2017年5月27日(土) 第35回憲法を考える映画の会『「知事抹殺」の真実』

【第35回憲法を考える映画の会『「知事抹殺」の真実』のご案内】

8回目の映画のご案内メールをお送りさせていただきます。
今回は5月27日に予定しています第35回憲法を考える映画の会『「知事抹殺」の真実』を紹介させていただきます。

第34回憲法を考える映画の会「憲法映画祭2017」ご紹介のお願い

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第35回憲法を考える映画の会
日時:2017年5月27日(土)
13:30~16:30
会場:千駄ヶ谷区民会館 集会室
(渋谷区神宮前1-1-10 原宿駅10分)
映画『知事抹殺の真実』
2016年制作・80分・安孫子 亘 監督
参加費:一般1000円 学生500円

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官僚も、マスコミも、司法さえも支配下に組み込んで、
「権力」は“わたしたち”を監視、威圧、コントロールしてきた。
その彼らは今、「共謀罪法」という「武器」を強引に手に入れようとしている。

2017年5月27日の「憲法を考える映画の会」は、2016年に制作されたドキュメンタリー映画
『「知事抹殺」の真実』を一緒に見て私たちの自由と権利の危機について考えます。

私たちは、戦争する国の準備を続ける安倍政権の政策に反対し、
その内に向けた弾圧の道具ともなる「共謀罪法」に反対してきました。

「共謀罪法」は、権力が自分たちにとって不都合なことを言う者や反対する者を、いつでも逮捕、取り調べできる法律です。
そうすることで、私たちのような市民運動を威圧し、萎縮させるものです。

何が共謀罪に当たるか、その解釈は捜査する側の意のままです。
捜査する側が疑いを持てば、どんな罪にも結びつける(テロ準備とでっち上げる)ことができます。
実際、今回の映画の中でもあるように、これまでも検事の作り上げた「調書」のストーリィに沿った自白を強要し、それによって起訴し、有罪にしてきたのですから。
起訴の先にある裁判も、公平ではありません。
たとえ国民=人間を第一に考えた判決が出ても、上級審に行けば、ことごとく覆されています。

官僚も、マスコミも、司法さえも、政権の意向に沿って、忖度した行動がはびこっています。
反対に政権側は、身内に不正がある場合、法的な間違いがあっても正そうとはしません。
「人間といのちを第一に守ろう」という考えに立っていないからです。
戦争できる、それによって利益が得られる、そして自分たちの都合の良いように反対するものを押さえつけられる国をめざしているからでしょう。

そうしたおかしな政治、社会を考え直す材料として、ドキュメンタリー映画『知事抹殺の真実』を見ます。
福島県知事を陥れた「収賄額ゼロ円で有罪」という「謎の収賄事件」を描いた映画です。
あわせて、今、同時多発的に起こっているどう考えてもおかしい数々の事件と政治状況について考えていきたいと思います。

まず今、進められている共謀罪法を止める、さらに今の刑事・司法が抱えている問題をただす。
それらの問題を動かしている者を明らかにし、そういった問題が、自分たちこそが当事者であるという認識をもち、行動に結びつけたいと思います。

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