祝島からの緊急アクションの呼びかけ

祝島からの緊急アクションの呼びかけです。
①~③は、時間的、距離的に無理なので、④,⑤に協力をお願いします。
以下に転記します。

上関原発。祝島島民の会から緊急アクションの呼びかけです
2013-10-14 11:10:10 | 社会
上関原発にかかる漁業補償金をめぐり、いままた山口県漁協が、祝島の漁師たちに受取りを強要しようと
10月17日午後5時に祝島で総会の部会を開催しようとしています。

それに対し、カネで原発に海は売れん! と受取りをこばむ祝島の漁師有志39名は、10月11日に、県漁協へ書面で申し入れ&質問と再質問をおこないました。

10月15日(火)には、その回答を求め、祝島から下関の山口県漁協の本店へ行きます。

「祝島の海でなし、誰の海でなし。みんなの海じゃから、守らんといけん」
その思いで原発のための漁業補償金を拒みつづける祝島の漁師たちに共感と応援をしてくださる皆さまへ、
この情報の拡散と、 つぎのアクションへの参加(意思表示)を、 ひろく呼びかけます。

<アクションその1> 
10月15日(火)午前10時ころ
山口県の下関市にある、山口県漁協 本店前へ駆けつける!

所在地:〒750-0065 山口県下関市伊崎町1-4-24
 
<アクションその2>
上関原発を建てさせない祝島の島民の会の「原発絶対反対」鉢巻をお持ちの方はそれに、または、お手元にない方は、使い古しでいいのでハンカチに(ハンカチがなければ、ハンカチサイズの紙に)、
・お名前・祝島の39人の漁師たちへのメッセージやご自分の意思表示などをマジックで大きく書き、以下まで至急郵送する!

〒742-1401
山口県熊毛郡上関町祝島
上関原発を建てさせない祝島島民の会 宛

*皆さんからの鉢巻/ハンカチは、横つなぎにして、今後の島民の会のアクション現場に掲示させていただきます。
距離や健康などの理由でお気持ちはあってもご参加になれない方も、是非このかたちでご参加を!

<アクションその3>
電話やFAXで、山口県漁協本店へ思いを伝える、お願いする!
「本来なら海を守るのが漁協の役目なのに、海をカネで売らないでください」
「漁業者の協同組合という、本来の精神にもどってください」などなど。

山口県漁協 TEL:083-231-2211  FAX:083-231-6466

<アクションその4>
この情報と呼びかけを、拡散する!

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山口県漁協、漁業補償金分配についての総会の部会開催を通知/祝島島民の会ブログ
http://blog.shimabito.net/?eid=1061843

既に新聞記事やweb上にも出ていますが、山口県漁協が再再度、上関原発計画にかかる漁業補償金の配分案についてを議案とした総会の部会の開催を祝島の漁業者に通知してきました。
今回の開催の開催日時は10月17日(木)午後5時からとなっています。

この補償金の配分案が議案とされた総会の部会は、一度は台風で延期となり、8月に再度開催しようとしたときは、県漁協の島の漁業者の声を無視した姿勢に対する島民らの抗議などもあって県漁協関係者が開催を諦めた経緯があります。
参考:漁業補償金の配分案についての祝島支店の総会の部会が開催されます(2013/8/2)
   総会の部会の結果について、お知らせいたします(2013/8/2)

上記の記事にもあるように、山口県漁協はこれまで原発計画に反対する祝島の漁業者の声に真摯に対応してきませんでした。
漁業補償金について今後は議題にしないとした決議した祝島支店の方針を無視し、配分案についても支店内に祝島の漁業者自身にによる配分委員会を設置せずに配分案を決定するなど、ひたすら祝島の漁業者の意思を無視したやり方でこれまでやってきました。

今回の総会の部会の開催についても同様です。
祝島の運営委員4名中2名がこのような状況の中では総会の部会の開催を認めるわけにはかないことを文書で通告するとともに、10月8日に召集がかけられていた総会の部会の開催日などを確認する祝島支店の運営委員会への出席を拒否しました。
運営委員会は出席者の過半数が出席することで成立すると規約にあり、2名が欠席すれば不成立になります。
しかし県漁協は、総会の部会の開催や日時の設定は県漁協の理事会の決定があればよく、祝島支店の総会の部会の開催に祝島支店の運営委員会の了承や決議は必要ないとして、上記の日程での開催を強行する構えです。

これに対し、漁業者有志が10月11日付で10月15日までに回答するよう求めた質問状を県漁協に送っていますが、これまでの県漁協の姿勢を考えれば誠実な返答は望めないでしょう。

福島第一原発事故やその後のずさんな管理の中でいまだに海が放射能で汚染され続けているなか、自らのよって立つ場所であるはずの海も守ろうとせず、自身の組合員でもある祝島の漁業者の権利も踏みにじり、上関原発計画を前に進めるための動きに加担する山口県漁協、彼らはいったいなんのために存在している組織なのか祝島島民にはまったく理解できません。

「祝島島民の会よりメッセージ・8月」http://bit.ly/11yC9Jw

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