2021年7月12日(月) 新型コロナ災害緊急アクション活動報告会と各政党との討論集会

7/12(月) 新型コロナ災害緊急アクション活動報告会と各政党との討論集会(衆議院第一議員会館)

「コロナと貧困に殺される。 政治は,いますぐ公的責任を果たせ!」
新型コロナ災害緊急アクション活動報告会と各政党との討論集会

私たちが主催した大人食堂の翌日の5月6日、繕い東京ファンドの稲葉剛さんが参議院の厚労委員会で参考人として以下のように発言しました。

「『自助も共助も限界だ』、『今こそ、公助の出番だ』と、私たちはこの一年間、叫び続けてきました。しかし、生活困窮者支援の現場では、依然として『公助』の姿が見えません。政府は一体、どこにあるのでしょうか。この国に政府が存在しているということが、現場からは見えないのです。いま、この瞬間、家を追い出されて、路上に追いやられる若者がいます。いま、この瞬間、おなかをすかしている子どもがいます。その子どものために炊き出しに並ぶ親御さんがいます。そしていま、いのちを絶つことを考えている大勢の人たちがいます。その人たちに向けて、『日本には、政府がある。人々のいのちと暮らしを守る政府がある』ということを行動で示してください。

 新型コロナ感染拡大から1年余り、相談の中身は深刻化しています。「死にたい」「死ぬ前にメールを送った」というメールや電話を受けては駆けつける日々だ。何でこんなにも、「助けて」と言えない社会になったのか。そこまで追い詰められないと助けを求めてはいけないのか。孤立した人間に死ぬまで自助・自己責任で耐えろ、ということなのか。今私たちの困窮者支援は完全に政府不在。孤立した人間に死ぬまで自助・自己責任で耐えろ」これでは更に、コロナと貧困に殺される。 政治は,いますぐ公的責任を果たしてほしい。

 年内に、衆議院選挙が予定されています。憲法25条の保障する生存権を保障する制度内容は後退、コロナ災害で更に暮らしが追い詰められるなかで、わが国で最大の社会問題となっている貧困格差問題の解消するためのコロナ災害緊急対策だけでなく、総合的・体系的な政策ビジョンを各政党・会派に求めていきたいと思います。このため「衆議院選挙前院内集会:「コロナと貧困に殺される。政治は,いますぐ公的責任を果たせ!」新型コロナ災害緊急アクション活動報告会と各政党との討論集会」を開催することとしました。多くの方々の参加をお願い致します。

●事前申し込み・問い合わせ
 事務局担当 瀬戸大作(新型コロナ災害緊急アクション事務局一般社団法人反貧困ネッ
       トワーク事務局長)
       TEL 090-1437-3502 setodaisaku7★gmail.com ←★を@に置きかえてください。

日 時:2021年7月12日(月)12時30分入館証配布 受付開始
会 場:衆議院第一議員会館 大会議室

プログラム:
 進行 雨宮処凛 瀬戸大作
・第一部 新型コロナ災害緊急アクション」活動報告会
 主催 新型コロナ災害緊急アクション
 13:00 主催団体挨拶 雨宮処凛(反貧困ネットワーク)
 13:25 新型コロナ災害緊急アクション活動報告
     いまこそ居住貧困を政治の責任で解決を
     瀬戸大作(新型コロナ災害緊急アクション事務局)
 13:45 生活保護は権利 扶養照会など運用改善の取り組みと今後の課題
     稲葉剛(一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事)
 14:00 女性支援の現場からの提言
     吉祥眞佐緒(一般社団法人エープラス代表理事)
 14:15 外国人支援の現場からの提言
     稲葉奈々子(移住連・貧困対策PT)
     当事者発言あり
 14:40 労働相談の現場からの提言
     渡辺寛人(NPO法人POSSE事務局長)
 15:00 まとめ 宇都宮健児(一般社団法人反貧困ネットワーク理事長)

・第二部 各政党との討論集会
 主催  反貧困ネットワーク
 司会進行 白石孝
 15:15 主催団体挨拶 宇都宮健児(一般社団法人反貧困ネットワーク理事長)
 15:25 新型コロナ災害緊急アクション 私たちからの政策提言
 15:35 各政党からのアピール
     衆議院選立候補者や各政党の担当者などから、政策や方針についての説明
 16:10 会場からの質問と政党会派からの回答と討論
 16:50 まとめ 瀬戸大作(一般社団法人反貧困ネットワーク事務局長)
 17:00 終了 

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