2018年9月27日(木) ディストピア日本と希望のまちソウル  ~市民運動がつくる「もうひとつの公共サービス」~

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   ディストピア日本と希望のまちソウル
 ~市民運動がつくる「もうひとつの公共サービス」~
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9月27日に、弁護士の宇都宮健児さん(希望のまち東京をつくる会)をお招きして、
講演とパネルディスカッションをおこないます。

宇都宮さんは、昨年韓国を訪問され、
ソウル市で進んでいる「市民民主主義革命」をつぶさに視察されてきました。
今回はそのソウル市の状況と日本の現状を語っていただき、
また、いま日本の公共サービスの現場で活動されている方々との、
パネルディスカッションも予定しています。
ぜひみなさまのご参加をお願いします!

●日時: 2018年9月27日(木)18時30分~20時30分(18時開場)
●場所: 文京区民センター2A
       (文京区本郷4-15-14)
            都営三田線・大江戸線「春日駅A2 出口」徒歩2 分
            東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b 出口」徒歩5 分
            東京メトロ南北線「後楽園駅6 番出口」徒歩5 分
        地図 http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754
●講演: 宇都宮健児さん (希望のまち東京をつくる会)
●パネル討論
・大利英昭さん(都庁職病院支部書記長)
 都立病院の民営化に反対する
・内海まさかずさん(栃木市議)  
 栃木から見た地域の貧困と福祉
・郵政産業労働者ユニオン
 民営化された公共サービスの非正規労働者
  ×
・宇都宮健児さん(希望のまち東京をつくる会)

資料代: 500円

国鉄分割民営化で駅が、郵政民営化で郵便局が、町村合併で役場がなくなり、
自治体の赤 字を理由に公立病院は潰され、保育園や図書館は民間業者に丸投げ。
基本的人権を支える公共サービスを採算と効率化だけで切り捨てる政治がまかり
通ってきました。そして今、 政府は「将来フルスペックの公共サービスは提供できない」
と言い始めました。

「フルスペックではない」とは、小学校や図書館がないまちがでてくるということで、
そ の隙間に営利企業のビジネスチャンスをつくるということです。「公共サービスは人権」
という考えに基づけば、このような未来はとは、人権がないがしろにされ、金銭で売り買い
されるディストピア(絶望の社会)に他なりません。

一方、お隣の韓国の首都、ソウルでは非正規公務員の正規化をはじめ、希望ある自治体
改 革が進められています。その「希望のまち」を見て来た宇都宮健児さんをお招きして
お話を伺います。

宇都宮さんの講演に続いて、公共サービスの現場に携わる皆さんを交えてパネル討論を
し ます。過酷労働がまん延し、待遇は非正規にもかかわらず労働と隷従だけはフルスペック
を求められる日本との違いは何か。地域の貧困と福祉という視点からも議論。

●主催: attac公共サービス研究会
attac公共サービス研究会は、公共サービスで働く人々と地域の利用者が連携して、
新自 由主義の攻撃である民営化に抵抗し、「もうひとつの公共サービス」の理念を
つくること を目的にしています。

attac公共サービス研究会 http://attaction.seesaa.net/

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