2017年11月12日(日) 世界の核災害に開する研究成果報告会

世界の核災害に開する研究成果報告会
日時:2017年11月12日(日)10:00~18:30(開場9:30)
場所:星陵会館ホール
   東京都千代田区永田町2-16-2
   永田町駅6番出口より徒歩3分
  (6番出口を出た後、振り返ってお進み頂き、一本目の細いほうの道を右に進み、
   緩やかな道を下るように進むと、右手にあります。)
  (遠方よりお越しの際には、山の手線有楽町駅で、東京メトロの有楽町線にお乗り換え
   のうえ、2つ目の永田町駅での下車をお勧めします。)
   地図↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000yz7f-att/2r9852000000yzvf.pdf
参加無料
定員400名・当日先着順(終了後の懇親会は要予約)
プログラム
10:00-12:00
◆科研費共同研究の概要と、ウラル核惨事、ウィンズケール火災事故、
               ウラジオストク原潜臨界事故の顛末〔今中哲二〕
◆マーシャル諸島米核実験の「その後」
         ~核災害からの「再生」・「復興」はあるのか~〔竹峰誠一郎〕
◆仏領ポリネシアでのフランス核実験と公式報告に見る放射能汚染・
                          被ばく状況〔真下俊樹〕
◆住民の核実験に対する認識について
 ~セミパラチンスク地区における質問票調査とインタビューより~〔平林今日子〕
13:20-15:20
◆核被害者への援護制度~セミパラチンスクと原爆被爆者を事例に~〔川野徳幸〕
◆ABCCと米原子力委員会の被爆者調査              〔高橋博子〕
◆放射線の継世代(遺伝的)影響研究の現状と問題点
               ~核被害者次世代の人権を考える~〔振津かつみ〕
◆事故31年、チェルノブイリ高濃度汚染地域の内部被ばく       〔木村真三〕
15:40-17:40
◆誰が、どうやって事故を収束したか?
           ~チェルノブイリ・東海村・福島の現場で~〔七沢潔〕
◆英国の核災害時緊急事態対応体制から学ぶ           〔進藤眞人〕
◆米国の核廃棄物問題の現状                  〔玉山ともよ〕
◆台湾の原子力政策の転換過程
        ~「フクシマ・エフェクト」はどう作用したのか~〔鈴木真奈美〕
17:40-18:30
総合討論「世界の核災害と福島を繋ぐ想像力に向けて」

主催:「世界の核災害後始末調査」科研費グループ(代表:今中哲二)
   「被ばく被害の国際比較研究」科研費グループ(代表:川野徳幸)
後援賛同団体:
 広島大学平和科学研究センター、おいしい水研究会(水研)、
 京都大学原子炉実験所原子力安全研究グループ、グローバルヒバクシャ研究会、
 原子力資料情報室、原爆の図丸木美術館、国際環境NGOグリーンピース・ジャパン、
 国際青年環境NGO A SEED JAPAN、「終焉に向かう原子力」実行委員会、
 世界ヒバクシャ展、チェルノブイリ子ども基金、ビューマンライツ・ナウ、
 ふぇみん婦人民主クラブ
問合せ先:sekainokakusaigai★gmail.com ←★を@に置きかえてください。

科研費成果報告会の経緯と主旨
 長らく関わってきたチェルノブイリ事故調査の延長として、かつ福島原発事故に関連する状況を踏まえて、『世界の核災害における後始末に関する調査研究』というテーマで4年前に科研費を申請したところ採択されました(2014~2017年度。代表:今中、分担:川野、竹峰[2017より]進藤)。
 今年が最終年度なので、それなりの締めということで、『世界の核災害』をキーワードにして、広島大・川野さん代表の科研費『被ばく被害の国際比較研究:セミパラチンスク、チェルノブイリ、広島・長崎、福島』(2015~2018年度)との共催での成果報告会を企画しました。
 各メンバーには、科研費テーマに限定せずに、これまでにやってきたことを報告して頂き、また今回の科研費には直接関係していない方(真下、木村、七沢)にも報告をお願いしました。
 学者・研究者に限らず、原子力問題に関心のある一般の方々にも参加してもらえる報告会にしたいということで、いろいろな団体に賛同していただき、東京でやってみることにしました。
 報告会の内容については、京都大学原子炉実験所レポートとして公開する予定です。(今中記)

報告者紹介
今中哲二(いまなか・てつじ)
京都大学原子炉実験所研究員。専門は原子力工学。チェルノブイリ原発事故など原子力が仕出かしてきた不始末に関わる研究に従事。昨年3月京都大学を定年退職し、今は非常勤研究員。

竹峰誠一郎(たけみね・せいいちろう)
明星大学教員。「グローバルヒバクシャ」の概念を提唱し、社会学と平和学の見地からマーシャル諸島の米核実験被害調査に従事。主著『マーシャル諸島 終わりなき核被害を生きる』。

真下俊樹(ましも・としき)
フランスの民生・軍事核政策を研究。15年前からフランス核実験被害者運動と関わる。埼玉大学経済学部非常勤講師。脱原発と核被害者の国際連帯に、非力ながら残りの人生を使う予定。

平林今日子(ひらばやし・きょうこ)
京都大学大学院医学研究科特定助教。セミパラチンスク核実験場周辺住民の聞き取り調査に携わり、社会学的観点から核災害の実態の一端を明らかにしようと試みている。

川野徳幸(かわの・のりゆき)
広島大学平和科学研究センター・センター長/教授。専門は原爆・被ばく研究。広島・長崎、セミパラチンスク等の核災害に関する研究に従事。特に、被災者の被ばくによる精神的・社会的影響について考察している。

高橋博子(たかはし・ひろこ)
名古屋大学法学研究科研究員、明治学院大学国際平和研究所研究員。原爆・米核実験等の放射線被ばくについて米公文書を調査。主著『封印されたヒロシマ・ナガサキ』、共著『核の戦後史』。

振津(ふりつ)かつみ
内科医。被爆者医療医療の経験をもとに、26年前「チェルノブイリ救援関西」を立ち上げる。専門は放射線の遺伝的(継世代)影響。現在、兵庫医科大学・遺伝学・非常勤講師。医薬基盤栄養健康研究所・研究員。

木村真三(きむら・しんぞう)
放射線衛生学者、獨協医科大学准教授。東海村臨界事故を経験し、それ以来、チェルノブイリ原発事故における人体影響の研究に従事。福島で起きた事故ではいち早く福島に入り汚染の実態を調査。現在、福島在住。

七沢潔(ななさわ・きよし)
ジャーナリスト。チェルノブイリ、東海村、福島の原子力事故を取材。隠された事故像の発掘に関心を持ち続けている。現在NHK放送文化研究所上級研究員。著書に「原発事故を問う」(岩波新書)ほか。

進藤眞人(しんどう・まひと)
早稲田大学社会科学部助教。専門は環境行政法。本科研費事業では、行政府のアカウンタビリティ確保という観点から、核災害緊急事態対応体制を研究。『チェルノブイリ事故から25年:将来へ向けた安全性-2011年ウクライナ国家報告』を監訳。

玉山(たまやま)ともよ
南山大学人類学研究所非常勤研究員。研究テーマは、米国南西部ウラン鉱山開発と環境正義運動。先住民族と「核」に関心がある。普段は、兵庫県篠山氏で有機農業、育児等に専念。篠山市原子力災害対策検討委員会市民委員。

鈴木真奈美(すずき・まなみ)
ジャーナリスト。核エネルギーの「平和利用」をめぐる国際関係をテーマに調査・執筆。主著『日本はなぜ原発を輸出するのか』、共著『脱原発の比較政治学』ほか。現在、明治大学大学院助手。

懇親会(要予約・先着80名)
■19時~ 星陵会館4階レストラン「シーボニア」
■会費5000円(税込)
■懇親会の予約申込みは以下のメールアドレスまで
 sekainokakusaigai★gmail.com ←★を@に置きかえてください。
■懇親会の予約申込みは、11月5日(日)までの受付予定
(報告会そのものは当日先着順で参加予約はありません。)

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