし事故が起こったら…?
『恐怖のカウントダウン』は、東海第二原発の問題点と
テレビが報じない現状がコンパクトにまとめられています。
監督・制作した遠藤大輔監督はビデオジャーナリストとして
ホームレス問題はじめ様々な社会問題を独自の切り口で報道してきました。
上映後に、原発問題とメディアの関係や、社会運動の問題点なども含めて、
脱原発へのヒントなどうかがいます。

また、現在茨城県では、市民団体「いばらき原発県民投票の会」が、
東海第二原発の再稼働の是非を問う県民投票条例の制定を目指して活動中です。
http://ibarakitohyo.net/
当日は、事務局長の曽我日出夫さんが来場予定、ひとことお話しいただきます。

首都圏に最も近い(東京駅まで110Km)東海第二原発のこと、
ぜひ一緒に考えましょう。ご参加をお待ちしています!


第68回月1原発映画祭/交流カフェ
『恐怖のカウントダウン~東海第二原発を止めたい』上映+遠藤大輔監督のお話


https://www.youtube.com/watch?time_continue=31&v=NfnXdRP1zvQ

■日時:2019年7月14日(日) 13:30開場

14:00~14:30 上映『恐怖のカウントダウン~東海第二原発を止めたい』
14:35~15:55 トーク1遠藤大輔監督のお話、2「いばらき原発県民投票の会」メッセージ
16:15~17:15 交流カフェ(ゲストを囲んで)

■参加費/定員

・上映+トーク 1000円(学生:500円)/定員30名
・交流カフェ 500円(1ドリンク+軽食付)/定員20名 

【遠藤大輔監督のプロフィール】

ビデオジャーナリストユニオン(VJU)代表/メディア研究者。
1993年よりビデオアクティビストとして活動。「新宿路上TV」等、当初は主に野宿
者問題を扱う。1999年VJU設立。フジテレビ、日本テレビ等報道番組の特集企画制
作を行う。パレスチナ問題、ダム問題、医療問題等の報道で活躍。後発の育成も展開。
2000年~実践女子短期大学非常勤講師「メディアリテラシー」。2002年~東京経済
大学非常勤講師「メディア制作ワークショップ」。2006年~薬害肝炎訴訟PRビデオ3
作担当。2012年『渋谷ブランニューデイズ』劇場公開。2013年ビデオカメラメーカ
ーの研修講師を担当。2017年『終の住処を奪われて-福島原発被害東京訴訟-』制作。
著書に『ドキュメンタリーの語り方-ボトムアップの映像論』(2013/勁草書房)
動画サイト「Bottom Up! Channel (β)」(https://bit.ly/2yezmv6 )運営。

●会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵の向かいの路地を入る、2筋目を右折。
角から二軒目。目印は格子戸。

●予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。

1.申込みフォーム(各プログラム別々にお申込みが必要です)

上映+トーク https://kokucheese.com/event/index/571082/
交流カフェ https://kokucheese.com/event/index/571083/

2.メール  eigasai68★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

*件名を「月1原発映画祭申込み」として、
・参加内容(上映+トーク、交流カフェ)、参加人数と氏名を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*交流カフェは上映+トークに参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

☆次回の予定☆

9月15日(日)第69回月1原発映画祭
『モルゲン 明日』上映+坂田雅子監督トーク
原発ゼロを決めたドイツ。それは歴史と正面から向き合うことから始まった。
戦後培われてきた市民の力が明日の世界を開く―

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai2012★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

2019年6月9日(日) 第67回 月1原発映画祭/交流カフェ

次回の月1原発映画祭では、「原子力教育を考える会」の根岸富男さんに、
学校現場で原子力や原発、放射線のことが、今どのように教えられているか、
お話をお願いしています。
文科省は昨年10月に「放射線副読本」改訂版を1450万部発行し、
全国の小中学校・高校に配布しました(経費は1億8千万円!)
が、その安全性ばかりを強調した内容が問題になり、回収した自治体もあります。
(→ https://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20190425000018
なぜ、今この時期に全国の小中高生たちに向けて
こうした「放射線副読本」が配られているのでしょうか??
内容を検証することによって、この教材の意図がより明らかになりそうです。
当日はまず文科省による中学生向けモデル授業のビデオや、
福島県が作成した教材ビデオを実際に見てから、
根岸さんに副読本の問題点を中心にお話をうかがい、
併せて、今子どもたちに本当に必要な原子力教育を考えます。
ご参加お待ちしています!


第67回月1原発映画祭 「学校現場の放射線教育」
文科省教材ビデオ上映+根岸富男さんのお話


 


放射線副読本(平成30年10月改訂)(PDF版)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/attach/1409776.htm

■日時:2019年6月9日(日) 13:30開場

14:00~14:25 放射線教育モデル授業・教材ビデオ上映
14:30~15:45 根岸富男さんのお話「学校現場の放射線教育」
16:05~17:00 交流カフェ(根岸さんを囲んで)

■参加費/定員

・上映+トーク 1000円(放射線副読本付)/定員30名
・交流カフェ 500円(1ドリンク+軽食付)/定員20名 

【根岸富男さんのプロフィール】

東京生まれ。東京学芸大学大学院卒。1983年に神奈川県高校教員となって、
神奈川県高等学校教職員組合(神高教)の教育研修活動:原子力読本編集
委員会に参加。以来、原子力・環境問題に関わる。2003 年、崎山比早子氏
らと「原子力教育を考える会(http://www.nuketext.org/ )」を結成。
崎山氏が国会事故調査委員となった際には、国会事故調の調査員として活動。
共著に『原子力読本Ⅱ』1998、『環境教育はじめの一歩』2002、『放射線の
大研究』『原子力がわかる事典』2012(PHP 研究所)。
原子力教育を考える会」では、中高生向けに学習用DVD『放射線のホント
のこと』上下巻(崎山比早子監修)を制作している。
http://www.nuketext.org/real/real2.pdf

●会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵の向かいの路地を入る、2筋目を右折。
角から二軒目。目印は格子戸。

●予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。

1.申込みフォーム(各プログラム別々にお申込みが必要です)

上映+トーク https://kokucheese.com/event/index/567221/
交流カフェ https://kokucheese.com/event/index/567223/

2.メール  eigasai67★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

*件名を「月1原発映画祭申込み」として、
・参加内容(上映+トーク、交流カフェ)、参加人数と氏名を明記してください。

3.電話

090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*交流カフェは上映+トークに参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

☆今後の予定☆

7月14日(日)第68回月1原発映画祭
『恐怖のカウントダウン~東海第二原発を止めたい』上映+遠藤大輔監督トーク
首都圏からもっとも近い東海第二原発の問題点と現状を描き出したドキュメンタリー。

*8月はお休みです。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai2012★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

2019年4月21日(日) 第66回月1原発映画祭 「浪江町からの報告」山田徹監督による映像・スライド&トークショー

次回の月1原発映画祭は「浪江町からの報告」と題して、
福島県双葉郡浪江町に滞在して取材活動を続けている山田徹さんに
映像・スライド&トークショーをお願いしています。
浪江町は福島第一原発から約4Km~30Kmのところにあり、
事故後、避難指示によって全町民約2万1000人が県内外へ避難しました。
おととし3月末に一部(町内面積の約2割)で避難指示が解除され、
今年2月末現在での居住者は499世帯910人になったということです。
山田徹さんは『新地町の漁師たち』(昨年6月に当会で上映)の監督で、
昨年から浪江町に住み込んで取材を続けられています。
今回は、8年目の3月11日を挟んでのさらなる取材を含めて、
貴重なお話が聴けることと思います。
ご参加お待ちしています。


第66回月1原発映画祭 「浪江町からの報告」
山田徹監督による映像・スライド&トークショー


 

■日時:2019年4月21日(日) 13:30開場

14:00~15:00 山田徹監督による映像・スライド&トークショー
15:20~16:30 交流カフェ(山田監督を囲んで)

■参加費/定員

・映像・スライド&トークショー 1000円/定員30名
・交流カフェ 500円(1ドリンク+軽食付)/定員20名 

【山田徹さんからのメッセージ】

福島第一原発の事故で一時は町民がゼロになった浪江町。あれから8年が経過し、町内一部区域で町民帰還が進む中、家主を失い空家となった家々が次々と解体されています。思い出が詰まった家が解体される喪失感は町民にとってどれほどの痛みを伴うものなのでしょうか。今回の報告会では、Yahoo!ニュースで発表した映像作品『テツさん、浪江町へ』※で描けなかったご家族一人一人の思いを紹介します。また昨年から浪江町で取材を続けてきた筆者による「浪江町の今」についてもお話させていただきます。

※「町から家が消えていく」いま浪江町で進む家屋解体
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamadatoru/20181016-00099446/

●会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線 千駄木、西日暮里。JR日暮里、西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵の向かいの路地を入る、2筋目を右折。角から二軒目。目印は格子戸。
http://www.jtgt.info/sites/default/files/2013-05-14.jpg

●予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。

1.申込みフォーム(各プログラム別々にお申込みが必要です)

・映像&トーク https://kokucheese.com/event/index/560562/
・交流カフェ https://kokucheese.com/event/index/560563/

2.メール  eigasai66★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

*件名を「月1原発映画祭申込み」として、
・参加内容(映像&トーク、交流カフェ)、参加人数と氏名を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*交流カフェは映像&トークに参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai2012★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

2019年3月17日(日) 第65回月1原発映画祭 『ふたつの故郷を生きる』上映+松本徳子さん&中川あゆみ監督トーク

東京電力福島第一原発事故からまもなく8年、
国と福島県は復興をかかげ、原発事故による避難者の帰還を推進する一方で、避難指示区域外からの避難者への支援打ち切りを進めています。
今回の月1原発映画祭は、区域外避難、特に母子避難に焦点をあてたドキュメンタリー、『ふたつの故郷を生きる』を上映します。
ゲスト・トークは、映画の出演者で避難当事者の松本徳子(のりこ)さんと監督の中川あゆみさんにお願いしています。
松本さんは「避難の協同センター」代表世話人でもあり、日頃から原発避難者の相談も受けておられるので、今の具体的な状況や問題点など、ご自身の想いと共にうかがいます。
 *避難の協同センター https://hinan-kyodo.org/
ちっとも終わっていない福島第一原発事故、身近なところから一緒に考えたいと思います。
ご参加をお待ちしています!

☆連続企画として、4月は「浪江町からの報告」と題して
避難指示が2年前に一部解除された福島県浪江町の現状をとりあげます。
→詳細は末尾を参照ください。

第65回月1原発映画祭 『ふたつの故郷を生きる』上映
+松本徳子さん&中川あゆみ監督トーク

■日時:2019年3月17日(日) 16:30開場

17:00~18:10 『ふたつの故郷を生きる』上映
18:10~19:00 松本徳子さん&中川あゆみ監督トーク
19:20~20:30 交流カフェ(松本さん・中川監督を囲んで)

■映画『ふたつの故郷を生きる』について

福島の原発事故から9年目を迎える今、子どもの健康を守るため母子避難した女性たちが、新たな困難に直面している。2017年3月、区域外避難者への住宅提供が打ち切られ、母親たちは経済的、精神的に困窮。自死する女性までが現れた。これは被害者や弱者を見捨てる国の元で暮らす私たち自身の問題でもある。
作品は、都内で避難生活を続ける母子と、1人ひとりに親身に向き合う支援者たち、そして政府に政策改善を迫り、粘り強く行動する女性たちの姿を追った。
(2018年/65分/日本/監督・撮影・編集:中川あゆみ)

■中川あゆみ監督プロフィール

社会の周縁に暮らすマイノリティの生き様やアートを主な関心事に製作してきた。中国の移動養蜂家、バルカン半島を旅するロマの楽団、タンザニアの農民音楽、アマゾン移動法廷船、脱北1.5世の子供たちなどを取材。日本のセクシャル・マイノリティ1000人のカミングアウトを追った作品は、ATP奨励賞、Sunny Side of the Docs(仏)「Best Asian Project」を受賞。

■参加費/定員

・上映とトーク 1000円/定員30名
・交流カフェ 500円(1ドリンク+軽食付)/定員20名

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築60年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

●予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。

1.申込みフォーム(各プログラム別々にお申込みが必要です)

・上映+トーク https://kokucheese.com/event/index/557546/
・交流カフェ https://kokucheese.com/event/index/557547/

2.メール  eigasai65★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

*件名を「月1原発映画祭申込み」として、
参加内容(上映+トーク、交流カフェ)、参加者氏名、人数を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川) まで。

*交流カフェは上映やトークに参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会


☆次回予告☆

4月21日(日)「浪江町からの報告」14:00~

福島県浪江町に滞在して取材活動を続けている山田徹さん(『新地町の漁師た
ち』監督)に、映像・スライド&トークショーをお願いしています。
乞うご期待。

【山田徹さんからのメッセージ】
福島第一原発の事故で一時は町民がゼロになった浪江町。あれから8年が経過し、
町内一部区域で町民帰還が進む中、家主を失い空家となった家々が次々と解体され
ています。思い出が詰まった家が解体される喪失感は町民にとってどれほどの痛みを
伴うものなのでしょうか。今回の報告会では、Yahoo!ニュースで発表した映像作品『テツ
さん、浪江町へ』※で描けなかったご家族一人一人の思いを紹介します。また昨年から
浪江町で取材を続けてきた筆者による「浪江町の今」についてもお話させていただきます。

※「町から家が消えていく」いま浪江町で進む家屋解体
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamadatoru/20181016-00099446/


問い合わせ先  eigasai2012★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

第58回 月1原発映画祭 島田恵監督トーク

第58回 2018年1月14日月1原発映画祭/交流カフェ
『チャルカ-未来を紡ぐ糸車』上映後の島田恵監督のトーク動画です。

[YouTubeで見る]

2019年1月13日(日) 第64回 月1原発映画祭/交流カフェ

[トーク配付資料]←配付資料を追加しました(2019/1/16)

次回の月1原発映画祭は年明け1月13日(日)、トルコの反原発運動を描いたドキュメンタリー『沈黙しない人々』を上映し、監督の森山拓也さんにお話をうかがいます。
トルコでは、70年代に最初の原発建設候補地が決まって以来、3か所で原発計画が進んでいますが、まだ実現はしていません。
その背景には、政治経済の事情もさることながら、市民による根強い阻止行動もありそうです。
この映画は、そのパワフルでちょっと楽しそうな様子を生き生きと伝えています。

3か所のうちのシノップ原発には、日本の政府と企業が関わっています。
2013年に原子力協定が結ばれ、日仏の企業連合が建設を受注していましたが、今年4月に伊藤忠商事が撤退、そして先頃ついに、日本政府と三菱重工が断念の方向で検討中という報道がありました。

「トルコ原発輸出、断念へ 三菱重工、巨額建設費で難航」東京新聞12/4
 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201812/CK20181204020002...
「トルコへの「原発輸出」断念へ 事業費が想定の2倍超」朝日新聞12/6
https://www.asahi.com/articles/ASLD5538WLD5ULFA01N.html
など

新年最初の月1原発映画祭、トルコで取材を続けてこられた森山さんのお話と共に日本の原発輸出の問題を併せて考えたいと思います。
ご参加をお待ちしています!


第64回 月1原発映画祭/交流カフェ
 『沈黙しない人々』上映+森山拓也監督トーク


■日時:2019年1月13日(日)14:00~ (開場13:30)

■プログラム

14:00~15:45 『沈黙しない人々』上映+森山拓也監督トーク(定員30名)
16:00~17:00  交流カフェ(監督参加)(定員20名) 

■参加費

上映+トーク 1000円
交流カフェ   500円(軽食+1ドリンク付)

■映画『沈黙しない人々』について

経済成長や人口増加が続く新興国・途上国では原発導入への関心が高まっており、トルコもそうした国々の一つです。トルコでは現在、3か所で原発建設計画が進められており、シノップ原発の建設には日本政府・企業も深く関わっています。しかし原発建設地を中心に、トルコでは原発建設への反対運動が続いています。シノップを含むトルコの黒海地方は、チェルノブイリ原発事故による深刻な放射能汚染被害も経験しました。現地の人々は原発の危険性を強く感じています。日本は福島原発事故後も原発輸出に積極的ですが、相手国の政府や企業だけでなく、一般市民の声にも耳を傾ける必要があるのではないでしょうか。本作品ではトルコで収録した原発に反対する人々の声を紹介しています。
横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル2017準優秀作品、国際ウラン映画祭ベルリン2018招待作品。(監督・撮影・編集:森山拓也/2017年/37分)
https://vimeo.com/180398868

■森山拓也さんプロフィール

同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士後期課程在籍。トルコの市民社会・環境運動を研究し、日本が原発輸出を計画するトルコの反原発運動について取材してきた。

■会場:谷中の家

東京都台東区谷中3-17-11
メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築60年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■予約方法

以下いずれかの方法で必ず予約してください。

1.申込みフォーム(上映+トーク、交流カフェは別々にお申込みが必要です)

【上映+トーク】 https://kokucheese.com/event/index/549097/
【交流カフェ】 https://kokucheese.com/event/index/549098/

2.メール※ eigasai64★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

*件名を「月1原発映画祭申込み」として、参加者氏名(複数の場合は全員)、
参加内容(上映、トーク、交流カフェ)を明記してください。
  ※申込みアドレスは毎回変わりますので、ご注意ください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*交流カフェはトークに参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai2012★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

第63回 月1原発映画祭/交流カフェ『細川牧場の娘』上映

次回の月1原発映画祭は、福島県飯舘村で馬の牧場を営む細川徳栄さん一家の
3.11後を記録した『細川牧場の娘』(香取直孝監督)を上映します。
細川牧場では原発震災後、馬が相次いで変死し、
その異常事態に衝撃を受けた香取直孝さんとカメラマンの樋口司朗さんは
共に撮影を始め、一家と深く関わっていきます。
原発事故がもたらしたさまざまな形の災厄をしっかりと記録に収めた映画です。
香取監督は80年代に『無辜なる海1982・水俣』を監督・制作したのち、
八百屋を営みながら身近な問題を取り上げた映像制作を続けてこられました。
地域に根ざして生きる人々の日常を見つめる一貫した姿勢と並ならぬパワーを
感じます。上映後にじっくりお話をうかがいたいと思います。
ぜひご参加ください。

■日時:2018年11月11日(日)16:30〜(開場16:00)

■プログラム

16:30〜17:50 (1)『細川牧場の娘』上映(定員30名)
17:55〜18:40 (2) 香取直孝監督トーク(定員30名) 
19:00〜20:00 (3) 交流カフェ(監督参加、軽食+1ドリンク付)(定員20名)

■参加費:(1)〜(3)各500円

【映画『細川牧場の娘』】

東京電力福島第一原発事故後、全村避難となった飯館村で殺処分を拒否して牧場を続ける細川牧場では2013年以降で28頭の馬が変死。東電との損害賠償をめぐる和解協議の決裂など、さまざまな困難に直面する牧場主の細川徳栄さん夫妻と、家業を助けるために戻ってきた娘の美和さんの奮闘ぶりを追う。相馬野馬追への馬の貸し出しなど伝統行事を裏で支えている様子も交えながら、原発事故によって一家の日常に起こったことを記録したドキュメンタリー。(2017年、73分)

【香取直孝監督プロフィール】

1950年、千葉県松戸市生まれ。武蔵工業大学卒業。学生時代より自主映画を作り始め、25歳の時に製作した闘争ドキュメンタリー『餓死風景』で注目される。29歳でアンチ・テレビドラマを目指した『市民伝説』を制作し、ぴあ展に入選。30歳の時に水俣闘争の総括として3年かけて『無辜なる海1982・水俣』(1983年)を完成。以後、故郷で無農薬の八百屋を営みながら地域活動に取り組む。その後の作品に、家族ドキュメンタリー『東葛の物語・里奈1』(2001年)、つくばエキスプレスによる大規模開発に反対する人々を描いた『新線が通る』(2006年)、3.11後はホットスポットとなった地元の東葛地域での健康被害を取材した『放射能症候群1』(2013年)、『放射能症候群2』(2016年)、飯舘村を舞台とした作品に本作のほか『細川牧場さゆり』(2014年)、『飯舘村佐藤八郎』(2016年)がある。

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築60年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。

1.申込みフォーム

(上映・トーク・交流カフェ、別々にお申込みが必要です)
【上映】 https://kokucheese.com/event/index/541954/
【トーク】 https://kokucheese.com/event/index/541955/
【交流カフェ】 https://kokucheese.com/event/index/541956/

2.メール※ eigasai63★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

*件名を「月1原発映画祭申込み」として、参加者氏名(複数の場合は全員)、
参加内容(上映、トーク、交流カフェ)を明記してください。
  ※申込みアドレスは毎回変わりますので、ご注意ください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*交流カフェはトークに参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai2012★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

2018年9月16日(日) 第62回 月1原発映画祭/交流カフェ 『シェーナウの想い』上映+トーク「電気をどう選ぶ?第3弾」トーク資料

2018年9月16日(日) 第62回 月1原発映画祭/交流カフェ 『シェーナウの想い』上映+トーク「電気をどう選ぶ?第3弾」の吉田明子さんによるトーク資料を公開します。

トーク資料

2018年9月16日(日) 第62回 月1原発映画祭/交流カフェ 『シェーナウの想い』上映+トーク「電気をどう選ぶ?第3弾」

各家庭で電力会社を自由に選べるようになって2年たちました。
次回の月1原発映画祭は、1年ぶりにFoEジャパンの吉田明子さんを招いて
再生可能エネルギーへの切り替えはどのくらい進んでいるのか、
どんな動きがあるのか等々、今の状況をうかがいます。
上映する映画は、今回も「シェーナウの想い」。
年に一度は観たくなる映画なのです・・・勇気とやる気の源!?
未見の方、ぜひご覧ください。
この映画の日本語字幕編集を担当して上映窓口にもなった及川斉志さんは、
現在、鹿児島で小水力発電に取り組まれているそうです。
当日はそんなお話もきけると思います。
どうぞお気軽にお越しください。ご参加お待ちしています。

第62回 月1原発映画祭/交流カフェ
『シェーナウの想い』上映+トーク「電気をどう選ぶ?第3弾」

■日時:2018年9月16日(日)14:00〜(開場13:30)

■プログラムと参加費・定員

14:00〜15:00 『シェーナウの想い』上映/会場費300円・定員30名
15:10〜16:10 吉田明子さんによるトーク/参加費700円・定員30名
16:30〜17:30 交流カフェ(軽食+1ドリンク付)/参加費500円・定員20名

【映画】

『シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちに~』
ドイツ南西部、黒い森の中にある小さなまちシェーナウ市の住民グループが、チェルノブイリ原発事故をきっかけに、原発に一切頼らない自然エネルギーの電力会社を自分たちで作ろうと決意。子どもたちの未来を守るため、数々の問題を乗り越え、2度の住民投票を勝ち取って「市民の市民による市民のための」電力供給会社を誕生させるまでのプロセスを綴った感動のドキュメンタリー。
http://www.geocities.jp/naturalenergysociety/ (2008年/ドイツ/60分)

【トーク】吉田明子さん

「パワーシフト~おうちの電気から考える未来の社会のつくりかた」
電力自由化開始から2年。大手電力からの切り替えは約1割になりました。
再生可能エネルギーの電力会社を選びたいけれど、様子をみてそのままになっていた…という方も多いかもしれません。
パワーシフトとは、自然エネルギーが中心となった持続可能なエネルギー社会に向けて電力(パワー)のあり方を、変えていくこと。
「シェーナウ」のように日本でも各地でユニークな電力会社が動き出しています。
また、企業や事業所の再エネ選択も加速しています。
誰もが使う「電気」を切り口に、日本のエネルギーの現状や「市民パワー」の可能性を探ります。(吉田明子)

【吉田明子さんプロフィール】

2007年より国際環境NGO FoE Japan、気候変動・エネルギー担当。3・11以降は福島
や原発・エネルギー問題に携わる。脱原発のネットワーク「eシフト」やパワーシフト・キャンペーンの事務局も担当。
FoE =Friends of the Earth、本部はオランダ・アムステルダム。

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築60年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。

1.申込みフォーム(上映・トーク・交流カフェ、別々にお申込みが必要です)

【上映】 https://kokucheese.com/event/index/534116/
【トーク】 https://kokucheese.com/event/index/534117/
【交流カフェ】 https://kokucheese.com/event/index/534118/

2.メール eigasai2018★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

*件名を「月1原発映画祭申込み」として、参加者氏名(複数の場合は全員)、
参加内容(上映、トーク、交流カフェ)を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*交流カフェはトークに参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai2018★jtgt.info  ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

2018年7月15日(日) 第61回 月1原発映画祭/交流カフェ 『ヒロシマ、そしてフクシマ』上映+山本顕一氏トーク

次回の月1原発映画祭では、肥田舜太郎医師を追ったドキュメンタリー
『ヒロシマ、そしてフクシマ』を上映します。
肥田先生は広島に原爆が投下されて以降、被ばく者の診療にあたりながら
「内部被ばく」の脅威と核廃絶を世界に向けて訴え、
福島第一原発事故後はさらに精力的に各地で講演するなど、
生涯警鐘を鳴らし続けられました。
監督は『核の傷-肥田舜太郎医師と内部被曝』を撮ったマルク・プティジャン氏。
原爆を受けながら原子力産業を推進してきた日本の姿と、
権力に抗して被ばく者を守ることに徹した肥田先生の闘いぶりが、
広島と福島を重ねて描かれます。この機会にぜひご鑑賞ください。
上映前に監督のビデオメッセージをご覧いただき、
上映後は本作プロデューサーの山本顕一さんにお話をうかがいます。
ご参加お待ちしています!

第61回 月1原発映画祭/交流カフェ『ヒロシマ、そしてフクシマ』上映+山本顕一氏トーク

■日時・プログラム

2018年7月15日(日)開場15:30 開会16:00

◎上映+トーク 16:00~18:10 
 ・プティジャン監督のビデオメッセージ上映
 ・『ヒロシマ、そしてフクシマ』上映
 ・山本顕一プロデューサーのトーク

◎交流カフェ 18:30~19:30 
 山本顕一氏を囲んで、軽食をとりながら意見交換をします。

■参加費/定員(要予約)

・上映+トーク 1000円/定員30名
・交流カフェ(軽食+1ドリンク付) 500円/定員20名

■映画

広島に原爆が投下された1945年8月6日以来、被爆者の治療や反核活動を続けてき
た96歳の肥田舜太郎医師の闘いを追ったドキュメンタリー。戦後65年にわたって広
島や長崎の被爆者を診療するうちに内部被曝の恐ろしさを知り、その危険性を世界に
向けて訴え続けてきた肥田医師に、『核の傷』のフランス人監督マルク・プティジャン
が再び密着し、福島原発事故の被災者たちが暮らす町での活動や、沖縄での講演会の
模様を取材。平和で核のない日本の未来を願う肥田医師が、歴史から何も学ぼうとし
ない体制に向けて警鐘を鳴らす姿を映し出す。(2016年/日本/80分)
HP: https://doctorhida.wordpress.com/

■山本顕一氏プロフィール

1935年生まれ。幼時を旧満州国大連市で過ごし、1946年満州から島根県隠岐の島に
引き揚げる。1954年東京大学フランス文学科に入学、1964年大学院修了後立教大学
に就職。37年間同大学でフランス語フランス文学を教え、2001年定年退職。
2012年にある講演会で接した肥田舜太郎医師の姿に大きな感銘を受け、映画『ヒロシ
マ、そしてフクシマ』制作に協力する。
http://www.br4.fiberbit.net/ken-yama/www.br4.fiberbit.net_ken-yama/Welco...

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築60年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。

1.申込みフォーム(上映+トーク、交流カフェは別々にお申込みが必要です)

・上映+トーク http://kokucheese.com/event/index/526091/
・交流カフェ http://kokucheese.com/event/index/526092/

2.メール eigasai2018★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

*件名を「月1原発映画祭申込み」として、参加者氏名(複数の場合は全員)、
 参加内容(上映+トーク、交流カフェ)を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*交流カフェは映画上映に参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先 eigasai2018★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

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