劇場公開、再始動。 ドキュメンタリー映画『アリ地獄天国』


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劇場公開、再始動。
ドキュメンタリー映画『アリ地獄天国』
https://www.ari2591059.com/

 ぼく、営業成績トップ。
 いま、終日シュレッダー業務。
 なんで?

営業職34才の男性が、個人加盟型労働組合に加入。
職場の改善を求めて闘った3年間の記録。
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『アリ地獄天国』(日本/2019年/98分)

・山形国際ドキュメンタリー映画祭2019 公式上映作品
・貧困ジャーナリズム賞2019 受賞作品
・第15回トルコ国際労働者映画祭 公式上映作品(トルコ・2020年5月)
・第20回ニッポン・コネクション 第1回ニッポンオンライン賞受賞(ドイツ・2020年6月)
・門真国際映画祭2020 ドキュメンタリー部門 優秀作品賞受賞(2020年8月)
・第2回ピッツバーグ大学 日本ドキュメンタリー賞グランプリ(米国・2020年9月)
・福井映画祭14th 長編部門入選(2020年11月)
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●イントロダクション
「ブラック企業」や「ブラックバイト」といった言葉が広く認識され、大きな
社会問題となった。それでも法律を無視し、不当な労働条件や長時間労働を強
いる企業は後を絶たない。大企業での過労死や過労自死も記憶に新しい。政府
も「働き方改革」を重要政策とし、労働環境の改善を求めるようになった。
だが、新型コロナウイルスの拡大により先が見えない状況の中、いまや世界規
模で失業や生活の不安が広まっている。
本作は、理不尽な労働環境に置かれた30代の社員が個人加盟の労働組合に加わり、
会社の改善を求めて闘った3年間の記録である。
この不安定な世界で、どうしたら働き方を変えて、自らの尊厳を保ち、生きていけるのか。
この映画の鑑賞体験は、あなたにそのヒントと、変革の勇気をもたらすかもしれない。

●ストーリー
とある引越会社。社員は自分たちの状況を「アリ地獄」と自嘲する。長時間労働を強いられ、
事故や破損を起こせば、会社への弁済で借金漬けになるからだ。本作の主人公、西村有さん
(仮名)は34歳の営業職。会社の方針に異議を唱え、一人でも入れる個人加盟の労働組合(ユニオン)に
加入した。するとシュレッダー係へ配転させられ、給与は半減。さらに懲戒解雇にまで追い込まれた。
ユニオンの抗議により解雇は撤回させたが、復職先はシュレッダー係のまま。会社に反省の色は見られない。
西村さんは、「まともな会社になってほしい」と闘いを続け、次第にたくましく変わってゆく。
本作の監督・土屋は、仕事で悩む親友の自死を防げなかった後悔とともに、
3年にわたる闘いに密着する。生き残るためのロードームービー(労働映画)。
結末はいかに!

●スタッフ
取材協力:プレカリアートユニオン
ナレーション:可野浩太郎
主題歌:マーガレットズロース「コントローラー」
構成:飯田基晴
整音:常田高志
企画:小笠原史仁・土屋トカチ
広告デザイン:信田風馬(創造集団440㎐)
制作:映像グループ ローポジション・白浜台映像事務所
配給:映像グループ ローポジション
監督・撮影・編集・構成:土屋トカチ

●予告篇
https://youtu.be/tgp2uvZ2Jqs

~上映劇場/映画祭~
<関東>
●ユーロスペース http://www.eurospace.co.jp/ 10月24日(土)より
・10月24日(土)、25日(日) 上映後、土屋トカチ監督による舞台挨拶。
・11月1日(日)上映後、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんと土屋トカチ監督によるトークイベント。
 映画本編とトークイベントの「オンライン配信」が決定。上映時間や料金などの詳細は後日、公式ウェブページで公開。
●シネマ・チュプキ・タバタ http://chupki.jpn.org/ 11月1日(日)より
●横浜シネマリン https://cinemarine.co.jp/ アンコール上映/開時期未定

<関西>
●京都みなみ会館 https://kyoto-minamikaikan.jp/ 公開時期未定
●神戸・元町映画館 https://www.motoei.com/ 公開時期未定

<映画祭>
●福井映画祭14th https://fukuifilmfestival.jp/topic/2409
11月7日(土)14時20分~ オンライン上映

映画『アリ地獄天国』に関する、お問い合わせ・詳細は
公式ウェブページ https://www.ari2591059.com/

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