[コース10] 日韓特別共同企画 タイトル:ポスト民主化時代、韓国の20代/30代を分析する PART2

[コース10] 日韓特別共同企画
タイトル:ポスト民主化時代、韓国の20代/30代を分析する PART2

概要:韓国の民主化運動世代はすでに社会の既得権として規定されています。ポスト民主化時代を生きる韓国の20代と30代は一体どういう考え方を持っているでしょうか。格差社会の中、正義を求めている20代と30代がみたリアルな韓国社会を分析していきます。

期間:2020年10月 - 2021年1月 / 全6回
時間:19:00 ~ 21:00
曜日:原則として隔週日曜日

開催方法と定員:
- オンライン 50名
- 日韓通訳あり

コーディネータ:
- 石ジュヒ (韓国・翰林大学日本研究所)
- 李泳采 (恵泉女学園大学)
- 許美善 (韓国・民族問題研究所)
- 崔成龍 (韓国・聖公会大学)

◆ 第1回 移住労働者の目で見たコロナと韓国社会
開催日:2020年10月25日 (日)
講師:
- Chamikara Liyanaarachchi (E-7 特定活動ビザ),スリランカ出身)
*特定活動とは単純労務職ではなく、専門技術または機能職をもった外国専門人材
- Moe Ye Kyaw (モエゾ、 E-9 非専門就労ビザ、 ミャンマー出身)
*担当: 李ジヨン・全ソンヨン
概要:E-9とE-7を知っていますか。コロナ禍の中、韓国移住労働者の当事者らが、就労ビザの現状と、韓国社会における外国人労働者の現状について語ります。

◆ 第2回 青少年がつくっていく人権学校
開催日:2020年11月8日 (日)
講師:チイズ(ニックネーム) (青少年人権行動 Asunaro、専従活動家)
*担当: 李ヒヨン、白ソヒョン、金ナムヒ
概要:青少年の人権は学校教育にどういう影響があるでしょうか。青少年がつくっていく人権学校の取り上げて、学校の中での学生人権関連活動の現状について語ります。

◆ 第3回 コロナ時代青年労働の現状 ― 看護労働の現場
開催日:2020年11月22日 (日)
講師:安テジン (保健医療労組) (担当:崔成龍)
概要:
- コロナ時代における看護師をはじめとする保健医療労働者の労働実態
- 2020年に韓国医療界の争点とコロナ時代の医療労働組合の役割

◆ 第4回 青年と宗教 ―「新天地」とは何か
開催日:2020年12月6日 (日)
講師:金ドンギュ (「新天地」研究家) (担当:崔成龍)
概要:新天地を知っていますか。大邱で韓国コロナの集団クラスターが発生していたのは、宗教団体「新天地」でした。そのほとんどが若い人々でした。韓国でなぜ若者が新天地を目指しているでしょうか。

◆ 第5回 なぜ軍隊はなくならないのか ー 良心的兵役拒否を考える
開催日:2020年12月20日 (日)
講師:李ヨンソク (戦争なき世の中) (担当:崔成龍)
概要:軍隊はなぜ必要なのか。兵役を拒否している若者たちが訴えている真の平和の意味は?分断国家朝鮮半島で兵役を拒否し、良心の自由を実現している当事者の声に耳を傾けましょう。

◆ 第6回 韓国と日本から見る2021年の日韓関係の展望
開催日:2021年1月10日 (日)
講師:
- 李泳采 (恵泉女学園大学)
- 石ジュヒ (翰林大学日本研究所)
概要:戦後最悪だと言われている日韓関係。米大統領選挙の結果を受けて、2021年の日韓関係の展望を専門家の立場から分析していきます。

単発受講のお申込み
https://apply.npa-asia.net/categories/2813810

[コース1] 日本と東アジア
タイトル:朝鮮戦争勃発70年、日本社会への衝撃 (Part2)

概要:2020年は、1950年6月25日に勃発した朝鮮戦争70年目を迎えている。戦後日本の独立、日米安保と自衛隊、経済成長、沖縄の基地問題、在日朝鮮人、日韓関係と戦後補償問題など、その主な課題の原因がほとんど朝鮮戦争から始まっていたことを考慮すると、日本は朝鮮戦争に不参加した無関係な国ではなく、朝鮮戦争と一体化されながら戦後社会をつくってきた「当事者」であったかもしれない。私たちは朝鮮戦争の実態をどれほど知っているだろうか。この講座では「忘れられた戦争」になっている、朝鮮戦争を直接取り上げて、その実態及び性格を多様な側面から把握することで、東アジア、朝鮮半島、そして日本のあり方を考えてみたい。講義では、全体概要の説明とともに、適切な外部講師とともに映像やメディアを通じて、朝鮮戦争がどう伝わってきたのか、議論を行う。

参考図書:『いま、朝鮮半島は何を問いかけるのか民衆の平和と市民の役割・責任』 (彩流社 2019年)

期間:2020年10月 - 2021年1月 / 全6回
時間:19:00 ~ 21:00
曜日:原則として隔週月曜日

開催方法と定員:
- オンライン 40名
- オフライン 10名 あめにてぃCAFE・梨の木舎
https://goo.gl/maps/8taDBKmNVk22J3BP9
※ お申込み時、購入者情報の備考欄に、オンラインかオフラインのいずれをご希望か明記してください。

コーディネータ:
- 内海愛子 (大阪経済法科大学、NPA共同代表)
- 李泳采 (恵泉女学園大学)
- タナカノゾミ (梨花女子大学)

◆ 第1回 朝鮮戦争と日本の役割
開催日:2020年10月19日 (月)
講師:和田春樹 (東京大学名誉教授)
概要 : 朝鮮戦争はどういう戦争であったのか。日本は朝鮮戦争にどこまで介入していたのか。朝鮮戦争における日本の役割、日本への影響を論じて行きます。

◆ 第2回 南アフリカの朝鮮戦争参戦 ― その背景と影響
開催日:2020年11月2日 (月)
講師:高林敏之 (日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会 常任理事)
概要 : 朝鮮戦争に韓国を支援するために参戦した「国連軍」には、指揮権を与えられた米国のほかにも20ヵ国が参加していました。そのひとつが、当時白人少数支配・アパルトヘイト体制のもとにあった南アフリカでした。南アフリカの人種差別体制がなぜ参戦したのか、それが朝鮮半島を取り巻く国際関係や日本の対外関係にいかなる影響を及ぼしたかを、植民地主義の歴史を踏まえながら考察します。

◆ 第3回 中国にとっての朝鮮戦争とは
開催日:2020年11月16日 (月)
講師:朱建栄 (東洋学園大学)
概要 : この10月後半、北京では中国の朝鮮戦争参戦70周年記念行事が盛大に行われました。新中国にとって建国直後に巻き込まれた初めての国際戦争で、参戦決定に紆余曲折があり、いまだに参戦の是非をめぐって論争が続いています。この講座では、中国が参戦した背景、意図及びその長期的影響について再検証します。

◆ 第4回 東アジアと朝鮮戦争 <特別トークセッション>
開催日:2020年11月30日 (月)
講師:
- テッサモーリス鈴木 (オーストラリア国立大学名誉教授)
- 内海愛子 (大阪経済法科大学)
- 李泳采 (恵泉女学園大学)

◆ 第5回 朝鮮民主主義人民共和国と停戦体制
開催日:2020年12月14日 (月)
講師:廉文成 (朝鮮大学校)

◆ 第6回 韓国にとっての朝鮮戦争-民間人虐殺が残したもの   
開催日:2021年1月11日 (月)
講師:金東椿 (韓国・聖公会大学)
- 日韓通訳あり

単発受講のお申込み
https://apply.npa-asia.net/categories/2813801

[コース4] ミホと学ぶジェンダー問題
タイトル:コロナ時代の韓国フェミニズムの対話

概要:「民主化運動よりもラディカルだ」だと言われている韓国のフェミニストたち。民主化運動以降、韓国の民主主義をリードしているのは、「386世代」でなく、「フェミニズムだ」というほど、韓国社会の現状と展望を理解することにおいて、欠かせないのが韓国フェミニズムの役割です。 韓国ジェンダー問題研究の張本人たちが揃ってその現状と行方を分析していきます。二度とない韓国フェミニズム勉強の連続講座になると確信します。

期間:2020年10月 - 2021年1月 / 全6回
時間:19:00 ~ 21:00
曜日:原則として隔週火曜日

開催方法と定員:
- オンライン 50名
- 日韓通訳あり

コーディネータ:
- ミホ (NPA事務局)
- 羽田ゆみ子 (NPA共同代表)
- 李泳采 (恵泉女学園大学)

◆ 第1回 パンデミックと新自由主義をのり越えるフェミニズムを模索して
팬더믹과 신자유주의를 넘어서는 페미니즘을 모색하며
開催日:2020年10月20日 (火)
講師:金恩實 (梨花女子大学)
概要 : 韓国で [女性] は誰を指示するカテゴリであり、概念だろうか。女性という概念がそれほど明確なカテゴリであるかを再考しながら、女性というカテゴリーが政治的なものであることを認識してみようとする。
개요 : 한국에서 [여성]은 누구를 지시하는 범주이고 개념일까. 여성이 그렇게 분명하고 자명한 범주인가를 재고해보며, 여성이라는 범주가 정치적인 것임을 인식해 보고자 한다.

◆ 第2回 女性は潜在的な被害者なのか ー「無害な存在」というイデオロギーを乗り越えて
여성은 잠재적 피해자인가-[무해한 존재]라는 이데올로기를 넘어
開催日:2020年11月3日 (火)
講師:権金ヒョンヨン (女性主義研究活動家)
概要 : フェミニズムは長い間、女性にとって、被害者という立場を乗り越えるために政治的に闘ってきた。 女性が無害で、純粋な被害者であるというイメージに固着されるのが、現在の女性運動にどのような意味があるかを分析する。そして[被害者としてのフェミニズム]を越えるためには、何が必要かを考えてみよう。
개요 : 페미니즘은 오랫동안 여성으로 하여금 피해자라는 지위를 넘어서도록 하기위해서 정치적 투쟁을 해왔다. 여성이 무해하고 순수한 피해자의 이미지로 굳어지는 것이 현재의 여성운동에서 어떤 의미가 있는지 분석한다. 그리고 [피해자 페미니즘]을 넘어서기 위해서는 무엇이 필요할까 고민해 본다.

◆ 第3回 あなたの安全はあなたの排除で完成されない ー 女子大の対抗的公共性のために
너의 안전은 너의 배제로 완성되지 않는다 - 여대의 대항적 공공성을 향하여
開催日:2020年11月17日 (火)
講師:金ヨンオク (生涯文化研究所オッキサロン研究活動家)
概要 : トランスジェンダーの女性が女子大学に入学しようとして挫折した出来事について行われた談話を検討してみる。形式的な性平等の高等教育が保障される現実で、「女子大学」という空間はどういう意味があるだろうか。
개요 : 트렌스젠더 여성이 여자대학에 입학하려다 좌절된 사건을 두고 벌어진 담론을 검토해 본다. 형식상 성평등한 고등교육이 보장되는 현실에서 [여자대학]이라는 공간이 지는 의미는 무엇일까.

◆ 第4回 「悪いフェミニズム」の政治学 ー より多くの連帯のために
[나쁜 페미니스트]의 정치학 - 더 많은 연대를 위해서
開催日:2020年12月15日 (火)
講師:李ヒョンジェ (ソウル市立大学都市人文学研究所)
概要 : 新自由主義の家父長制で女性に与えられた道徳に対抗し、個人の選択と成功を目指す「悪い女」と、家父長制的資本主義体制と女性に関するスケープゴート論理を揺るがす「悪いフェミニスト」。世の中に挑戦する「悪いフェミニスト」と社会変革について考える。
개요 : 신자유주의 가부장체제에서 여성에게 주어진 도덕에 맞서 개인의 선택과 성공을 꾀하는 [나쁜 여자]와 가부장적 자본주의 체제와 여성에 관한 희생양 논리를 뒤흔드는 [나쁜 페미니스트]. 세상에 도전하는 [나쁜 페미니스트]와 사회변혁에 대해서 생각한다.

◆ 第5回 新自主主義のフェミニズムを考える ー フェミニズムの大衆化を再考する
신자유주의 페미니즘 - 페미니즘의 대중화를 다시 생각한다.
開催日:2021年1月5日 (火)
講師:鄭ヒジン (女性学研究者)
概要 : 女性の個人化と欲望に基づく新自由主義的フェミニズムはフェミニズムの大衆化をもたらしたが、それが果たしてポストコロナ時代のオルタナティブになることができるだろうか。フェミニズムの大衆化と新自由主義とはどういう関係があるだろうか。ポストコロナ時代を考える共存の政治学としてのフェミニズムについて考えてみる。
개요 : 여성의 개인화와 욕망에 기반한 신자유주의적 페미니즘은 페미니즘의 대중화를 가능하게 하였지만, 그것이 과연 포스트 코로나 시대의 대안이 될 수 있을까. 페미니즘의 대중화와 신자유주의와의 관계는 무엇일까. 포스트 코로나 시대를 사유하는 공존의 정치학으로서의 페미니즘에 대해서 생각해 본다.

◆ 第6回 フェミニズムとトランスジェンダー - 横断と拡張の運動を模索するために
페미니즘과 트렌즈젠더 - 횡단과 확장의 페미니즘 운동을 모색하기위해서
開催日:2021年1月12日 (火) *連続週になります
講師:孫ヒジョン (文学評論家)
概要 : フェミニズムの政治と他の性少数者とはどのような関係になるべきなのか。マルチトラックの運動と、身の回りに一緒にする大衆フェミニズム運動について考えてみる。
개요 : 페미니즘 정치와 다른 성 소수자와는 어떤 관계를 맺어야 할까. 멀티트랙운동과 주변에 함께 하는 대중페미니즘 운동에 대해서 생각해 본다.

特別企画「コロナ時代のフェミニズム」(梨の木舎) 翻訳出版会予定(12月~1月)
詳細は別途ご案内します
특별기획 [코로나 시대의 페미니즘](나시노키샤) 번역출판 기념회 예정(12월-1월)
상세안내는 별도로 드리겠습니다

単発のお申込み
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[コース9] 韓流映像が描いている今の韓国
タイトル:韓流ドラマから時代精神を読み取る PART2

概要:

期間:2020年10月 - 2021年1月 / 全6回
時間:14:00 ~ 16:00
曜日:原則として隔週土曜日

開催方法と定員:
- オンライン 40名
- オフライン 10名 あめにてぃCAFE・梨の木舎
https://goo.gl/maps/8taDBKmNVk22J3BP9
※ お申込み時、購入者情報の備考欄に、オンラインかオフラインのいずれをご希望か明記してください。

コーディネーター:
- 李泳采 (恵泉女学園大学)
- 佐相洋子 (翻訳家)

◆ 第1回 幻の作品『砂時計』を読み直す
開催日:2020年10月24日 (土)
講師:李泳采 (恵泉女学園大学)
概要:

◆ 第2回 韓国ドラマがなぜ日本でうけているのか
開催日:2020年11月7日 (土)
講師: 遠藤行泰 (BS朝日韓国ドラマ担当)
概要: ドラマは心の報道です。韓国ドラマ視聴歴は約30年、報道に25年程関わってきたテレビマンが日本における韓国ドラマの現状、第四次韓流ブームは本当か…など熱く語り尽くします。

◆ 第3回 コロナ後の中国、中国から見た日本、そして韓流
開催日:2020年11月21日 (土)
講師:中島恵 (ジャーナリスト)
概要:韓流ドラマの中には「日本」と並び「中国」もしばしば登場します。しかし、中国のことは隣国の韓国人や日本人にとっても、わからないことだらけです。日本で報道される中国は政治や外交のニュースが多く、一般の中国人の考え方や中国の社会情勢については報道される機会が少ないからです。
本講座では、新型コロナがほぼ収束した中国の現状や「中国人の今」をお伝えするとともに、中国人から見た日本、そして韓流についてお伝えします。中国の90后(90年代生まれ)や00后(2000年代生まれ)の若者たちは、それ以前の世代の中国人とはまったく異なった思考回路を持ち、韓国に対する考え方や、ライフスタイルも、それまでの世代とは異なります。変わりゆく中国を知ることは、東アジア全体を知るきっかけにもつながると思います。

◆ 第4回 ドラマ『シグナル』と過去清算のあり方
開催日:2020年12月5日 (土)
講師:李泳采 (恵泉女学園大学)
概要:

◆ 第5回 韓国俳優・作り手たちから見る韓流
開催日:2020年12月19日 (土)
講師:林るみ (朝日新聞記者)
概要:なぜ韓国ドラマは面白いのか。その演じ手、作り手たちは何を考え、どんな作業をしているのか。その精神性を知りたいと、20年にわたりぺ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、ヒョンビンら、数多くの韓国俳優たちへのインタビューしてきました。また「砂時計」をつくった故キム・ジョンハク監督、「宮廷女官チャングムの誓い」の脚本家キム・ヨンヒョン作家ら、名作を手がけた作り手たちへの取材も重ねてきました。彼らから聞いた話は、時に驚きの内容であり、また傑作がなぜ生まれたのかを解き明かすものでもありました。
今回の講座は、韓国の国民的ドラマ「砂時計」(1995年)、「私の名前はキム・サムスン」(2005年)、「根の深い木」(2011年)はどのように生まれたか、作り手から聞いた秘話などを紹介します。また「愛の不時着」(2020年)でなぜヒョンビンはあのような演技ができたのか、彼へのインタビューから読み解きます。

◆ 第6回 ドラマ『Kingdom キングダム』と政治の責任とは
開催日:2021年1月9日 (土)
講師:李泳采 (恵泉女学園大学)
概要:

単発受講のお申込み
https://apply.npa-asia.net/categories/2813809

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