キューバへのコロン対策支援へのお願い

キューバでは、このところPCR検査(一日40,000件以上)による陽性者が12日間6,000人以上続いています。これまで陽性率は6%弱でしたが、6月後半から急上昇しています。キューバ政府も困難な経済状況の中でワクチンを開発したり、PCR検査だけでも2億ドル以上出費を余儀なくされています。ところが、キューバの経済を一層締め上げ、体制転換を図ろうと、バイデン政権は経済封鎖をむしろ強化し、キューバ経済はますます厳しくなっています。そのようなおり、汎米保健機構から、医薬品、試験用具、フェイス・ガード、近々12トンが寄贈されます。世界の各地から支援の手が寄せられています。私たちも、微力ではありますが、その支援の輪に加わり、キューバの主権と国民の健康を守りたいと思います。

以下に在日キューバ大使館からの支援の要請文を引用します。ご検討をお願いいたします。

友人のみなさん

キューバのパンデミアへの戦いに貢献されたいとのご意思があることを伺いました。
みなさまの心温まるご配慮に心から感謝申し上げます。ご寄付の方法については、
次の三つの方法から、ご選択ください。

1)現在、ご寄付の品物の荷物を、東京オリンピック2020年に参加して日本に滞在中のキューバオリンピック代表団を通じてキューバに送付する可能性があります。

この目的で、注射針の購入に利用するために次の銀行口座にご寄付を送金していただければと思います。
三菱UFJ銀行 堀留支店  (普)5008033
口座名義: 信英インターナショナル (株)
送金された場合、下記の担当者宛てに送金内容をご連絡ください。

2)寄付をモノの形でお送りすることを希望されるなら、キューバが最も必要としているのは、次の品物です。

1.プラスチック製シリンジ1 ml、23Gx針長1インチの注射針つき
2.N95マスク、もしくは同規格の品
3.フェイスガード
4.サイズがMもしくはLのニトリル手袋。ラボでのサンプリングや作業用。
5.サージカル・マスク
6.フィルター付きピペットチップ、0 〜 10 ulと 0 〜200 ul、1000 ulのもの
7.使い捨て医療用ガウン
8.1.5 ml と 0.2 mlのバイアル
*1,6,7,8の品物の場合は、複雑な技術的に特殊用具で個人では購入が困難ですので、特別な機関に寄付していただくのが良いと思います。

もし、医療機器や医薬品を寄付されることを希望されるなら、事前に次の情報をお送りください。
医薬品:学術名および商品名、メーカー、製造年月日、ロット番号、有効期限、化学分析証明。
医療機器:ブランド名、製造年、電圧、サイクル、技術状態、可能なら写真を添付。

いずれにしましても、事前に当大使館に詳細をお知らせください。送付には大きさの制限があることを考慮ください。

品物送付先:送付先については、必ず事前に下記のキューバ大使館担当者にご相談ください。

3)さらに、直接キューバへの資金援助の場合の通常の口座があります。
銀行名:Banco Financiero Internacional
口座番号: 0300000005336242
タイトル: DONATIVOS POR EMERGENCIA
スイフトコード: BFICCUHHXXX
しかしながら、アメリカのキューバへの経済封鎖による制限と日本の銀行の影響により、このルートで送金できるか、保証はできかねます。

以上、みなさまのご協力に感謝申し上げますとともに、重ねてよろしくご配慮をお願いいたします。

在日キューバ共和国大使館
担当 カティア・モンソン商務参事官

本件についてのご質問、ご相談は商務参事官秘書平谷祐子までご連絡ください。
電話番号:03-5570-3182
メールアドレス:tcomercial★ecujapon.jp                ←★を@に置きかえてください。

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